🦀すけべなソシャゲは楽しいぞい🦀

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みんなでこの可愛いいきものを愛でよう!

 

こんにちは。引っ越し鬱により限界ソシャカスオタクになっているどうぶつです。FGOでフレンドの太公望を酷使しながらシャニライのカミュイベを走っていたので、なんていうか前野智昭の過剰摂取状態です。ついでに言うと絆目的でアシュヴァッターマン入れっぱなしパーティー組んでるのと、黒崎蘭丸も入れっぱなしパーティーを組んでいるので自動的に鈴木達央も過剰摂取しています。あとはスタマイとツイステを合間に触っているので梅原裕一郎も過剰摂取しています。他の人はそうでもないです。

 

さて、もうすでに4作手をつけていますが更にプレイしているソシャゲがありまして、それがみんな大好き台湾産脱法すけべBLゲー

NU:カーニバル

です。今日はこれの話をします。

サービス開始直後に常識がどうかしちゃってる服装の司祭が話題になったことでお馴染みの本作ですね。

と言いたいんですけど、それもどうやら結構局地的な盛り上がりだったらしく世間的な知名度はそうないと聞いてびっくりしました。

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みんなこの色々まずいですよとしか言えない司祭のこと知らないんですか!?!?!?!ご存じない!?!?!?!ご存じないなら彼の乳首ピアスだけでも覚えて帰ってください!!!!!!!!

 

というわけでご覧の有り様のソシャゲです。ご覧の有り様なのでストアの審査が通らずipaファイルをごにょごにょして入手するソシャゲです。台湾産です。個人的には台湾のことを私の性癖にとても優しい場所だと思っているのでまた台湾がやったのか、という気持ちでいっぱいです。台湾産なのでごにょごにょするとエロシーンのモザイクも吹き飛ばせるという素敵なソシャゲです。みんなもやろう。ごにょごにょするけど。

で、このNU:カーニバル(以下面倒なので🦀)わりと面白いぞという話をしたいと思います。みんなもやろうぜすけべなゲーム。

 

面白ポイント

 

①ゲームシステム

まずはゲームシステムについて。私の中でこれが高得点なんですが、明確に女性向けとして世に出されているソシャゲでは結構珍しいであろうRPG形式のバトルをしながら進めるゲームなんですよね🦀って。これが普通に楽しくて。

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こんな感じでウサギとかが敵として出てくる。

何がいいってこれ、ステージごとに推奨戦力が定められているんですが、高レアカードを揃えて脳死で殴れば余裕で勝てるって難易度になってなくて、だけど戦力の合計が推奨値に達してなくてもスキルやカードの組み合わせとかの工夫で上手いこと勝てるっていうバランス。これがね、結構楽しいんですよ。

敵は数ターンごとに特殊攻撃(FGOで言うところの宝具)を放ってくるんですが、この攻撃がくるタイミングを読んでタゲ集中持ちの盾役キャラのスキルを発動させられるよう調整したり、敵の行動パターンを覚えてうまくスキルを使ったりの工夫で推奨戦力値2万超えのところ1万弱とかで勝つのが楽しくて……。俺もうSRのバッファーとSSRのヒーラースキル持ちオリビンがいないと戦えねえよ……。

女性向け作品はどうしても普段ゲームをしない人たちも取り込む都合、高レアカードでただ殴るだけみたいな難易度にされがちなところ🦀わりとしっかり作ってて面白いです。オリビンの性能が良すぎる気はするがまあ……。

 

②インスタント脱衣

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ガチャでカードを手に入れたらすぐに服を脱がせることができる。

すぐ喘ぐ。

 

③乳首へのこだわり

さっき貼ったエドモンドは何気に陥没乳首。

そういうこだわりがある。なお淫魔はパフィーニップル。もうだめこのゲーム。ちなみにですがヘソも個性出してるので性癖が濃い。

 

④エロシーンがフルボイス

台湾産のゲームなのに日本語でフルボイス。あと声優が何気にアレ。こ、こんな脱法BLソシャゲなのに……

 

⑤エロシーンが動くしSEがきちんと動きに合っている

これはシンプルに芸が細かくて感動した。

 

こんな感じですかね。

とか言いつつ不満もあるので適当に書きます。

 

 

不満点

エドモンドの声がでけえ

そもそもキャラ間でボイスの音量が違ってて聞き取りやすい人とそうじゃない人の差が激しいんですけど、特にホワイトデーエドモンドの声がめっちゃでけえので笑ってしまって困るんで改善してほしいです。同じタイミングで実装されたはずなのに八雲くんと音量違いすぎて

「どうしてそうやって僕を怒らせようとす「スイーツを無駄にするな!」

って感じでバトルしてるとエドモンドがクソデカボイスで八雲くんをかき消していくんですよね。めちゃ笑った。マジで。カードによっても音量違いますけど、なんかオリビンも音量小さくてまあまあ聞き取りにくいです。八雲(ホワイトデー、SR)、オリビン(SSR、SRともに)、玖夜(SSR、SRともに)が比較的声小さい気がする。エスターとモルフィス(SR)、あとはガル(SSR)とエドモンド(SR)はたまに小さい時あるけど普通の音量かな。ケシーは何故か全く一切びっくりするほどちっとも来ないのでわからない。

とりあえず何故かホワイトデーエドモンドの声がデカいです。ウケるので直してくれ……!

