未来冒険チャンネルウサギ

ここまでのあらすじ

少女歌劇レヴュースタァライトの感想ブログ記事を書いたら、フォロワーのフォロワー(通称:スタァライトヤクザ氏)に気に入られた

 

前回のお話

短期間でパプワを履修した

 

ここからのあらすじ

スタァライトヤクザ氏から『未来冒険チャンネル5』を読んでくれとアマギフが送られてきたので全巻買った。

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ちなみに私とスタァライトヤクザ氏に面識はありません。フォロワーのフォロワーなので繋がってもおりません。間にいるフォロワーが伝書ウミウシをしています。よろしくお願いします。

当記事はスペシャルサンクス・スタァライトヤクザ氏でお送りします。

 

 

というわけで以下感想です。

なにもわからなかった。

以上です。

いや……、高濃度の極大感情を脳に直接注ぎ込まれ浴びせられたわりにはほとんど打ち切りエンドなので些細なことは結局のところ何も解決せず、従って謎が大量に残るという不思議な作品だったため私の頭の中はからっぽです。嘘です。何かとんでもなく大きな感情を浴びせられ続けたことだけは理解できました。極大感情を浴びせられる。

そもそもまずあの5人兄弟が主人を決めたらその主人のためだけに武器を振るうみたいな存在というところから強過ぎてダメでした。強すぎ。なにそれ。意味わからん。しかも主人と決めたら武器に名前が刻まれる。なにそれオタクが好きなやつじゃんありがとうございました。そういうところなんだよな、ほんとにな。あとはよくわかりませんが、安定と信頼の顔が可愛い高飛車女王様美少年がいたのであぁ〜と思いました。コタローくん、君が叔父のせいで謎の痴女コスチュームに着替えたこと、私は忘れないよ……。あの女王様みてえな叔父と同じファッションセンスになってたこと……。

特にめちゃくちゃになったのは人造兵器のような立ち位置であるため、老いることも死ぬこともなく永遠の時間を生きねばならない兄弟たちが、有限の時間を生きる人間たちの中で愛するものを見送る孤独に晒され続けていたというあのあたりですね。惑星グレイのあのあたり。あのあたりの設定でこちらの情緒は見事ガタガタです。ありがとうございました。どいつもこいつも感情がでかい。お家芸

あと何の意味もなく紅にキスする雷で死にました。

これもう作者の趣味だろ。こんなのもう作者の趣味だろ。弟殺しという覚悟と痛みを背負わねばならない役目を引き受けた刃の苦しみに同調する雷のシーンとかもそうだけどこんなの作者の趣味だろ。なあ、趣味だろこれ。これ趣味だろ知ってるぞ。知ってるからな。兄弟間特濃どちゃ強感情も見覚えがあるけど、この一際美しい弟が抱くめちゃくちゃに重たい尊敬の念を兄に対して抱いてるやつ見たことあるからな。

ねえサービス!!!!

ねえ尊敬していたルーザー兄さんが自分のために涙を流したせいで子供をすり替えたサービスおじさん!!!!

サービスの文脈投げつけられて私は泣きました。私はサービスおじさんの顔面とあのがちゃがちゃ情緒に負けまくったので、理解のある彼くん(ジャン)がいて情緒が安定し女王様になっていた幸せの絶頂サービスで泣いたのでわかります。オマエ……、オナジ……、ニオイ……、スル……。

とか言ってたら

明らかにジャンの顔した男が本当にジャンだったので号泣しました。

絵柄の問題かと思ってたんですけどジャンでした。草。草ではない。あとしれっと高松もいたので泣きました。番人してて加齢の概念から置き去りにされていた経験があるジャンはともかく、高松がいるのはマジでわけわかんないんですけどそこの説明は存在していないのでなにもわかりません。なにもわからない。いやそもそもジャンがいること自体わかりませんけど、そのジャンに一生一緒にいてやるみたいな実質プロポーズの言葉を告げられたサービスの返事が「お前より先に死ぬぞ……」だったので多分そういうことなんでしょうね。これに対して俺ならどうにかできるかもしれないぜ的な軽口を返してましたもんね。つまりそのあたりの執念ですよね、これ多分。そういう気持ちで生きてますよね彼。理解のある彼くんの末路ですよねこれ。しかもサービス系統の顔した男(雷)を生み出してるあたりマジで怖いんですけどそういうことですよね。

てか高松の言ってた40過ぎても顔が綺麗な男ってあれでしょ、南国少年の時にシガーキスしてた同い年の同級生のアニメで銀髪ロン毛詐欺した四兄弟の末っ子でしょ。

ねえ銀髪詐欺してたサービスおじさん!!!!(まだ許されていない)

私もうそろそろ嫌になってきました。

とか言ってたらなんか、何もわからなかったんですけどおそらく愛する人を失ったショックから暴走していると思われるジャンを高松が面白がりながら邪魔をしているのかもしれないというところまではなんとなくわかるシーンが出てきてさらに泣きました。そんな予想を裏切らない……。予想を裏切らないどころかなんだよ……。

薔薇を背負ったサービスおじさん……!!!!

お前その顔面で薔薇を背負うな似合うから。悔しいからやめて。今は亡き思い出の中にいる美しい男みたいに出てくるのやめてほんと。ほんとそういうのはやめて。ほんとに。まじで。理解のある彼くんと幸せになってくれてていいから大人しくしてて。思い出の中でじっとしてて。サービスおじさんを見た友人からセフィロスの雰囲気とか言われた私の話するから大人しくしてて。スタァライトヤクザ氏にセフィロス好きそうと言われた私の話するから!!!!本当に好きだったので無言でブログ記事差し出したら顔に入った刺青みたいと言われた私の話ならいくらでもするからさあ!!!!!!!!

もう何の話してんのかわかんなくなってきたぞい!!!!

