今日の狂い

転職して東京に住み着き始めた人ですこんにちは(開幕近況報告)

そういうわけで新しい環境にいるのですが、当たり前とはいえこれがどうしてなかなかしんどいので精神が疲れ切っています。そんな折に3時間以上もオンライン会議をさせられるっていうんだからた〜いへん!

二窓してYouTubeOLDCODEXの曲聴くしかないね!

というわけでこれをやったらガンギマリになってしまったので記事を書くことにしました。すみません、まだギリ解散はしてないので存在はしているけど、だからといってもう活動はないというややシュレーディンガーのバンドなのでしばらく私の情緒が安定するまではこの話を連打すると思います。いやまあ、今更だな……。今更です。散々やってた。OCD解散日までに達央関連の記事あと何回更新するかな!?楽しみだね!?

ちなみに一切オタクではない陽キャの同期たちにはガン詰めされたのでガッツリオタバレしていますが、鈴木達央のことは不倫の人で認識していたので私は密かに家に帰って泣きました。馬鹿野郎、お前ほんとに馬鹿野郎。ドラケンの声してる人だよ〜で通じたのにドラケンも降ろされてんだぞ馬鹿野郎……!

 

どうでもいいですが、はめふらイベントで復帰しなかった時バージョンの記事の下書きがあるので読んでください。

 

喜ぶなアンチ!!!! 喜ぶな!!!!

いつだってオタクはアンチに有利なTwitterの中で 戦ってるんだ!!!!だいぶ手遅れなオタクがだ!!!!

流石に誹謗中傷かと思われるツイートだって簡単には違反にならない!!!!初動をミスったせいで失った信頼が戻ることもない!!!!

喜ぶな馬鹿野郎!!!!馬鹿野郎!!!!愚痴垢!!!!お前なんかより達央の方がずっとメンタルが弱いんだ!!!!弱いんだ!!!!オタクは負けてない!!!!達央は誰が見ても負けてるけど!!!!

なんだかんだコメントも出してる!!!!舞台挨拶には出る!!!!お前の負けだ!!!!オタクの勝ちだ!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

 

嫁が主題歌やって売れたアニメのネタを擦るんじゃねえよ

ちなみに私の自己紹介は鬼滅ネタが鉄板です。知名度が段違いなのでほぼ確実にウケます。悔しい……、本当に悔しい……。そもそも私の予定では童磨役に鈴木達央来るはずだったのにお前いい加減にしろよ……

 

まあそういうのはいいとして、私が言いたいのはやっぱり誰がどう言おうとOLDCODEXは俺の青春ってことです。もうこの話しかしないから。

私はこれを聞いて大泣きしたから。

[Official Video]OLDCODEX - Smiling - from OLDCODEX Live Blu-ray "we're Here!" in YOKOHAMA ARENA 2018 - YouTube

この曲ねえ……、達央の不倫報道が出る前日に聞いて泣いてたんですよね……。あのMCのエッセンスを綺麗に詰め込んだ歌詞を書くYORKE. さん相棒のことわかってるよな〜、Ta_2は相変わらず歌詞覚えてないのに『その過ちも 古い写本に書き足して 忘れればいい』のところはちゃんと歌うの悔しいな〜!

は〜〜〜〜〜好き!!

ってやってたので、翌日仕事終わって報道見た時わりと本当にキツかったです。マジで。

というわけで、人に語って聞かせられるほど真剣に追いかけていたわけじゃないけど、あんまり偉そうに語れないなと思ってるけど、でもなんかやっぱり語らずに残さずに終わってしまうのは嫌なので書きます。

私が思う、OLDCODEXというバンドの話。

 

私にとってのOLDCODEXは、変な言い方ですが自分を認めてくれる存在でした。音楽に乗せて、絵と共に、自己肯定をいつも私のもとに届けてくれる存在だったように思います。代表的なのが九州住み自分を肯定できない私さんが泣いて喜んだ俺たちが行く→他の県にも行きたいとアプローチしてるけど中々叶わない。もし実現したらその時は俺たちを支えてくれ→熊本でのライブの三段構えなんですが、これの話するとシンプルに私が泣くしそのわりに共感性は薄いのでやめます。正直途中まで書いてたんですけどあんまりにもアレだったので団員の給料よろしくカット!カット!カット!みんなも『南国少年パプワくん』とその続編『PAPUWA』を読んで私の発言の意味を知ろう!