 

SSR引かないとエロシーンが見られない

アイテム使って親密度を上げることでカードストーリーが解放されるシステムで、SR以上のカードにはエロシナリオも含まれるんですが、これの解放結構きついんですよね。親密度上げだけじゃなくて、カードのランクも上げないと先が読めないシステムなので。同じカードを重ねてカードのランク上げるか石割ってアイテム買って解放するかのどっちかでしんどい。

で、恒常SSRカードは引くだけでメインストーリー中のエロシーンが解放されて読めるようになるので、楽してエロを読むなら恒常SSRが必須です。しんどい。

楽してすけべを読ませてほしい。

 

③心なしか主人公受けの方が話がしっかりしている

このゲーム、キャラによって主人公の受け攻めが変わるという昨今の国産BLゲーでは絶滅してしまった仕様なんですが、メインストーリーの中でも攻めたちが中心になる章、つまり主人公が受けの時の話のほうがしっかりしてるなって……、思って……。

というのもこのゲーム、タチネコどっちもいけるしセックス楽しいから好き♡な主人公はもちろんなんですが、受けたちが揃いも揃ってセックス大好きかつわりとチョロい部分持ってるので、みんな即堕ちなんですよね。エドモンドは口では嫌がってるが体は正直なドマゾだし、オリビンも清楚な顔してエイトのちんちんのこと考えてるドマゾ、ガルくんなんかますたぁ♡おちんちんを入れるやつ、またやって♡と人前で無邪気に言いそうなのでおしまい。

力の暴走で人を傷つけないためにというお題目でセックスする八雲くんとか、エイトさんにその気にさせられたので抱いたケシーのほうがわりと納得できる。ただし玖夜は痴女顔するわメスガキわからせ需要高そうな言動するわななのに攻めなのでお前お前お前〜!!!!ってなるので悔しいです。

 

④課金がドル建て

為替レートを意識した課金を強いられる

 

⑤そもそも人に勧めづらい

まあ見ての通りなので人に勧められる要素がないのはお分かりかと思います。

その上Twitterエドモンドって検索しようとすると誕生日タグを差し置いて「エドモンド 陥没」とかエドモンド 排泄」とかのサジェストが出てきますからね。なんだそれ。

そういうわけで、検索は自己責任でお願いします。

ちなみにですが、この作品の二次創作は無様エロが好きであればあるほど楽しく見られる範囲が広がると思っているのでそういう性癖を持ち合わせておらずむしろ地雷みたいな人にはあんま向いてないと思います。

 

 

みんなもやろうぜ、すけべなゲーム。

以上です。

だからブログ書きたくねえのよ

復帰一発目が舞台挨拶なのシンプルにメンタルが心配なんですが、とりあえず普通に泣きました。

鈴木達央の復帰一発目が舞台挨拶……。

(追記:はめふらイベ現地参戦しましたが情緒がボロボロになりました)

いやわかる。漏洩疑惑でぶつかったのもこの作品なら、報道直後の一番大変な時期に一番迷惑かけられて、それでも待っていると宣言してくれたのもこの作品なので、確かに待ってくれてる場所はここしかないと思う。

前編が公開直前で他作品みたいにキャスト変更にすぐには踏み切れない状態だったとはいえ、それでも「作品の幕引きまで起用します」という異例の続投宣言をした作品だもんな。わかるよ。待っててくれたのはここしかないもんな。状況が状況だったから、他のどのコンテンツよりも早く、とにかく早急に今後の対応を示さなければならなかったというやむを得ない状況はあるにせよ、やらかした人間の続投をわざわざ宣言するという珍しすぎる対応をした作品だもん。普通は「何とは言わないけど色々あったんでキャス変します」って変更の事実を伝えるか、もしくは継続するなら特に宣言なんてしないはずですけど、わざわざ明確に続けてもらいたいと宣言するって相当めちゃくちゃ優しい対応だと思いますからね。