 

そういえば高松がまったく鼻血とか出してないので、やっぱり高松はルーザーの関係者じゃないと興奮しない体質なんだなと思いました。キンちゃんお前のことだよ。ただでもほら、グンマは色々あってすり替えたので実のところマジックの息子なのにご存知の通りの大興奮だったのでシンプルにそういう性癖かなと思ってたんですよね。あーでも今作にはそういう可愛くて可愛いちょっとヘタレな可愛い男いなかったので興奮してなかったのかもしれない。嫌だな……、ジャンといい高松といい……、性癖がはっきりしてて……。すげえ嫌……。

 

ところで死ぬほどどうでもいいんですけど、明らかに顔面が私向けでおなじみだった雷さんの髪の毛金髪だったので笑いました。まあそうだよね絶対金髪ロン毛だと思ってた。確信を持ってそう言えた。わかるよ……、まだ公式にキャラデザが出てなかったピサロ様もそういえばあーみん作画だと金髪だったなって……、思い出したから……、思い出しちゃったからさ……。そういうこと、だよね……。わかってるよ……。黒髪と金髪しかいない世界……。今回も見事に画面が黒髪と金髪フェスティバルだった……。知ってた……。

 

でもさーほんとさー、この前作要素以外にもさー、ほんとさー

出てくる感情が何もかも全てデカすぎてもう本当に意味わかんなかったよ……。

なんで続きがないんだ……。続きをください……。いや、あってもきっとジャンといい高松といいその巨大感情しまってもらえますかとしか言わなくなるの目に見えてるのでいらないです。怖いので……。この人たち考えれば考えるほど怖いので……。

でも普通に光くんと紅のバディ感というか、それこそシンタローとパプワくんの関係性みたいな重すぎず軽くはない信頼関係とかほんとマジで健康にいい食材なので……、トクホマーク付いてる食材なので……。できれば続き見たかったな……。でもジャンと高松は怖いからいらないです……。どうせサービスの話しかしないんだろう君たち……。知ってるぞ。

私も今回の感想記事でほぼサービスの話しかしてねえからな!!!!

 

スタァライトヤクザ氏のおかげで私の情緒はガチャガチャです本当にありがとうございました。

早く感情の重さと執着、そして顔面の造形が90年代のロン毛が薔薇を背負って再流行する時代が来ないかなと願うばかりです。めっちゃ健康にいいので。

 

以上です。

 

 

追記

いろいろあってフォロワーのフォロワー(※先述の人たちとは別人)から『自由人HERO』も読もうと言われ対戦を申し込まれ、都合よくスタァライトヤクザ氏からの献金が少し余っていたので、その残高を当該作品の購入に充てました。

これで完全体になりました。次回の対戦もよろしくお願いします。

 

南国どうぶつウサギちゃん-痴女しかいねえ島だな編-

読みました!!!!!!!!!!!!

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完全体になったぞ!!

 

短期間に摂取しすぎて夢に3回くらいアラシヤマが出てきました。詳細は覚えてないんですけど3回ともキレてました。あと何かにつけてふぇ〜ん高松ゥ!と言うようになりました。洗濯物が溜まってるよォ〜!職務経歴書作るの面倒だよぅ〜!高松たすけて〜!

あと痴女の父親を連呼しすぎてフォロワーが『マジックの憂うつ』を聞いてしまい、今、アニメを見ています。

あと原作も買ってました。もうだめだ新たな被害者が……。

 

そういうわけで感想です。といってもどこからどう手をつけたもんか悩ましいので、とりあえず軽く新選組の話から始めようと思います。

この世の沖田総司は大きく分けて3パターンに分類されるという自論を掲げており、大河ドラマに引き摺り込んだフォロワー相手に熱弁を振るったばかりだったのですが、ご多聞に漏れないキャラ造形だったのでにっこりしました。

ちなみに私が掲げる沖田総司三大分類は

①天衣無縫弟キャラ

②ドSキャラ

サイコパス

です。全部剣の天才という部分から派生した常人離れした部分を見せるためのキャラ付けかと思うんですが、特にエンタメ系作品で多いのが②のドSキャラなんですよね。今回もこれだったのでわらいました。沖田総司がドSというムーブが確実にある。私が知る限りで銀魂、薄桜鬼、某乙女ゲーメーカーのシチュCD、幕末Rock全てドSキャラですからね。なんなんだ。

そういうわけなので、近藤土方沖田と……、原田というか……、ウマ子は見た瞬間に元ネタが分かったんですが……、後々出てきた斎藤と山崎は外したので悔しかったです……。ウマ子……、うぅ……。っていうかなんで新選組出したんすか。なに?

 

あとこの流れで言いたいんですけど

アラシヤマが既婚者になるとは思わんじゃん!?!?!?!

アラシヤマ!?!?!?!アラシヤマなんで!?!?!?!結婚!?!?!?!なんで!?!?!?!なんで一生シンタローのこと追いかけてくれないんですか!?!?!?!なんで!?!?!?!

でもアラシヤマはずっとシンタローに雑に扱われてて最高でした。

抱かれね〜♡お友達(お友達ではない)最高〜♡アラシヤマかわいいね〜♡アラシヤマのせいで生八つ橋食べたくなってきました。好物なので。皮が。アラシヤマそういえば初期の頃無限に生八ツ橋の皮出してませんでしたっけ。うちに来ないかなアラシヤマ。皮だけほしい。めっちゃ食べたい。ただまあ近くにいると面倒くさそうなので皮だけ出してもらったら返品したいです。面倒くさそうなので。

あ、原作を読んでわかったのですが、アニメで数々の痴女ムーブをするアラシヤマがほぼアニオリだったので最高でした。あとシンタローとの出会いで握手して興奮のあまり発火した話もアニメにしかなくてよかったです。アラシヤマ、輝いてるよ!

 

ところで痴女といえば

ハーレムですよね!

