自分の気持ちがわからないオタクの語り

先日、Free!の舞台挨拶に行ってきました。

映画の感想は真琴が女の子だったら気が狂ってたななんですが(おっとり穏やか優しくて巨乳の幼馴染み負けヒロイン属性)まあ……、その話だけじゃ終わらないですよね、舞台挨拶なので。

いつものように達央の話をします。

 

もう今更宣言することでもないですけど、私は下手したら声優としてよりもOLDCODEXしてる時の方が好きだったのではと思う程度にはあの時の姿が好きで、終わりを認められず主題歌を舞台挨拶の当日まで聞けなかったオタクです。

さて、私は昨日の舞台挨拶、ライビュという選択肢もある中で、運良くチケットを当てたので現地での参加でした。既にレポが大量に流れているためご存知の方もいるとは思いますが、よりによってライビュで流れない部分で、達央がOLDCODEXについて語りました。あえて今までしてこなかった話と前置きしながら。

泣きながら馬鹿野郎と叫びました。

もちろん、マスクの下で、声に出さず叫んだので届いてはいない叫びです。でも私は叫んでいました。馬鹿野郎。ちなみに会場の空気はお葬式でした。そうでしょうとも。

 

OLDCODEXの解散については、報道の直前に行ったメン限配信で「俺たちの最後の挑戦」という終わりを見据えてそうな発言が飛び出してきたことがあったので、報道がなくとも同じ結末に至っていたような気もしています。これ度々書いてますけど、マジで怪しかったからね。ついでに書くと解散に際してのコメントも、Ta_2はまあやらかした側とはいえ諦めの匂いを漂わせていた一方、YORKE.さんはずっとスタッフと話し合いを重ねたけど覆らなかったよごめんねのスタンスだったので、あぁ……となります。完全に心折れてたでしょ……、だからあんなに迷走してたんでしょ……

まあでもさ、あのライブスタイルと今のご時世は全然噛み合わないし、売れに売れた奥さんと同じルートを歩むことに本人も抵抗感じてそうだったし。そうなってもおかしくないというか、気持ちはとにかくよくわかる。

だから本当のところは私には知りようのないことです。そもそもこうなってしまった以上もう二度と本当のことなんて語られないでしょうし。

また、同配信で語っていた新曲のリリース予定は、あの段階で公表済みだった前編の主題歌を除いて11月、1月、4月。この4月リリース予定の一曲が後編の主題歌だったのでしょう。だから、何もなくたって同じタイミングで終わりの可能性は十分すぎるくらいありました。

ただ、本当に解散してしまったとしても。最後の新曲はシングルとしてリリースされず、さよならも言わせてもらえないこんな歯痒い終わり方にはならなかったでしょう。それが私はずっとずっと悔しかったし寂しかったです。

 

そんな中で、彼が語った言葉をかいつまんで書くと以下のような内容になります。

  • 諦めかけていたこと(レコーディング)ができたし、すごく俺たちらしいと思った。こんなふうに感じるのは久しぶりだった。
  • その背景には、監督や音楽担当の加藤さんなど京アニの人たちからのプッシュがあった
  • 明日へ繋がる一歩を踏み出せたと思う。そういうことがあるとこの曲を聞いて思い出してもらえたら嬉しい。

泣きました。ええ泣きました。そりゃそうです。

本人が自分の口で語る姿を見られたから。

そりゃあ泣きますよ。斜め前の先のお姉さんめちゃめちゃ号泣してたし私もめちゃくちゃ泣いてたよ。ただ、ただね、同時に思ったんです。馬鹿野郎って。思っちゃった。だってそうじゃないですか。何一人すっきりしてるんだと。

だから私最初、Twitter開いた時びっくりしたんですよ。前向きになれたという感想が多くて。よかったと胸を撫で下ろしている人が多くて。

だけど私の胸にあったのは、納得でも、理解でも、共感でもなく。確かな怒りでした。

まさかね、ここに来て怒りが強くなるとは思わなかったですよね。泣いたけど。泣いたけど怒った。もうめちゃくちゃだよ。

だって、ライビュもやってない、あの場にいた人間にしか聞けない場所で語ったんですよOCDのこと。たしかにあの場にはオーディエンスいっぱいいましたよ。見覚えのあるグッズいっぱい目に飛び込んできた。でもさ、あの場にいない人も当然いたわけで、せめてその人たちにも達央が達央自身の言葉で語る思いを聞かせてやれよ!と思うわけ。

まあそもそも不倫するなって話だよ。いつか訪れる終わりの日にきっとあるだろうライブのことを考えていたあの頃の私が泣いてるよ。今でも泣いたまんまだよ。毎晩啜り泣いてるよ。何一人ですっきりしてるんだばーかばーか。

 

そういうわけで、情緒がめちゃくちゃすぎて感情の整理ができず、6日の金ローのポニョを見ながら宗介繋がりでパロされてたな……とか

お母さんの名前がリサだから旦那の名前が脳内で自動的に達央に変換されて苦しいな……

とか考えてようやくここまで書くに至りました。オタクはままならない生き物ですね。

 

 

以上です。