あー、あとうたプリも明言こそしなかったけど達央の帰りを待っていてくれてるのは感じたな。私は達央がどうのこうの以前に黒崎蘭丸が好きすぎて、達央の声も黒崎蘭丸のアイデンティティの一つだと認識しているためここだけはキャス変きたら泣き叫びます。人間性がキャラにそぐわないのはごもっともなんだけど私の黒崎は鈴木達央の声がするんだ……、彼の声以外がする黒崎蘭丸は黒崎蘭丸じゃないんだ私にとっては……。

なんかそう考えるとアマプラシンデレラの吹き替え最悪なんよな。あれずっと怒ってるんだけど。だって一人だけ露骨に名前消されてたからな、仕事してたのに。なんかそんなに出したくなかったなら時間かかってでも別の人に差し替えることはできなかったのかと思う。これは私がファンだから憤っているというより、おそらく大量に存在しているであろう達央の声を聞くのも無理という人が自衛できなくて可哀想だと思う部分が強い。まああと普通に私みたいに聞きたい人もわからんが。

字幕で見ろってことなんだろうけどあれマジで誰も幸せにならない。私みたいなやつは勝手にググって勝手に聞けるからまあいいけど、シンプルに聞きたくない人の気持ちを考えろ、隠すな。

ひとまずそういうわけで達央帰ってくるならFree!だと思ってたけどさ、舞台挨拶だとは思わないじゃん。胃が痛くなってきた。でもまあとりあえずチケットは応募したので当たったら行きます。私とOLDCODEXが出会った作品だしな。

 

ついでにこれはお知らせなんですが

24歳の息子の誕生日を祝いに駆けつけてくる恐怖の父親回だけ何故か再放送されるので見てください。

ついでに南国少年パプワくん再アニメ化してください。グンマ役の中島ヨシキが聞きたいんです。グンマ役の中島ヨシキが!!!!聞きたい!!!!中島ヨシキの声で高松ゥって泣きついてるのが!!!!聞きたいんです!!!!

なお、なんと私が関東に引っ越したその日に放送があります。草。どうしてこうなった。

 

以上です

 

 

 

もうこの話題でブログ書きたくねえ(本音)

ここまでのあらすじ

好きという気持ち - ウサギ小屋

ご結婚おめでとうございます - ウサギ小屋

不倫したwwwwww - ウサギ小屋

文春に撮られた推しの話 - ウサギ小屋

今日の日記 - ウサギ小屋

焼肉焼いても家焼くな - ウサギ小屋

はやく今年なんか終わっちまえ - ウサギ小屋

繋いだ手を離したくない話 - ウサギ小屋

 

ここからのあらすじ

もうこの話題でブログ書きたくないので絶対またいい芝居を聞かせてください。

ひとまず私は今とてもほっとしています。ソースの怪しすぎる記事じゃなくて、事務所がちゃんと公式に出した声明であることに。心の底から安心しています。

バカなことをしたよねと思います。みんなにドン引きされていたけれど、ぶっちゃけ私はやらかして頭が真っ白になって「もうこのまま生きていくのは無理だ、申し訳ないしつらい、もう死ぬしかない」と明後日の方向に追い詰められる気持ちがとてもよくわかるので、その心の弱さを責めたくはありません。でも心配したんだからなこの馬鹿くらいの罵倒は許してほしいなと思います。

というか彼の不倫報道から時を同じくして私のほうも私生活がボロボロになっていたのですが、ようやく出口を見つけて次に歩く道を見つけたところだったので、もはやなんていうかお互い頑張ろうねという優しい気持ちにさえなっています。まあ……、やったことは大馬鹿としか言えないし相変わらずドン引きなんですが……。ドン引きしすぎて罪もないMILKFED.が地雷になってしまい、このままではブランドが可哀想だとほぼお揃いのトートバッグを買って愛用しているんですよいい加減にしてください。不倫相手の方とお揃いである点を除けば普通に使いやすくて便利です。おすすめ。

まあそういうわけで、お互い2021年はゴミカスだったから今年は楽しく過ごそうな!という謎のお気持ちです。

おかえりなさい、待ってました。

あと頼むから二度とこんな情緒のどうかしてるブログ記事を量産させないでくださいマジで。

今年に入ってからブログの閲覧ランキングがひたすら達央、達央、パプワ、パプワ、パプワになってる私の気持ちを考えてくれ!?

