タイトルの通りです。
業態変わるらしいので私のレビューは今後の参考にはならないと思いますが、なんかモヤモヤしているので書きます。書かせろ。そして改善してくれ頼むから。
ちなみに、本レビューは入場料のみ無課金かつ、フォルテヴィータ周りが終わるらしいと聞いてそっち優先に回るかという判断をしてしまい、今際の国のアリスとかの無課金アトラクション(?)の全てをスルーした人間が書いています。逆によくそれで感想書けるなって言われそうなんですけど、前情報だけ聞いてたら絶対フォルテヴィータがメインのほうが楽しいなって思ったんだよ。思ってたんだよ。
忙しい人のためのよかったところまとめ
- 事前にキャラから持ち物を指定してくるメールが届くシステム
- 入り口で新聞を渡されて世界観を説明してくるシステム
- 施設全体をウォークスルー型のアトラクション的に捉えて作品世界に飛び込んだ人間であるとして扱ってくるコンセプト
- この人、絶対ヤバいオタク飼ってるな……とわかるレベルで客のあしらいが上手く顔のいいお兄さんの存在
- 運がいいとマフィアに脅してもらえる
- 運がよければ可愛いお姉さんにボディタッチされたり膝の上に触ってもらえたりする
忙しい人のための悪かったところまとめ
- 上記のよかったところが効果的な演出として一切機能していなかったところ(特にどこでいつ何が起こるかがイマイチ不透明なイベント群)
- 適正人数と実際の来場者人数の大幅な乖離(歩いてると登場人物に絡まれるみたいな話聞いてたけど、人多すぎたせいかそもそもキャストさんが歩いてない&話しかけられない&囲いが多すぎて何もできねえ)
- ガチ勢リピーターだけが美味しいところを持って行っている状況(初見の人間が初見で楽しむには運が必要すぎるぞこれ)
- ガチ勢リピーターを増やしてマネタイズしようとしている仕組みなのはわかるが、初見の人間をガチ勢リピーターにする仕組みは備わってねえな……と悲しくなるところ
- 場所取りを間違えるともはや何が起こっているかもわからない(そういうところ含めてもリピーターしか楽しくない)
- フォルテヴィータ事件簿のストーリーがほぼ全くわからない(点と点が点のままわたしの脳内に偏在しているのだが?)
- 運が悪いとマフィアに脅してもらえない
- マフィアくまが売られていない
忙しくない人のためのよかったところ
キャバレー
初手から有料課金(?)コンテンツの話で申し訳ないのだが、キャバレーは楽しかったしとてもよかった。ケーキとドリンクのセット1,200円にこのショーが付いているのなら、追加課金と考えても十分安いしお金を出してもいいと思った。ただしステージ正面かつステージに接した席はさらに別途課金必須。そこまではしなくても楽しかったです。
まずシンプルにパフォーマンスが華やかハッピーでワクワクしたし、加えて女性陣がとにかく可愛らしいので目が幸せである。
演者さんたちは客降りして手を振ってくれたりハイタッチしてくれたりとかなりファンサもしてくれる。
バイオリンを弾いていた小柄で可愛らしいお姉さんが私の膝にそっと座った時は大変ドキドキした。あのお姉さんまじ可愛かった。
同行した友人は赤髪ボブのダンサーさんに肩をそっと指先で撫でられたことで恋に落ちるかと思ったと言い出し、その後もめろつき、元気いっぱいにキャバレー関連グッズを買い込んでいた。わたしもそれになりたかった。
コンセプトの良さと導入への工夫
個別のアトラクションを寄せ集めるのではなく、施設全体をウォークスルー型のアトラクション的に扱い散発的かつ突発的にイベントを発生させるコンセプト、最初聞いた時にはとてもワクワクした。
住民からの手紙がメールで送られてきて、こういう持ち物を用意してくれと言われたり、入場するとフロアガイドを兼ねた新聞紙を渡されて世界観を教えてくれる仕組みも面白いなと思った。マフィアの兄弟の、しかも兄からメール来たと知った時はとても喜んだよ。兄弟の下には妹いるのも大喜びだったからね。私いまピンポイントでその関係性に狂ってるからね。
試みとしてはとても楽しい。実際、結構ワクワクした。ただ、それらが十分な効果を発揮していたとは一切思わないし、期待していただけに本当に心から残念だった。
シンプルにガルシアが好みだった
人質を取り弾丸を1発だけ込めた銃を撃って「運が悪いと死ぬ遊び」をおっ始めるマフィアのボスが嫌いなわけないだろいい加減にしろ。