パプワ島に漂着してから家に押し入ってきた時に謎のトラ柄痴女コスチューム尻尾付きを披露してきて泣いたし、サンバ衣装はアニメより漫画の方が圧倒的に痴女だし泣きました。アニメの方が痴女だったアラシヤマとは対照的に、ハーレムは原作の方が顔が痴女だったので泣きました。というか基本的に特戦部隊の面々がもうド痴女なので泣きました。全裸で後ろから乳を押し付けてくる痴女がいる部隊。もう嫌だこんな島出たい。

でもハーレムってばリキッドくんの上に馬乗りになって右乳首が弱点だと言い出したので……。キングオブ痴女だよ……、もう……、もう終わりですよ……。こんなの……。もうだめだよ……。

そもそも全員痴女なんだからここの兄弟は終わりだよ、終わり……

 

長男・マジック

ミツヤのエピソードめっちゃよかったですね。彼の存在があって初めてあの兄弟は家族の形になったと思うので。彼がいなかったらマジックは家族の温かさを忘れてしまったままだと思う。でも、彼がいたからルーザーの善悪に対する無垢さが生み出す暴力性が育ってしまった面もあるので、ある意味では家族崩壊のきっかけでもあるんですよね。マジックが制御できない膨大な力を恐れてコタローくんを幽閉してしまったのはルーザーの件があったからだし。というかコタローくんが持つ力とそれが制御されないという状態への恐れはもちろんだけど、コタローくんがいつか誰かの大切なものを壊してそのことで苦悩することを怖がってた気持ちもあるんだろうな……。だってルーザーはその罪悪感に耐えきれなくて結局半ば自殺のような方法で命を落としたわけだから。あれはあれでコタローくんという息子への愛情ではあるんだよな……。

若くしてガンマ団の総帥として皆を率いねばならなかった重圧、兄としての責任。数々のプレッシャーの中で他人に心を開かず冷たく生きてきた中でようやくできた心許せる友を手にかけなければならなかった苦しみと辛さと罪の意識。弟たちを守ることのできなかった歯痒さ。そんな中で秘石眼を持たない息子の存在だけが安らぎを与えてくれた。彼の守りたいものだった。そう、わかるんです。息子がどんなに大事だったか。計り知れないプレッシャーの中で、何度も道を誤り守りたいものを守りきれずに失っていく中で、今度こそ守り切ると誓った存在がシンタローだったんだよな。そりゃあ溺愛するよな。ただ、だからって息子の耳たぶを一晩中でも舐めてあげたいという感情を持つのは意味がわからないので痴女です。

そういえば私がこの作品に手を出した理由は、なぜこの父親はこんなに息子に欲情しているのかが気になって、だったんですけど無事にわからないまま終わったのでうれしかったです。理由もなく欲情する父親。

 

四男・サービス

前作で親友・ジャンの話を散々聞かされており、更にそのジャンは赤の秘石の番人としての役目をリキッドに引き継いだので解放されて自由になっていたので今回ずっと女王様プレイする高飛車美人受け痴女の顔をして画面に立っていたのでキレました。

私は……、私は未亡人ヅラして幼児入れ替えとかいうとんでもない秘密を抱えつつ、今は亡き親友の面影を甥に見ていたサービスが好きだったので理解のある彼くん匂わせしてくるハネムーン期真っ最中のサービスおじさんにキレて泣きました。幸せになってよかったねと思う気持ちと理解のある彼くんがいる悔しさで泣きました。泣きました。

 

三男・ハーレム

ジャンを殺したのはルーザーだという事実をサービスに知らせたくなくて泣いて縋ったのとか、悪役は俺の方が向いてるぜと言いながらマジックの心労をそれとなく労っていたこととか、前作のムーブからも粗野でありながらも優しい人だというのがよくわかってめっちゃ好感度高かったんですけど、今作でさらに好感度が上がりました。コタローくんの様子を聞きたくて弟に電話してみたり、リキッドを虐待しつつも誰よりも可愛がって脱走するリキッドくんの邪魔をして子供のように笑ったり、なんだかんだ言いながらも一番面倒見が良くて優しい兄貴分という感じでめっちゃいいですね。

あと子供時代がいかにもやんちゃですげー可愛いんですよね。隣のサービスが大人しく慎ましやかな態度なのも可愛いし、真反対なハーレムが可愛い。まあなんか小鳥をキュッといいミツヤの件といい、善悪のわからない人間のヤバい顔を見る機会が多すぎて心配になるんですけど。なるんですけど、よくまあこんな体験しといてここまでまともに育ったなってくらい健全な成長をしたから安心。給料はカットするしリキッドくんは虐待するしリキッドくんは虐待するけど。酒浸りだけど。でも幼児は取り替えないし小鳥をキュッしないし息子も監禁しない。だからまとも。

まあ長男に負けず劣らず言動と行動が痴女なのでアウトですけどね。ありがとうございました。

 

いやほんとにどいつもこいつも感情がクソ重クソデカで健康的でした。アラシヤマは抱かれないし。全体的に90年代を感じる味付けなのでめちゃくちゃ良かったです。

というわけで最後にこの話をしようと思うんですが、最終巻のラストにいきなり出現するKILL YOUという読み切りカラー漫画があるんですが、なんていうか……こう、あの……想像を絶するほど古の執着BLだし多分私が小学生の頃に500000回くらいこういうの見たってテイストで本当にちょっとよくわからなくて最高なのでこれだけ見てください。後生なのでこれだけでも読んでください。感情(コエ)とか感情(コトバ)とかのルビがもう本当に絶妙なのでマジでこれだけでもいいんで読んでください。これでしか得られない栄養素がある。マジである。脳が90年代になる。

 

なんだかんだ書いてきましたが、パプワくんとシンタローの関係性はやっぱり素敵だなと思いました。再会した時の嬉しそうなシンタローの笑顔とかすごくよかったです。あれちょっと泣いちゃった。

 

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あとめちゃくちゃこのハンカチが欲しいんですけど応募締め切りが17年前なので詰みました。

以上です。

南国どうぶつウサギちゃん-アニメをきちんと終わらせろ編-

PAPUWAを見ました

まあそうでしょうね、この流れだとそうなりますよね。南国少年と同じくアニメから先に見るスタイルで鑑賞しました。もちろん原作も全巻調達済みです♡♡♡

ところで今パプワの話しかしてないのでご存知ない方もいらっしゃるかと思うのですが、年明け早々にNHKが4回土方歳三の死亡シーンを流しておりまして、そのうち1回が我が人生をめちゃくちゃにトチ狂わせた大河ドラマ新選組!』なんですね。で、その総集編を見たせいで再燃してしまい錯乱し、ひたすら鍵垢で解釈を生み出し続けフォロワーの口に流し込んだりしているんですけどまあなんていうか……、はい……、ありがとうございました……。

いやこんなことある!?!?!?!

こんなわけわからんところで新選組の概念が重なる!?!?!?!