 

以上です。

顔のいいロン毛の映画も観た話

あとしまつだけだと狂いそうだったので『鹿の王』も観ました。

顔のいいロン毛を浴びたかった。顔のいいロン毛は健康によい。

 

テレビで堤真一が声優初挑戦と紹介されており、えっ龍が如く7の若頭で声優してませんかと激しめに混乱したことで私の中でお馴染みの本作。あと顔のいいロン毛がいる。そして原作が小説。それ以外の情報はないままに観たのですが、とりあえず思ったことを書いていこうと思います。

 

さてこの作品ですが、あとしまつと同時公開にもかかわらず、そのインパクトに隠れてしまった微妙な作品という扱いを受けていました。た、たしかに……と思ってしまいました。凄く丁寧に作ってるし面白い作品であることはよーくわかるんですが、微妙。それは何故か。

話がちょっとわかんない。

そう、話がちょっとわかんないのである。もっと丁寧に言えば、固有名詞が難しいので耳で聞くだけではなかなか頭に入ってこない+国家間のままならない関係性が前半に集中して描かれているのコンボです。難しい固有名詞を聞き取り理解しながら人間関係や国家の関係性を把握するのがしんどい。私はこういうの比較的得意だという自覚があるんですが、それにしても難しいんですよ。かなり頭のリソースが必要です。苦手な人はたぶん置いていかれる。私も面食らった。

あと、ガッチガチに科学的な話をするホッサルと、ガッチガチにファンタジー文脈にいるヴァンとユナの話がほぼ同時に流れてくるので、これ多分原作読んでないと頭わちゃわちゃになると思います。私はなりました。

鹿(鹿とは呼ばれてなかったですが……)が植物を食べて取り込んだ抗体を人がその乳から摂取することで病に罹患しなくなるメカニズムや血液から抗体を取り出していた描写からして細菌やウイルス性の疾患だったような気がするんですけど、それはともかく病をばら撒く犬の王を継ぐ継がないという話を始めるので、結局のところ原因は呪詛的なファンタジー的なものでたまたま抗体があるだけなのか、科学的に説明がつくものなのかで混乱しました。あれかな、正体は治療ができる狂犬病みたいなもので、それに罹患した犬を不思議な力で従えることができますみたいな話かな。多分違うだろうな、違うということはわかる。

そんな感じで混乱はしたのですが、ストーリーはちゃんと掴めたし、ファンタジックな世界観にありながらめちゃくちゃ科学的な思考に基づく医学の道を進むホッサルというキャラクターがいるというのも珍しく、ヴァンとユナの関係性にも愛おしさがあり……、と凄く魅力的なポイントがあって。

そういうところに惹かれたし、普通に物語としても面白かったので、消化不良っぽくなっちゃってちょっと惜しいなという気持ちです。多分、ちゃんと作ってるからこそもっと食べたいと思うんでしょうね。原作ファンの方の受け止め方はわからないけれど、未読の私も誠実さのある作品だということは感じた。

まーでもね、長編小説をあれだけの尺に詰め込んだらそりゃあ話がわかりづらくなるよな、当たり前だよな。わかる。でもこのとっつきにくさで微妙って言われちゃうの心底もったいないと思うような素敵な作品であることもひしひし伝わってきたので原作未読なのにもう歯がゆい。なんとか良さを伝えようと脚本を工夫して作ったのであろうとわかる作品だからこそ、応援したい……。応援できない映画を観たあとなので余計に……。

 

 

という真面目な話はここらで切り上げます。ここからはただひたすらにホッサル様の話をします。

いやホッサル様まじでめちゃくちゃ最高なので彼だけでも観てってもらえませんかねと思う程度には最高だった。宗教的な価値観が根強い国の中で、科学的根拠に基づいた医療を施してる医者って設定からもうかっこいいじゃないですか。しかも博識で穏やかな優しい青年のようでいていたずらっ子のような顔で笑うのがチャーミングすぎるし、すごく賢い一方で馬術はイマイチなので川で立ち往生する馬と服びっしょびしょに濡らしながら格闘するし、戦闘能力が全然ないので襲われたら真っ先に庇われるし落馬して泥まみれになるし、なんていうか……、顔が良くて穏やかでチャーミングで可愛いイケメンなので最強でした。

しかもね!なんとね!髪が長い!!!!

普段は結っている長い髪の毛が、矢が掠めたことで解けてふわっと舞うのなんかね、最高でしたからね。そのまま落馬するし。

そしてねえ!!!!その後にねえ!!!!温泉に入るシーンがあるんですけど髪の毛が長いし下ろしてるからねえ!!!!もうねえ!!!!すごいんですよ!!!!何故か胸元を隠しながらお湯に浸かっててねえ!!!!

ニッコニコですよこっちは!!!!

もうニッコニコ!!!!笑顔が止まりませんわ!!!!わはは!!!!最高!!!!しかも光の加減と湯煙でちょーっと銀髪風の色味に見えるのもいい!!!!白い肌に長い髪の毛しかも前髪なしのセンター分けですからね!!!!健康になるなってほうが無理ですよこんなの!!!!最高!!!!ホッサル様最高!!!!顔がいいロン毛を食べたい欲をこんなに満たしてくれるなんてありがとうな!!!!映画代払った甲斐があったわ!!!!嬉し!!!!