と思って彼絡みっぽいイベント(スパイ作戦以外)を見ようと思ってたんですが、16時頃のレストラン襲撃を見届けた段階で退場しました。襲撃、ガルシアも出てきてくれると思ったのに出てこなかったし。こうさ、なんかそういうところなんだよイマーシブフォートくん……、そういうところだよ……。このキャラ好きかも、と思ってもこっちからの深掘りができなかったよ。なんなんだよ。
ヤバオタク多頭飼いお兄さん
ガルシア一派の手先のお兄さん(顔がいい)、見てるだけでやばかったので、平日で人いなくてやりたい放題だったら私もヤバオタクに加わっていたかもと、思いました。
っていうかボスに心酔してる態度悪くて素行およろしくない男(顔がいい)は、それは好きじゃん。なので頼むから心の底から好きだなこいつと思わせて欲しかったよイマーシブフォートくん……。
脅してもらえてうれしい
最近ずっと怖くてヤバくてキショい兄に興奮しているため、マフィアの手下に怒鳴ってもらえてとても嬉しかったです。
(意味不明な思考、言動)
忙しくない人のためのダメなところまとめ
仕組み、わからねえよ
フォルテヴィータの住人とミーグリ的な形で突発的に触れ合えるのがウリのようだが、運悪くフォルテヴィータ周りが終わると発表された週の週末に初見として参戦してしまい、無事に何もできなかったなとなって終わった。
手紙と称したメールに書かれた持ち物をしっかり持参し身につけてはみたものの、手紙の送り主であるジュリアーノが見つからない。しばらくウロウロしているとようやく彼の姿を見つけたが、話しかけたら何かのイベントが発生するのか、それとも単にお喋りを楽しむだけなのかがまずもってわからず、話しかけようとしたらガチ勢のガチで世界観を作り込んだトークに掻っ攫われて何もできず、ただただわけもわからぬまま、私たちが指定されたアイテムと同じものを身につけた人間たちを引き連れ、どこかに連れて去って行く彼の後ろ姿だけを見送ることとなった。
その後も何度かジュリアーノを見かけたものの、熱心なファンが写真撮影大会を繰り広げていたため到底話しかける空気ではなく、アイテムを見せたら挨拶はしてくれたがそれだけ。(住民祭のために移動してるところで客を構う暇がなかったようで、役者さんはなんも悪くないのがまた……)
一体彼に指示されたアイテムの意味はなんだったのだろうか。
また、他の登場人物たちについても同様で、熱心なファンたちが後ろをついて歩いており、話しかけることも不可能ならば、そもそも話しかけたら何になるのかもわからないままに何がなんだかわからない集団を何度も見送ることとなった。
というか、シンプルに客が多すぎる&ガチ勢も多い&住民祭とかいうファンとの接触イベがあって忙しい、などの理由が重なったせいか、そもそも登場人物がほぼ歩いていなかった。おかげで退場後、友人とキャラクター紹介を改めて見ながらこの人全然見かけなかったねという話で盛り上がることとなった。
まあ、見かけたところで世界観もキャラ設定もあんまわかんないので、どういうノリで彼らに話しかけるべきかわからないし、ガチ勢の囲いがついている以上そもそも話しかけるのは無理だ。
だが、それでも私は彼らに話しかけたら何が起きていたのか知りたかった。事前知識の乏しさとガチ勢の力が合わさり、私には何も起こせなかったし、何もわからなかったのがひたすらかなしい。
ガチ勢優遇or運ゲーすぎるよ
スパイ作戦を鑑賞した私と友人の思いは同じだった。私らも人質になりてえし、前から2列目だけど端だったせいで何が起きたかわかんなかったし、そもそも何にも関与できなかった。
そういうわけで、どこで何が起こるか全然わからないし予想も立たない他イベントと違い、どこで起こるかも分かりやすく、スタッフさんが準備を始めるので起きるタイミングも予測しやすくて初見に優しいスパイ作戦2回目を鑑賞。無事にイベント発生地域で鑑賞し、私は赤い服の人に怒鳴られ、友人は綺麗なお姉さんからアタッシュケースを預けられた。あ、これ……、傾向と対策ゲーだ。
その後、あまりにも何にも関与できず虚無った時間を過ごしていた私と友人は、反社の男に脅されてえ……というごみみたいな欲求を持て余した私のわがままで三度の鑑賞に突入。あえて人質が選ばれやすいと思しき後ろの一帯でスタンバイし、私は見事に身体検査された。あー、これ覚えゲーだ。何も知らなかったら何も発生しないし何も巻き込まれないやつだ。
仕組み的に仕方ないのだが、なんかこう、やるせなくなった。脅されるのは楽しかったけどね。