いえすいません、フォロワーから出てくることは聞いていたので驚きはしなかったんですけど盛大に驚きました。たぶん、直前にシンタローといちゃつく妄想をおっ始めたアラシヤマとか、トラ柄痴女コスチューム姿の黒ギャルハーレムなどを見せられていたせいだと思います。ほぼ1話の間にこれらの情報を叩き込まれてしまったので私は泣いています。こんなことがあっていいのか。どうでもいいですが薄桜鬼の沖田総司(ドS)の声は森久保祥太郎です。助けてください。助けてくれ!!!!!!!!

あと前作でシンタローを追いかけ回していたタンノくんとイトウくんが土方を追いかけ回すようになったのを見て、この二人は黒髪ロン毛が好きなんだなと思いました。私は銀髪ロン毛が好きなので趣味が合いませんね。でも私は土方が好きなのでヘキは同じかもしれません。

 

ところでこのアニメも最後までやらないということを事前に聞いた上で見てるんですが、

  • ポリゴンショック以降の作品なのでテレビを見るときは部屋を明るくして〜の注釈が毎回冒頭に入る(キッズ向け演出)
  • 最初の数話は存在しない南国少年の記憶が毎回流れていた
  • 前回のあらすじも挟まる時がある

以上の要素とOPとEDを飛ばすと本編18分〜19分くらいしかないのでそりゃあ終わらねえよな!!!!という気持ちです。今気づいたんですけどさっき名前を挙げた新選組!とこの漫画の連載時期たぶん被ってるので泣いてます。ちなみに銀魂大河ドラマに便乗して始めた漫画なので、つまりなんていうかかつてとても怖い時代がかつての日本には存在していたんだなという気持ちです。怖い時代だ。トラ柄痴女コスチュームで家に押し入ってくる痴女の黒ギャル(しっぽつき・恵体)が出てくるんだもんな。そりゃあこえーよ。

 

この後どうせ原作読むのでストーリーについての話はそっちで細かく書きたいと思うので今回はアニメならではの点について書きたいと思うんですが、一番インパクトが強かったのはデジタル作画になり非常に現代的な見た目になったことでしたね。OP見ながら最近のアニメだ……となりました。1993年放送のアニメと比較するなって話なんですけど、セル画とデジタル作画の違いって思ってたより大きいですね。綺麗なのはデジタルなんですけど、セル画の時の作画が非常に原作絵に寄せられてたことを改めて感じました。あのアニメ絵よかったな……。特にギャグシーンの動きとか見せ方は南国少年の時のほうがよかった。

ただ戦闘シーンなんかの華やかな場面の動きはこっちの方が綺麗だし滑らかなので見栄えはいいですね。アラシヤマの動きが痴女だし。痴女が痴女してるのはこっちです。

あとキャストが総とっかえになってしまったわけですが、それによってアラシヤマが隠しきれない京都弁ネイティブになっていたのでだいぶ面白かったです。死ねどす!みたいなトンチキ京都弁を喋るわりにイントネーションがマジなのでアラシヤマお前……、本当に京都出身だったんだな……と感動しました。アラシヤマ……。あと、ミヤギトットリグンマの3人が特に新ボイスに慣れなくてあれ!?声変わった!?と毎回新鮮に驚いています。まあ更にそれより慣れなかったのはシンタローなんですけどね(南国少年42話喋りっぱなし+PAPUWAになってからほとんど出番なかったのコンボ)

それとやっぱりマジックは……、速水奨の声が……、好きです……。ねえ……、シンちゃん……。ねっとりしてる……。

あと時々前作でのワンシーンなどが挟まってくるのですが、そもそも映像化されてない場面だったり映像化されていても他局なので映像が使えないなどの問題ですごく見たことあるのに全然脳内には存在しない記憶を見せられるという不思議な体験をするハメになり、なんていうか脳がバグります。知らない。私こんな記憶知らない。例えばくり子ちゃんのシーン回想とかそうだったんですけど原作と同じ画角で一枚絵出してくるので見たことあるのに全然見たことがない何かを見せられるという不思議な体験ができるんですよね。わあ〜!!!!知らねえ記憶〜!!!!

 

というわけでとりあえず今の段階で私がわかったことは

リキッドくんはハーレムと愉快な痴女たちに迫られている

そして

アラシヤマは抱かれそうになると発火してシンタローを燃やす

ということです。

 

やーながかった。これでようやく原作が読めるだっちゃ!!!!これから私は頑張って原作を読むのでよろしくお願いするだわいや!!!!

いやー、南国少年はアニメで完結すると思ってたので40話近くまで本腰入れて真面目に見続けてたんですけど、今回は原作もすでに買っててアニメじゃ終わらないことは把握済みなので安心して流し見できていいですね。

 

っていうか

毎回毎回島を出るところでアニメ終わらすのやめてもらえますか!?!?!?!

あとちゃんと金髪のサービスおじさんを動かせ!!!!見せろ!!!!銀髪詐欺をしたままのやつを許すな!!!!!!!!囲め!!!!!!!!逃がすな!!!!!!!!!!!!

 

以上です。パプワ真面目にアニメ化してくれ。グンマ役は中島ヨシキでアニメ化してくれ。高松ゥ〜!が聞きたいので。よろしくお願いします。

南国どうぶつウサギちゃん-お前らみんなひどすぎる編-

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届いたので読みました!!!!!!!!!!!!

壮大な兄弟喧嘩だなあと思いました!!!!!!!!

以上です。嘘です。ちゃんと感想書きます。

 

というわけで前回の記事で予告していた通り原作を買ったので読みました。7冊しかないからあっさり読めるぜ!と思ったのに普通に完走するまでに半日かかったのでどういうことだってばよ。

なお、私のように42話もアニメあんのに全然話が終わらねーじゃねーか!と思ったみなさんに朗報ですが、アニメは4巻半ばの内容で終わるのでそこから追いかければどういう話かがわかります。それ以前の内容は全てアニメ化されていますが、3巻の最後に収録された話のみアニメ化されていない上にくり子ちゃん再登場するし微妙にマジック総帥とサービスおじさんが出てくるので良い子は1巻から読みましょう。私のようにとち狂って紙の本買わんでも電子書籍あるから。普通にKindleとかでも読めるから。