 

ふざけた話は置いておいて、私が好きなOLDCODEXの一番のポイントは弱いものや傷ついたものに優しかったところだと思います。誰がなんと言おうと私はそう思う。

わかりやすいのがTa_2が常に何かに怒ってるところ。これ賛否が分かれるところだし、マジギレした日の翌日ごめんねライブとかアホ!と思ったことも数えきれないほどあるんですけど、あるんですけど私は自分の代わりに何かに怒ってくれてる彼が大好きでした。

暗い話しちゃうんですけど、ちょうどこのブログにめちゃくちゃなブログ参戦レポを上げてる福岡公演の頃、私はめちゃくちゃパワーがハラスメントしている先輩職員にだいぶぼこぼこにされてしまいメンタルぶち壊してたんですよね。挨拶しても無視される、冗談の文脈で私に対しての発言ではないが仕事中に殺すと発言するなど、思い出すだけで吐き気を催す邪悪だったんですが、そういう人が身近にいた時期で。そういう時にあのボーカル様のMC特有の

今日くらいは嫌なやつに中指立ててやれ

だの

おいお前らそんなもんかよ、嫌なこと全部置いてけ!!!!

だのの、見えない何かと戦っている言葉たちに殴られるとね、人は呆気なく陥落するんですよ。私は傷ついた感情を怒りに変換するのが下手くそで、後からようやく怒りが出てくるタイプなのでこうやって代わりに怒ってくれる人ってすごく惹かれてしまうんですよね。アシュヴァッターマンがマスターの代わりに怒ってやると言ってくれるのも大好き。奇しくも声が達央なので余計に好き。悔しいふざけるな腹立ってきた。私わりとよくキレ芸してますけど、本当にきつい時ほどそういうことできなくなるのでね、誰かが代わりに怒ってくれるって最高です。

あとTa_2はよくライブハウスに来るのは怖いことという前提でMCをしていて、

「こんなわけわかんねー場所にさ、勇気出してドアを開けて来てくれたやつらがいるわけじゃん? それってすげーと思うし、楽しいって思って帰ってほしいんだよ」

みたいな発言をよくしていました。機嫌いい時はよく楽しかった?って聞いてきた。私この言葉がほんと好きで、好きなくせにうろ覚えで申し訳ないのだが本当に好きで!

実際ライブハウス相当こえーんですよ。私はそういう世界に飛び込みたかった側でしたが、それでもこの人たちがいなければ一生叶えなかった願望だとも思ってて、だからすっごい共感できるんですよね。笑って出て行ってほしいというのも好き。

そういう意味で寄り添ってくれるのはYORKE. さんもそうなんですよ。この人のほうがよりはっきりと、自分たちの存在で笑顔になってほしいと言葉にしてくれてたなあ。実際私は隣の人の肘が脇腹に食い込んでいててててて!となっていた時に心配されたので……。大丈夫?って顔されたので錯乱しながら頷いたら微笑みかけて去ってった……。優し……。あんな見た目怖いのにふわふわだし優し……。私一生この話する……。

シングル曲の『Aching Horns』なんてはっきりと「何か辛いことがあった時、崩れ落ちるやつもいる。俺は足を踏ん張って耐えようとする。崩れ落ちるやつがさ、顔から膝から肘から、どこから地面にぶつかるかはわかんねーけど、そうやって擦りむいて倒れ伏すような弱い奴らのためにこの曲を作りました」って言ってましたからね。この発言、これだけ見るとすっ転ぶことが弱いことだと否定してるようにも見えるし、そもそもTa_2が一番弱い奴では?という疑問が浮かぶのもまた事実なのですが、自分は大丈夫だからと他の人間の心配をしようとするのはメンタル弱い人間仕草なので……。私の時はこんなんでしたけど!大丈夫ですよここまでひどくないでしょ?いけるいける!って言ってる自分とこの発言をするボーカル様が重なって見えるので……。