人、多すぎるよ
シンプルに人が多すぎて何もできなかった。正直私はレストラン襲撃がやりたくてここに足を運んだようなものなのだが、その襲撃も集まった人が多すぎて全体の1/3にしか役割が与えられなかったので、仕方ないけれど悲しかった。当然私に役割はない。襲撃のレストランも狭いから、私たちはただ外から銃を構えて脅す姿を指を咥えて見ているだけだった。か、悲しい……。
なお、ヤバオタクを多頭飼いしていそうな激めろお兄さん(こんなに印象に残っているのに役名がちっともわからないままで悲しいよ……)は余った人員にお前らは壁になって見張りな、邪魔が入らないようしっかり見張ってろよ!と言っていて、その客捌きは大変とてもよかった。
これについては正直施設の問題というか、仕組みの問題だよなあと思う。そもそも体験を売りにしているくせに体験が満足にできない数の客を入れていることが根本原因だし、かと言って入場料のみの追加課金なしコンテンツにそこまで金をかけられないという事情は当然にあるだろうし、何より客を入れなきゃ稼げないので仕方がない。仕方がないのだが、客を入れすぎて体験型コンテンツの提供というコンセプトが破綻しているのだ。そこにはもはやジレンマしかない。
ちなみに、前述の通りこうしたイベントへの参加は圧倒的にガチ勢が強い。ガチ勢たちは、いつ頃どこで何がどう発生し、どこでどう過ごしてどう振る舞えばこうした突発イベントに対応できるかを完全に把握している。レストラン襲撃イベントに一応でも参加できたのは、ガチ勢がどいつもこいつもガルシアの衣装を着たくまをバッグにぶら下げてくれていたからだ。圧倒的くま率だから、ここで待ってればイベント起きるでしょと予想できてしまった。
いちいち初見に優しくねえんだよなぁ……、ここのイベント……。
リピーターを増やしたいのはわかるけど
開業一年目の方針としては、マメなファンサービスを盛り込んだパフォーマンスでガチ勢を生み出し、ガチ勢たちを固定客とすることで金を落とさせようとしていたのではないだろうか。事実、見ていてびっくりするほどのガチ勢が爆湧きしていた。
だが、ガチ勢が多すぎるとご新規を締め出してしまう。
例に漏れずこの施設もまた、ご新規は寄りつかない状態に陥っているのではないだろうか。完全ご新規だが、運良くイベントに巻き込まれて何かしらに参加し体験ができたのであれば、楽しい思い出になるし、また行こうと思うだろう。だが、私のように体験したいなと出かけても人の多さとガチ勢たちを前に何もできずに帰宅した人間は、当たり前だがリピーターにはならない。仮にフォルテヴィータが続いたとして、今回と同じ体験しかできないのなら私は二度行く選択はしないし、きっと人に勧めもしない。仮に行こうとしている人間を見かけたら、楽しいっちゃ楽しいけど、うーん微妙と言ってそれとなく止める。
そりゃあ方針転換もするよな。
金を出すから全員に役割が欲しい
総じて私の結論はこれである。金を出すから、全員がある程度同じボリュームの経験ができる施設にして欲しい。
人質にされたかった。レストランを襲いたかった。持って行ったアイテムを身につけて話しかけるとどうなるのか、イベントを起こして顛末を見届けたかった。そう思うことなく帰らせて欲しい。
どうせなら、次は人質役やりたいな、次はレストラン襲いたいな、次はアイテム身につけて行ってみようと思わせて欲しい。
多分、花魁に課金したら楽しかったんだろうなと思う。そうしておけばよかった。
でも、私は花魁の話を追いかけるより、わかんないまま事件に巻き込まれてレストランを襲撃する変な経験をしたかったんだ。
課金制でいいからそういう暴れ方をさせてよ。
私はもっと反社の男にめろつきたかった
最後にこのアホアホな話をしてこの長い愚痴を終わりにしたい。
悪い男大好きすぎて反社にめろつきたかったという惜しさがあるからこそ、歯がゆい気持ちでいっぱいなのだ。だからこんな記事を書いている。そうでなければもっとストレートに金額に見合った価値ありませんでした〜笑!とSNSに書いて済ませていただろう。
もっと反社の男にめろつきたかった。絶対好きなやつだと思う。なのに私は彼のことがマジでなんにもわからんのだ。絶対好きなのに。絶対好きなのに何もわからない。
私を上手くめろつかせていたら確実に来週も行ってた。客を逃したなイマーシブフォート。そういうところだぞ。
そういうところだぞ商売下手め。
以上です。