逆にアニメ見た方がいい?というご意見に対しては、シンタローが島を去るまでの内容は1話を除き全てアニメ化されてるし、たまにある変なアニオリが好きなら見たらいいよという答えになります。ちなみに私のおすすめアニオリは、選挙に出馬してシンタローはん♡とわざわざハートマークまでつけて立候補もしていないシンタローに投票し自身は一票も得られないアラシヤマのいる41話です。あとねっとりした速水奨のシンちゃん……♡が聞きたい方はアニメおすすめです。見よう。まあアニメはセリフもほぼ原作通りで、尺のために時々シンちゃんの成長を記録した大量のビデオテープを持参しているマジック(なおたくさんダビング済み)などの存在しないシーンが足されてるだけだったので作り自体は忠実ですし。アニオリやらんでいいから最後までやれと言いたいけど。

そういえば室戸市名物シットロト踊りは差し替えられてましたけどなんかまずかったんですかね。作者の故郷長崎名物洪水波浪注意報はセーフだったのに。

 

 

さて、どうでもいい話はここまでにして感想いきたいと思います。

シンタローはそもそもマジック総帥の息子ではなくルーザーの息子……、の肉体に入れられた赤の秘石の番人(ジャン)の精神を安全な場所に避難させたことで生まれた存在……、と見せかけて赤の秘石の番人(ジャン)に似せて作られた青の秘石の番人(アス)の影でした

といわれたあたりで一回脳が思考を停止しました。お陰で読破に半日かかりました。シンタローの人生はもうめちゃくちゃ。

さらに言うとこの後ジャンはハーレムの部下の体に入り、アスはアスでルーザーの肉体を使い始め、シンタローはジャンの肉体で動き回り、こんなことになるまで使っていたシンタローの肉体は本来のルーザーの息子であるキンタローが使っている、というこれはのみのぴこ(※絵本)か何かのような状態になりウサギの脳がパンクしました。これはのみのぴこの住んでいるごえもんのしっぽ踏んづけたあきらくんの漫画読んでるお母さんがお団子を買うお団子屋さんと……

わけわかんなくなってきたんですけど、まあ要するにサービスおじさんはシンタローにおそらくとんでもなくクソでけえ感情を向けていたってことですね。何故なら大好きなルーザー兄さんの息子でしかもその見た目は片目を抉るほどの思いを抱いていた親友のジャンにそっくりだったので。お前ほんとどんな情緒でこんなことしたんだよめちゃくちゃ顔がいいサービスおじさん42歳……。おかしいと思わんかったんかお前の好きなルーザー兄さんの息子の顔がお前の好きなジャンそっくりって……。何かを疑わなかったんか……。

 

ところでパプワの珍奇なキャラソン、嵐の四兄弟を履修していたため

息子を監禁

小鳥をキュッ

給料カット

幼児を入れ替え

という何気に兄弟の年齢順に並べられたネタバレスレスレの歌詞の意味をようやく理解したのですが、一番意味わかんなかった小鳥をキュッが最悪すぎて笑いました。比喩かと思ったら文字通りでした。

そんな文字通りの意味で人の心のないルーザー、ジャンの正体に気付いて始末したことが原因で愛する弟のサービスが右目を抉った事実に錯乱して初めて人の心を理解するのがめちゃくちゃ好きだったので困っちゃいましたね。

さらに言うと、自分は恐ろしい人だと思っているけれど弟はそうは思っていなくて純粋に慕っているからどうか事実を教えないでとルーザーに泣いて縋ったハーレムもめちゃくちゃよかったです。

そしてルーザーが自分が弟の大切なものと右目を奪ったから……と苦しむ姿も、その罪の意識から逃れたくて最前線へ行くことを志願した事実も知っていたのはマジックだけなのも良かったです。そのマジックもジャンが死んだ現場にいて、犯人がルーザーであることを知りつつも弟たちが憎み合わないようルーザーに口止めし、なにも知らずに右目を抉り死にたがっていたサービスにお前は生きろと抱きしめてるのがもう……。

お前らみんなひどすぎる。ほんとにそう。みんな兄弟のこと大好きなのに。何故わかりあえぬ。ほんとうにそう。ほんとうにそう!

マジックが弟たち全員の痛みと苦悩を知っていてそれらを全て受け止める長男で、逆に四男のサービスは皆に守られ痛みのないように愛された末っ子の構図がめちゃくちゃキました。サービスのためにもルーザーのしたこと全てを隠し通そうとしたが故にマジックやハーレムが冷たく見えたのも、マジックの息子をルーザーの息子と取り替えるなんて復讐に至ったのもなにも知らなかったからこその挙動なんだよな。みんな弟が可愛くて弟が大事だからこそ傷つかないでほしくて真実を隠した結果がこれだよ。何故、何故、何故何故……、わかりあえぬ……。

それにしても、息子を監禁はコタローくんの力の暴走を不安視したという理由があるのでまあ間違った行動ではあるもののそれをするに至った気持ちはわからなくはないし、というかむしろシンちゃんパパだよ♡目的の監禁じゃなかったことに安心したし、小鳥をキュッも善悪わかんなかったからまあ……、まあうん、仕方ないし、給料カットなんてぶっちぎりまともな中で、復讐心で幼児を取り替えてるというのが末っ子のワガママ感あっていいですね。一人だけ理由が重たい。

この中で誰が好きかって言われたらまあみんな好きなんですが、長男として弟たちの罪と痛みを背負い、一族の使命を背負い、総帥としての責任を抱えて立っていたマジックは結構辛い立場だよなあと思ったし、その立ち位置はとても好きです。そんなマジックを案じて悪役は自分の方が向いてるから引退しろというハーレムの優しさも好き。ハーレムこの兄弟の中だと一番はっきりわかりやすく優しいからすき。初めて人の心を知って揺さぶられるルーザーもすき。あとサービスおじさんは顔が好きです。おわり。

そういえばマジックが実の息子に欲情しているやべー父親ではなかったのでとってもよかったです。グンちゃんのことは性的な目で見てないからな。これからはマジックのことを息子に欲情しているやべー父親と呼ぶことにします。シンタローのこと息子だって言ったから。

 

というわけで壮大な兄弟喧嘩に脳みそ揺さぶられて他のことがなにも思い出せないのであとは適当にかわいいね〜という話をするんですけど、アラシヤマが昂ぶると発火する体質なのが愉快だなあと思いました。どうやっても物理的に抱かれないので。よかったね!