 

健康になりました。ホッサル様、ほんまに顔が良すぎる。ミノムシみたいに布団にくるまって寝てるの可愛すぎる。顔が良すぎる。あと髪が長い。顔がいい上に髪が長い。100点。

 

以上です。

不評な映画を観た話(甘口バージョン)

『大怪獣のあとしまつ』を観ました。

最悪、の二文字で言い尽くせるということでもっぱらの怪作をね、観ちゃった。すごい映画だった。なんていうか、鵺みたいな映画でしたね。鵺。頭と胴体と脚と尻尾が全部違う生き物でお馴染みの鵺。もしくはミュルメコレオ。頭がライオン、体がアリのミュルメコレオ。

本記事では、そんな奇妙な映画について、なるべく肯定的に語ってみたいと思います。検索したら批判は浴びるように読めると思うので。珍しい肯定的な記事として書きます。というか駄作は叩いていいという風潮もあまり好きではないので……。

ただまあ、私の評価がマイルドに言って「鵺」とか「ミュルメコレオ」だった点から色々察して貰えると嬉しいです。はい。

そういうわけで、あまり世に出したくはないが言いたくもなる不満点を若干キレながら書き連ねた辛口バージョンをご用意しました。物好きだけが見てくれ仕様にしたかったのですが、はてなブログだと記事へ個別に公開制限をかけられなかったので、noteの有料記事機能を使って書きました。物好きな方はぜひどうぞ。いただいた100円はコンビニで千切りキャベツを買う費用にあてます。

不評な映画を観た話(辛口バージョン)|兎乃ぱふぇ|note

 

 

というわけでよかった点ですが、まずは大怪獣の死体の後始末をするというコンセプトです。これ特撮好きな方々からは特に目新しいものでもないじゃないかとの批判を浴びていたのですが、特撮に造詣が深くない私のような人間には「へーそこを切り取るって面白いな」と思わせたので、すごく評価できると思います。

アイディア自体が画期的なわけではないけど、知らない人に興味を持たせるというのはすごく意義があると思うので。宣伝の仕方に難ありかなとは思いますが、コンセプトそのものは批判されるような悪手ではなかったのかなと。というか、死体処理については他作品でも触れられはしますが、それ「だけ」にフォーカスした作品ってのは珍しくないですか?私が知らないだけ?

 

次によかったなと思ったのは、コミカルなテイストにしたこと。これも正直なところ批判はされるだろうなと思いましたが、その存在意義については肯定的に捉えています。

ほら、怪獣映画にはどうしても緊張感がつきものじゃないですか。人類がこれまで出会ったことのない厄災とぶつかり合うわけですから当然といえば当然ですが、やはり緊張しっぱなしというのも観ている側からすればある意味では気が詰まってしまう部分もあるわけで。シンゴジラ好きだけどなかなか気軽に観よ!とはならない映画だからね……。そうした、いかにも緊迫感のありそうな作品の中にギャグシーンを散りばめることは、観客にとっての箸休め。だからギャグを入れて緩い空気感を吸わせ、肩肘張らずにラクに見られるようにした構成は悪くなかったように思います。

よく頭を空っぽにして見られる作品なんて言いますが、シリアスで堅苦しそうな作品に見せかけてゆるいギャグが多めの作品だったというギャップが本作にはあるので、その意外性を味わわせてくる点はわりと好きでした。是非はともかく。

お話の構成で言うならば、現場に出ている特務部隊の動きはおふざけなしで、その裏で政策を練る内閣府の面々はコメディリリーフで、と役割をきちんと分けていたところも悪くはなかったように思います。先程も同じ話をしましたが、緊迫した現場だけを見続けていると疲れますが、だからといって緊張感を削いでしまうのもよくないので。そう考えた時に、役割をきちんと分けることで棲み分けをさせた構造は古典的ですがよかったのかなと思います。

問題は緊張感が削がれすぎていなかったかという点ですが、まあそこは……。構造そのものが悪いわけではないと思ったので、やっぱり塩梅の問題ではあるんじゃないかなと思います。

また、現場での動きのみならず裏での取引きめいた話を入れるのも観客の興味を惹く工夫としてはよかったと感じました。なるほどここでこの人はこういうふうに動いていたんだな、という駆け引きを見るとやっぱりワクワクしますからね。ただその出来はあまり良くないと言わざるを得ないので、肩透かしを食らってしまった人は多いかもしれません。

 