抱かれないアラシヤマが盛んな山奥の村に住みしウサギなので、アラシヤマに抱かれない要素があると皆の衆〜!!!!皆の衆〜!!!!村の高台に集合じゃあ〜!!!!という気持ちになるのでとてもよかったです。

他の抱かれないポイントとしては、アスに体乗っ取られかけたシンタローに、わてのところに戻ってきておくれやす♡したら瞬時にシンタロー引っ込んでアス出てきたところですね。最高。サービスおじさんが戻っておいでと言ったら即シンタローに戻るところまで含めて芸術点が高い。

あとシンタローに対して語尾に♡つけて喋るのがマジックとかアラシヤマとかのそういう意味で狙っていらっしゃる人たちなのが最高でした。抱かれないでくれ。

 

あとはトットリくんが健気で可愛くてよかったです。めっちゃ可愛い。マイベストフレンドのミヤギくん大好きなの可愛い。ガンマ団とはちあって大怪我してそれでも一緒に戦うって笑うの健気で可愛い。最後の戦い前にバイトしに行くのすき。あと基本的にあんまり害がないのにアラシヤマに対してだけはめちゃくちゃ辛辣なのもウケる。明確に好かんって言ってますからね。シンタローの気を引きたくて触手に絡みつかれたアラシヤマの首を無邪気に絞めますからね。マジで面白い。

そういえばミヤギくんが髪の毛切ったのが私は残念です。とても残念です。本当に残念ですどうして切ったんですか。なぜ。ロン毛は一人でも多い方がいいと思うんですが何故。どうして。何故なのか。

 

このまま延々と髪の毛の恨みつらみの話をしそうなので、最後にこの話をして終わろうと思います。

あの一族には金髪しか生まれないようだし、サービスおじさんが銀髪なのはもう諦めたからせめてプラチナブロンドとかになりませんか。

以上です。

 

引き続き続編であるPAPUWAの履修に入りたいと思います。原作は今日届きました。とりあえずまーた中途半端に終わると聞いたアニメから見ようと思うので、またアニメと原作それぞれの感想書いていこうかなと思います。

とりあえず、パプワはまともにアニメ化してくれ。

南国どうぶつウサギちゃん

2022年、あけましておめでとうございます。

令和ももう4年、社会の構造や価値観のアップデートが盛んに叫ばれるこの時代に、私は

アニメ南国少年パプワくん(1993年放送)全42話を一気見しました。

令和なのに!!!!令和のこの時代に!!!!パプワくんを!!!!見ました!!!!

 

前提

都度書いてきましたが、私はドラクエのオタクです。四コマ劇場はほぼ全巻ブックオフで買い集め、ノベライズも読み、コミカライズにも手を出し……、ととんでもない熱量を持ってコンテンツを追いかけていました。小学生の頃に。そしてそんな小学生の頃、FF7にどハマりし、現在の私の構成要素である3属性(夢女子・腐女子・声豚)を一気に全て背負い込んでしまいます。ちなみに私は新世紀エヴァンゲリオンと同級生なので、わかる人にはわかると思いますが同級生と話が合いませんでした。まあ……、そうでしょうね。

さて、2000年代なのに90年代を生きていた小学生ウサギですが、その当時Wikipediaとかで出演作を調べては興味あるアニメがないかしらとチェックをかけていた声優が何人かいました。その中の一人が緑川光氏でした。彼のWikipediaを見るとわかりますが、どうしても目につく作品があるのです。それが南国少年パプワくんでした。しかも作者が柴田亜美ときた。そう、彼女はドラクエの四コマ劇場で描いていた作家の一人でした。

見るしかないな!!

当時12歳の私は決意しました。好都合にも、当時アニマックスか何かで放送されていました。運良く放送日に家にいたので一話だけ見ました。しかし、それが最後でした。

刺さらなかったのです。そう、全く刺さらなかったのです。タンノくんとイトウくんだけ強烈に覚えていましたが、あとは忘れました。そう、刺さらなかったのです。ですがめげない私はとりあえずググりました。南国少年パプワくんと、その続編となるPAPUWAが存在していることを知りました。なんとなく多分好きそうな感じがするな、という予感めいたものを抱きつつも、うぅんと唸っていました。刺さらなかったので。ブックオフドラクエの本探してたら原作を見つけたこともありました。ですがスルーしていました。刺さらなかったので。

そう、刺さらなかったので。

 

 

ということがあり、時は流れて2022年。私はTwitterで元気に呟いていました。ある時、TLにひとつのツイートが表示されました。

痴女の父親の歌だから『マジックの憂うつ』聞いて。

以前から、TLには何度もアラシヤマは抱いてもらえない受けというワードが飛び交っており、いつか履修しようかなあとぼんやり考えていたパプワ。ただ、アラシヤマは抱いてもらえないのかあという気持ちしかなく、しかも刺さらなかったのでイマイチ気乗りしなかったパプワ。

しかし今回は痴女の父親。痴女の父親です。

痴女の父親ですよ!?

主人公が痴女で、その父親という意味ではもちろんありません。恋人がサンタクロース、父親が痴女。そう、父親その人が痴女。あまりにも強い言葉に、軽い気持ちで聞きました。各自皆さん歌詞を検索していただけると助かります。検索しましたか?

この父親怖すぎる……。それが私の第一声でした。えっ……、一晩中でも耳たぶ舐められるってなに……、えっこわ……、えっ……、えっ怖いんだけど……、うそ……、怖すぎる……。なんで実の息子にこんなに欲情してるの……、なんで……、怖すぎる……。

パプワ、履修するか。

そう、私は決意していました。

この父親が何故、息子にここまで欲情しているのか。その理由を知るために。

 

というわけでアニメ42話を一気に見たわけですが、ええ、ええもう、ええ本当に。

マジックの憂うつ聞いた時からあっお客様いけませんお客様こんな90年代なんてという感じだったんですけど、全編通してめちゃくちゃ90年代だったのでとても懐かしい気持ちになりました。この小学生の頃に戻ったような気持ち……!

何が90年代って何もかもがそうなんですけど、例えば登場人物がやたらロン毛ってところですかね。今だと中華圏のコンテンツがロン毛率高いらしいですけど、かつての日本でもそういうロン毛の時代があったのだなと突きつけられる。やたらロン毛。美形はロン毛でなければいけないのかと言わんばかりのロン毛祭り。シンタローがロン毛、ミヤギくんもロン毛、トットリくんもロン毛、グンマ様もロン毛、サービスおじさんもロン毛。みんなロン毛。すげえ!髪が長いぜ!

逆にメインキャラなのにアラシヤマとマジック総帥は髪が短いのが不思議な気さえしますね。あー、だからシンタローに塩対応されてるのかな……、二人とも……。でもコタローくんも短いからな……。だめだな……。髪が長かろうとこの二人は……。

しかも現代のロン毛ってわりとそこそこの確率でメスお兄さん的な、たおやか美人系もいるじゃないですか。いないですからねそんな男。全員目つきが悪い。そういう絵柄だが全員目つきが悪い。しかもどいつもこいつも性格がおかしい。あと腕が逞しい。ガタイがいい。そして人間に対する感情が事故ってる。いやギャグアニメだからなんですけどね、ギャグだからなんですけどそれにしてもおかしい。

なんたってこっちには息子のぬいぐるみを抱いて息子の枕を涙で濡らす父親がいますからね!!!!!!!!

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ちなみに人間関係を雑にいらすとやでまとめるとこうなります。シンタローへの矢印が多すぎて色々カットしてなおこれですからね。なんなんだ。本当になんなんだ。そんなシンタローから出ている矢印は①パプワくん②弟のコタロー③サービスおじさんの3人だけなのが最高ですね。子供と叔父にだけ興味がある男、シンタロー。

おかげでこっちは実の息子が自分の弟に懐いていることに嫉妬して本部をぶち壊す父親とかいう地獄絵図を見せられますからね。パパとサービスどっちが好き?という質問ににべもなくおじさんと返されて暴れる父親ですからね。いやまあ……、最大限好意的に見れば父親としてショックを受けているとも取れなくもないような錯覚があるんですけど、ただ息子が望めば一晩中耳たぶ舐められるのがマジックという男なので完全にアウトですありがとうございました。

あとはまあ、あれですね、アラシヤマが友達いなさすぎて終始笑い転げていました。シンタローがアラシヤマの戦闘能力を利用する気満々で友達扱いして以来、友情パワーとかいう謎技が使えるようになってたのがだいぶウケたし、最終話直前の41話のオチまで友達いないアラシヤマネタだったので最高でした。がんばれアラシヤマ(笑)

ところで私はマジックの憂うつと、そんなマジックたち四兄弟のキャラソンだけ聞いて履修したんですよね。だから従兄弟のグンマ!と言われてもそっかマジックは四兄弟だから……、となったし、アニメでは私大喜びの銀髪ロン毛だったにもかかわらず原作は金髪ロン毛というとんだ銀髪詐欺で私の心を掻き乱したサービスおじさんの存在も普通に受け入れたんですよ。受け入れたんですがね?

なんかどう見ても残りの話数でルーザーとハーレムの二人が出てくる気配がないんですよ。

意味わからん高笑いするトンチキキャラソンのせいで顔も知らんのに名前だけ覚えました。そこでね、私は気づいてしまったんです。

アニメに出てきもしない人たちのキャラソンがあるという狂った事実に。

そしてね、もう一つ同時に気づいてしまったことがありました。

このアニメめちゃくちゃ中途半端なところで終わるのではということに。

それでもまあ、一応の区切りは付けて終わるはず。せっかくなのでと最終話まで見ました。父親の言うことにはまったく耳も貸さなかったというのに、サービスの日本に連れて行ってやるという言葉には素直に耳を傾け熟考するシンタローの扱いの差がめちゃくちゃ面白かったりもしたんですが、それよりも何よりも最終回がどう終わるかですよ。ええ、もう変なところで終わることはわかってましたからね。最大限の覚悟を決めて見たんですけどね。

まさかシンタローがサービスとパプワ島去って終わるとは思わないじゃん。全ての謎を投げ捨てて終わるとは思わないじゃん。

びっくりしたわ。秘石眼ってなに。一族の使命ってなんです。あの意味深な扉はなんだったの。島がたくさんあったのに沈んだ理由は。赤い石はなんだったの。いやほんとなんやねん!!!!なんや!!!!なんやなんや!!!!!!!!何一つわからない!!!!シンタローがブラコンでアラシヤマに友達がいなくてマジック総帥は痴女の父親ということしかわからない!!!!わからない!!!!!!!!

マジで何も解決してなくて笑いました。現代のアニメでは考えられない雑エンド。特に最近は鬼滅の刃進撃の巨人など、十分な制作期間を置きつつ複数クールに分けてアニメを展開し完結まで丁寧に描くケースも見られるようになったので余計にウケました。いっそ清々しいまである。なんかもう終わらせ方がとんでもなさすぎる。とか思ったんですけど、約束のネバーランドの終わり方がめっちゃくちゃ酷かったのを思い出したので作品によっては現代でもまだまだいい勝負ができそうです。でも42話もアニメやっといて何もわからないまま終わることはそうないと思うのである意味語り継いでいきたいなと思いました。

ただ、本編に出もしないルーザーとハーレムにやたら豪華なCVをつけていたり、次回に続くとしか言いようがない終わり方をしたあたり、これ本当は続きも作る気だったのがポシャったんじゃないかな……という気持ちになりました。アニメにいないルーザーとハーレムがキャラソンにはいるあたり、原作が進んでなかったという可能性も薄そうですし……。だってほら、ダイの大冒険は好評だったのに局の都合で打ち切られてるから……。そういうことってあると思うんです……、時代が時代なので……。興行収入歴代一位をアニメ作品が取るような現代社会とは違うと思うので……。いやでも……、こんな……、こんな終わり方ってないよ……。

まあでも私が一番憤っているのは

サービスの髪の毛、原作では金髪ロン毛なのにアニメでは銀髪ロン毛になっていたせいで無駄に大喜びしてしまったことですからね。

銀髪ロン毛が!!!!銀髪ロン毛じゃないなんて!!!!どうして!!!!銀髪詐欺だ!!!!!!!!ひどい!!!!!!!!!!!!