そんな話の構成以外にもいいなと思ったのは、俳優陣の演技。特に主演の山田涼介氏の演技でした。顔立ちがはっきりしているので、特撮的というか、なんというかちょっと味付けが濃い芝居をしても浮かないんですよね。本作は特にキャラクターの味付けが濃い作品なのですが、それに負けない表情を作っていて、ああ顔の説得力ってこういうことなんだなと感じました。邦画にありがちなセリフの聞き取りにくさもなく、格好つけたセリフも嫌味なく聞けて、役者としての彼の才能を感じられました。というか実は演技してるの観たの初めてだったんですけど、真っ先にえっいいじゃん!と思いました。高評価です。

役者の演技といえば、オダギリジョーもめちゃくちゃよかったですね。出番が多いわけではなく、またセリフが多いわけでもない、見せ場が多いわけでもないんですが存在感はピカイチ。爆煙を背後にゆっくりとこちらに歩み寄ってくるテンプレートな画面でも見劣りしない存在感。ヘルメット被ってドレッドヘアで、工事現場スタイルで、なのに只者ではないと思わせるオーラを纏っていて最高でした。この役にオダギリジョーを起用したのは大正解ですね。かっこよかった。

あとは西田敏行演じる総理もよかったですね。情けなくて子供っぽくて頼らなくて、でも憎みきれないおじさん。そういう役を演じているのがよく似合っていて。

なんか全体的にわりとキャスティング上手いんですよねこの作品。この人にこれを演じさせたらいいだろうなというツボを押さえてきている。それはとても伝わりました。

 

などとつらつら語りましたが、総評としてはストーリーの骨子が悪いわけではなく、素材もよく、役者もいい。という点です。ただ問題はそれらが本当に、見ていて悲しくなるほど噛み合っていないところ。なんの化学反応も起きてないんですね。

たぶん、よかった点をつなぎ合わせる「物語の展開」とか「観客を惹きつけるトリック」とか「ギャグの配分や内容」なんかの要素が上手く機能してなかったからこうなったんだろうなーと思わざるを得ません。取り扱うテーマは面白そうと思わせてきたし、お話の作り方の骨組みも、どんな効果を狙っていたのかがわかるしそのチョイスもいいと思う。役者の演技はみんな良かったし役にマッチしている人もたくさんいた。だけど、それらが全然まとまっていない。つなぎを入れてないハンバーグみたいなんです。玉ねぎと、豚ひき肉と、牛ひき肉になってる。分裂しちゃってるの。合い挽き肉でもなくなっちゃった。あと、つなぎはないけどナツメグがめっちゃいっぱい入ってる。だからハンバーグじゃなくて、玉ねぎと豚ひき肉と牛ひき肉のナツメグ炒めデミグラスソース添えみたいな料理ができてる。そういう映画でした。

世間の言動はちょっと過激すぎますが、そういう旨みや良さをばらばらにしてしまうという点ではまあ世間的な評価が芳しくないってのはよくわかってしまう感じですね。悪い要素だけではないけど、その良さを味わい尽くせないほどのナツメグが入った謎炒めがこの映画なんだと思います。

ちなみにオチについてはさすがに庇いきれませんでしたが、いっそ馬鹿馬鹿しく、もうこういう方面に振り切って作れば良かったのに〜!と思いました。振り切ってたら絶対面白かったって。いや……、内閣を見るにそうはならなかったかな……、いやでも、今よりはきっとまとまりのある仕上がりになってたと思う……。

 

以上です。

 

自由人ウサギ

『マジックの憂うつ』を聞いた衝撃からパプワ(南国少年及びPAPUWA全巻+アニメ全話)を履修し、更にフォロワーのフォロワー(面識はない)から『未来冒険チャンネル5』購入資金の献金を受け、その残金で

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宣言通り『自由人HERO』を購入して全巻読んだので完全体になりました。

という話です。

ちなみに、私が「息子の耳たぶを一晩中舐めるな」と言ったせいでパプワに手を出してしまったフォロワーも完全体になっていました。ウケる。

 

さて感想なのですが

集英社だから痴女に耐えられたけどエニックスだったら耐えられなかった

というのが正直な気持ちです。それくらい痴女がいなかった。あと前半のほうはわりと普通に普通のバトルもの漫画をやっており、柴田亜美作品特有のデカすぎて持ちきれない極大感情が控えめだったのでずっと「ジャンプだ……、ジャンプ漫画だ……」とうめいていました。マジで友情努力勝利でしたからね、前半。後半リキッドが出てきた辺りでいきなりお家芸になりましたけど。前半だけはマジでめっちゃジャンプ漫画だったよ。

ちゃんとした女キャラが序盤から2人も出てくるしな!