 

あまりに消化不良だったので原作買いました。今週中には届きます。以上です。

 

 

はやく今年なんか終わっちまえ

そう思っていたけれど、終わらないでほしいと初めて思いました。

私が好きで追いかけていたバンドOLDCODEXが、来年解散します。大好きでした。ともすれば声優としての活動を見るよりも。

ライブ参戦で初めて直接会ったフォロワーがいました。ライブ会場で仲良くなって、そして繋がったフォロワーもいます。海外の人とも仲良くなりました。それも複数人。一番遠いところだと北欧の人だよ。すごいことだね。たくさんたくさん、数え切れないほど素敵な出会いがありました。

いろんな土地に行きました。時には無茶な工程で彼らを追いかけました。そうこうしているうちに、私は旅行が大好きになりました。愛知県岡崎市、駅前のデイリーヤマザキにわざわざ行ったこともありました。レシートをもらって大事なチケットと一緒にアルバムに挟んで、今でも大事に保管しています。馬鹿だね。馬鹿だよ。

最後のライブ参戦が、あんなに願ってやまなかった福岡以外の九州の県、熊本の地での公演になっちゃいましたね。私にとって熊本は、ほんとうに思い出深い土地でした。そこに来てくれたことがどうしようもなく嬉しかった。

あの時は、願ってやまなかった最前列での参戦でしたね。ライブ中に楽しくなって客席に降りてきて。ああ、ほんとうに楽しかったな。

来年になったらまたライブしてくれるかなと思ってました。ライブのグッズがね、可愛いんですよ。すごく素敵なの。日常で使うことも多かった。今でも私の生活の一部なんです。

正直、こうなることを覚悟をしてなかったわけじゃないです。報道が出る前から、彼らはきっと近いうちに解散という結論に至ると思っていました。そう思った理由も根拠も、私の中で揃っています。だから、呆気ないほど情報がすとんと自分の中に入ってきました。

でも、受け止めてしまったら。解散を真実だと理解してしまったら。もうどうしていいのかわからなくなりました。

 

一つだけ書かせてください。

最後の参戦になってしまったライブで、Ta_2がMCの時に体調が芳しくなかったと口にしたことがありました。ネットに書くなと言われて口止めされたので一生公の場では書かないと思ってたのですが、どうしてもこの話をしたかったので書いちゃいます。ごめんなさい。

その体調不良を、どうしてネットに書いてほしくないのか。彼は「知りもしない人間にあれこれ勝手なことを言われるのは大嫌いだから」と言いました。知らない人間が勝手な憶測で物を言うこと。勝手に騒ぎ立てて火のないところに煙を立てようとすること。彼はそれが本当に嫌いなんだと語っていました。

その言葉を、今日の日になんとなく思い出してしまいました。果たして、今日までに報道されたゴシップの数々は一体何が正しくて、何が間違っているのでしょう。私たちは何も知ることはできません。何もわかりません。だってただのファンだから。何も、本当のことは何もわかりません。

だから私は今日までずっと、どんな情報が出ても「本当のところはわからない、そのことで私が騒ぎ立ててブログ記事を書くことも、ひいては彼を追い詰める一因になるかもしれない」と自分に言い聞かせながら、こうして記事を書いてきました。踊らされないように気をつけながら、言葉を選びながら、それでもこうして書き続けました。

こうして吐き出さないと、正直気が狂いそうだったから。今日の発表だってそうです。いっそ、彼の大嫌いな勝手な憶測であればいい。根拠なんてない嘘であればいい。私はそれに踊らされてしまっていただけ。それなら、こんな真実よりも何倍もいい。

でも、そんな現実逃避をしたってOLDCODEXが解散してしまうことは揺るぎない事実です。どんなに私が疑っても、どんなに嘘だと思っても。それは変わりない事実です。どうして、一番聞きたくなかった言葉が疑いようのない真実なんでしょう。

何もかもが疑わしいこの一連の騒動の中で、どうして一番見たくなかった情報を、真実だと突きつけられてしまったのでしょう。

どうして、どうして。

 

混乱しています。わけがわからなくなっています。

わけがわからなくなってきたので、ここで記事はおしまいです。

さようなら、私の青春。ほんとうはまだ、さようならなんて言いたくなかったのに。

焼肉焼いても家焼くな

活動再開のニュースを見ました。

といってもページビューを増やしたくないのでリンクは踏んでいませんが。踏んでいませんがともかく活動再開すると知りました。本当かは知らないけれど、事務所が答えたなら本当でしょう、多分。

いろんな思いがあります。文春通しての報道じゃなくて事務所がきちんと声明出せよという気持ちもあります。特に情報漏洩は誤報というくだりとか。そういう情報は週刊誌のインタビュー通してとかじゃなくて、裏が取れた段階できちんと事務所を通じて発表すべきではないですか。初動の時から不信感しかないのですが。自殺未遂の報道という、事実であれ名誉を損なうような記事に対しても一切コメントを出さず本人の謝罪文を載せるまで沈黙し続けていた件に関してもずっとモヤモヤしていますが。そこのところはどうなってるのでしょうか。

不倫に関しては、最初に言った通り当事者である奥さんが許すか許さないのかという話であって、私にできることは「バカじゃないの」とあきれることだけであるというスタンスは変わっていません。今後どうなるかはわからないけれど、奥さんのほうが納得できるような着地点を決められていたらいいなと思います。

なんか愚痴っぽくなってしまったけれど、とにかくやっぱり戻ってきてくれて嬉しかったです。おかえりなさい。待ってました。

私はあなたの声がしない黒崎蘭丸がいつかこの世界に現れてしまうのではないかとずっと怖かったです。誰がなんと言おうとも、私にとって黒崎蘭丸の声帯はこの世で鈴木達央ただ一人です。代わりなんていません。

本当におかえりなさい。ずっと待ってました。

 

 

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ところでセリアのミニ鉄板とダイソーのポケットストーブと固形燃料で一人焼肉してたんですけど、動揺のあまり鉄板がずれてお肉に引火して大炎上しました。すぐに消火しましたが、お陰でお肉はめちゃくちゃ美味しく焼けました。怪我の功名ですね。

今日は焼肉用で売られていた豚のあご肉を焼いてたんですが、赤身の噛み心地もしっかりありながら脂がとろりと濃厚でものすごく美味しかったです。1パック280円でめちゃくちゃ安いし。

 

そういうわけなので、みなさんも炎上に気をつけましょうね。不倫はするな、焼肉焼いても家焼くなです。