パプワなんてウマ子出るまで女キャラはくり子ちゃんだけでしたからね。自由人HEROは画面に出てくる女の割合が圧倒的に高かったんですよ。ほんとですよ。私もびっくりしました。

あ、ごめんなさいそれで思い出したんですけどアラシ(アラシヤマではない)は痴女だったので厳密には抑えきれてなかったですね。はは。でもガンガンだったらもっと痴女だったろうなと思ったので。アラシはマイルド。とってもマイルド。そう考えると本当になんだったんだろうな。馬乗りになって右乳首が弱点宣言してきたハーレムって。なんだったんだろうな顔似てるし。マイルドな痴女。

なんていうか全体的に自由人HEROはマイルドなんですよね。マイルド。読みやすい。アヴァンギャルドな存在であるナマモノもいないのでクレイジーさもないし、さっきも書きましたが友情努力勝利の三本柱に則ってライバルを倒しながら成長していくヒーローの物語、という感じでとても読みやすい。

前半はこう、戦う意味とか背負うべき責任とか、父の死をきっかけにしたヒーローの成長とかそういうものを他作品に比べたらあっさりと描いてて王道でいいな〜と。私が読んだ柴田亜美作品の中ではぶっちぎりで読みやすいです。パプワからの引き継ぎ設定があるのでそこがネックですが、正直そこまで知らなくても多分サラッと読めちゃうんじゃないかな。むしろパーパの本名がシンタローだったり、忍がアラシヤマ似だったりして気を取られることもないですし。そういえばシンタローという名前にはパプワとの繋がり的な意味で何か理由があるかと思ってたんですけど、作者コメント読んだら私が自分の書いた一次創作小説の主人公に達央と名付けるようなもんだと判明したので特に理由はなさそうですね。例えが最悪すぎる。

そう考えると赤の秘石関係者サイドにリキッドが、青の秘石サイドにアスがいたのもファンサービス的な感じなんですかね。でもなー、やっぱりifというか、パプワの後の未来の一つの姿だったんじゃないかなあという気持ちはあります。こうなっていたかもしれない世界。とまあこういうことを考えて楽しい、という点では前作知識があったほうがいいかもしれませんね。

でも読みやすさ一番は変わらないです。マジで読みやすい。ちなみに一番読みにくいのは未来冒険チャンネル5です。実質打ち切りエンドで何もわからん!高松お前は何故そこにいる!あと極大感情が煮凝りになってて胃にくる。

ただ、この作品にそれがないかと言われたら

ありますね。

ありますね、極大感情。それこそリキッドが出てきたあたりから。

まず何が強いって乱世の設定がもう強い。命を削る刀を使うな。早川アキか貴様は。絶対お前雪合戦とかするなよ。雪合戦だけはするなよ、と思っていたのですが、うん……。(何言ってるのかわからないみんなはチェ◯ソーマンを読もう)

弟のために千年も命を削りながら戦い続けて、その役目を自分の代わりに引き受けた仙人が刀を振るわなくていいような未来を作ってくれと言い残して死ぬ

のはちょっと聞いてないですね……。聞いてないですね……、そういうのは……。仙人とのシーンがお家芸始まったなって感じだったんですけどお家芸始まってしまいましたね。あの仙人、可愛い男の子にキスしないと人間の形になれないらしいですけど、乱世とキスしたら一生人の形してそうだなこいつ……という気持ちでいっぱいです。乱世とキスしたらマジで一生人の形してそう。

リキッドくんは名前も相まって非常にコメントが難しい存在なのですが、道を切り開き死んでいくのでだめでした。誰かのために死ねる強さを見せつけてくるのはおよし……。そんな成長したメンタルつよつよリキッドくん見たら私ちょっと気持ちが混乱するから……。

で、問題の忍なのですが

おもしれー男すぎて好感度が爆上がりでした。

玄関開けたら自殺してる男が面白くねーわけねーじゃん。こっくりさんをするな、見えないお友達に話しかけるな。クラーケンのことクーりんと読んで仲良くしようとするな。集英社だから耐えられたけどエニックスだったら耐えられなかった。エニックスだったらストーカーになってた。お前はそういう男だよ。

とか言ってたのに彼の引きこもりは力の暴走を抑え、弟のために食らい我が物とした冥界由来の右目の痛みを和らげるためだったので感情がデカいんだよ君さあ……。弟をむざむざ送り出してしまったことを悔やんで手に入れた力で最初に見たものが弟の死顔なのキッツいし、それ以来ずっと痛みに耐えながら弟のために生きてきたわけでしょ?しかも最後は

力が暴走して弟を傷つけてしまわないように自分で腹を掻っ捌いて死ぬ

のでもうダメだと思いました。玄関開けたら即自殺してた男がまさかマジモンの自己犠牲を見せつけてほんとに自殺するとは思わないじゃんいい加減にしてくれ……。

いい加減にしてくれ感情がデカい!!!!

デカい!!!!受け止めきれん!!!!デカい!!!!わかってたし覚悟はしてたけど!!!!デカい!!!!重い!!!!強い!!!!

ちなみに忍以外で好きなのはシルヴィスです。理由は顔です。あと信じたお兄ちゃんのために死ぬのが最高でした。私はそういう男に弱いので。そういえば彼は銀髪ですかね。銀髪かなあ!?どうせ金髪だと思うけど銀髪がいいなあ!?サービスおじさんに銀髪詐欺をされてからというもの、柴田亜美作品の髪における白抜きの男を信じられなくなってるんですけど彼は銀髪ですかね。金髪だったら泣きます。

 

そういうわけで非常にざっくりと感想を書いてみました。これにてパプワ関連作品の履修はおしまいということになります。1ヶ月も経たずにここまで走り切った自分が怖い。

でもなんとなく寂しいですね。ここまで走りきってきたので。諸般の事情で超絶落ち込んだ夜もサービスおじさんの下まつげやアラシヤマの抱かれなさ、ハーレムの痴女感などで元気を取り戻したしなあ。寂しいなあ終わっちゃったな履修。

そういうわけで総評をしたいと思います。

今回の気が狂った履修で、エニックス(のちのスクエニ)くんがいかに痴女を野放しにしていたかを痛感しました。そりゃあスクエニ界隈にはあんな痴女(ホメロス)やこんな痴女(セフィロス)がいるわけだよ。

私の性癖をさらにめちゃくちゃにしたスクウェアエニックスを許すな。

 

以上です。

 

繋いだ手を離したくない話

メールが来ました。

OLDCODEXのモバイルメンバー、いわゆるファンクラブの通知でした。

中身を見て、声を上げて泣きました。

 

どうしよう、色々言いたいことがあるのに、今まで以上に上手く言葉になりません。前回のこの話関係の記事でも書きましたが、私はいつも、自分の記事が推しを苦しめたら嫌だなあという気持ちを心のどこかに抱いてブログをしたためています。だから今回私が嬉しいと思ったことを記事にしてもいいのかなと思ってしまって。でも、やっぱり嬉しかったので書きます。そしてやっぱりどうしようもなく悲しかったので、形として残しておきたいと思います。

 

 

Ta_2が元気そうで、まずは何よりもそこが嬉しかったです。表舞台に出てこない、あるいは出てこられない状態の彼をずっとずっと心配しているので。

ただ、ファンだけの限られた場所で彼がコメントを出した意味。それがわからないわけではないので、正直この話をしていいものか少し悩みました。でも嬉しくて、とにかく嬉しかったんです。自分の口から語ってくれる言葉を聞けたことが。だからブログを書いてます。だって去年の7月以来、本人からの声をほとんど聞ける場所がないまま過ごしてきたんですよ。いやほんと、もういい加減にそろそろ気が狂うって。もはや完全におかしくなってたわ。鈴木達央関係の記事いくつ書いたと思ってるんよ。それらの記事が最近ずっとブログの閲覧数トップを守ってますからね。もうこのブログはほぼ鈴木達央への重たい感情吐き出しブログと言っても過言ではないですからね。いい加減にしてくれ。

とか言って茶化しましたけど、書くの怖かったよなとか、勇気出してそれでもファンに伝えてくれたんだなとか、そういうことを考えてすごく泣きました。本人からの言葉は最後まで聞けないものと思っていたので。是非とか優先順位とか、解散の理由とか、とにかくいろんな難しくて分からないことは置いといて、ただただめーっちゃ嬉しかったです。

でもやっぱり悲しいんです。悲しいよ。解散なんかしないでほしい。活動しなくてもいいから存在だけはし続けてほしい。新曲出なくていいから、何もしなくたってできなくたっていいから。存在があるのと存在自体がないのじゃ全然違うんだよ。幕を下ろさないでいてほしいよ。

だめだ、なんだか文章が支離滅裂ですね、ごめんなさい。

 

最後に一つ。

綺麗な思い出にするには諦めが悪い。その言葉に私は泣きました。YORKE.さんが彼の相棒で、本当に良かったです。大好きでした。福岡の、わんぷれ初日だったかな。あのライブの時にね、隣の女の子とはしゃぎまくってる私を指差しておかしそうに笑ってたのが今でも忘れられなくて。というか実はそういうライブのめっちゃ最高エピソードいくつもあるんです。ちょっと恥ずかしいのであんまり人前では言ってないんですけど。ほんとにほんとに、たっくさんそういう自分だけのものにしておきたい思い出があります。

だから、私は幸せなのかもしれないと少しだけ思いました。

 

 

ありがとうOLDCODEX

最後の最後は笑って見送れるように、私も少し前を向いて歩いていきたいです。

繋いだ手は一生離さない感じで。