最初に弱いものに優しいと書きましたけど、これ本当に優しいのはYORKE. さんだけなんですよ。暗い場所から引っ張り出してくれるし、繋いだ手を離さないでいてくれるのは彼のほう。Ta_2は自分が弱いから、どちらかといえば強い言葉で自分を装ってる感じなんです。あれは半分くらい自分に言い聞かせてる言葉だと思う。だけど、私はメンタルが弱いけど強がりたがる側の人間なので彼の気持ちすごくわかるし、多分似たものがあるから共感しちゃうんですよね。だから弱い私に刺さる。

 

そういう方向性の違った弱きものへの優しさが滲み出ていたOLDCODEXという人たちが私は本当に大好きでした。だから冒頭貼った、smilingという、めちゃくちゃOLDCODEXという人たちをうまく表してる曲が大好きなんです。あの曲は弱いことを一切否定していないので。

タイトルからしてそうなんですが、この曲の歌詞には笑っていてという言葉が何度か出てくるんです。だけど、笑ってるほうがいいことあるよとか、笑ってれば大丈夫みたいな安易な励ましとかではなく、ただただそうあってほしいよという願いの文脈で笑っていてと歌ってるんです。全然励ましてこない。

更に言えばまた一人きりになって抱え込んだ痛みさえそっと見えないように離れれば簡単さとか言ってくる。頑張れって言わない。向き合えとも言わない。辛い現実から目を背けて離れてしまえと言う。ここがほんっとに大好きなんですよね。嫌な現実から逃げてしまおうと。それは解決にならないのかもしれないけど、今が辛い人間には立ち向かう元気なんてなく、とりあえずそこから離れて見えないふりしてしまうのが一番なのですっごくわかる。メンタルが弱い人間を全力で肯定してくる。

ちなみにこの一人きりで痛みを抱えてうずくまってる存在がライブハウスに来てくれることに対して歓迎の文脈で喋ってたのはYORKE. さんだった。大好きだった。

あとはPlease just smiling had a great time When you can open the last doorだねやっぱり……。最後笑顔になって出て行ってほしいというよく聞く言葉そのまんまだからねこれ……。MCでよく聞くやつじゃんってなる……。ほぼほぼMC聞いてるようなものだよこれ。

で、で!私が一番好きなのが!

その過ちも古い写本に書き足して忘れればいい

です。嫌なことは捨てていけ、溜まったもの全然俺たちにぶつけろとよく叫んでいたTa_2の言葉そのまんまじゃないですか。これ。古い写本、つまりOLDCODEXじゃないですか。過ちを、書き足して忘れればいい。そう、忘れればいい。これだけ言ってて更に忘れればいいですよ。向き合えって言わない、頑張れとも乗り越えろとも言わない。自分たちが受け止めるから忘れてしまえという。あまりにも好き。

私はこの曲歌ってる時にその過ちも古い写本に、のところで自分の胸を軽く数回叩いてドヤ顔しながら歌ってたTa_2が大好きだったよ……。歌詞間違えまくってて全然覚える気配なかったくせにここだけは間違わないのが憎らしいくらい彼っぽくて好きだったよ……。優しくできる範囲が限られてる人なのでファンはその範囲内に入れられてないのわかってるけどそれでもこうやって、弱っている時に目の前で、例えそれがかっこつけのパフォーマンス仕草だったとしても、大丈夫だとドヤって胸張って立っててくれることに私は確かに励まされてたよ。

ねえ、このまま終わりになんてならならいでくれよ……。

 

はめふらイベの会場がZeppだったのがすごくすごく私にとっては皮肉に思えたんだよ。私の大好きなライブハウスで、だけどコロナ禍でスタンディングなんかないから柵も外されてまだ綺麗なフロアの上に並べられた椅子に座って、やっぱりまだ不安そうな表情はしてて、でもやっぱり生きて動いてる姿を見られたことは嬉しくて。それと同時にOLDCODEXのフロントマンではなく声優としてライブハウスの舞台に立っていた姿に悲しさも覚えて。私にはもう何もわからなかった。

声優としてのお仕事はもちろん好きだけど、私はOLDCODEXのフロントマンとしての姿に冗談抜きに救われて励まされて生きてきた部分があるので、だからこそ、こんな形でしか終われなかったのが悔しくて悲しくてどうしようもなく辛いです。正直なところ。

元気にお別れ言いたくて、でもその前に好きだー!って叫びたくてこの記事を書こうと決めたはずなのに。すっかり重たい話になっちゃいましたね。だめだな、笑ってお別れと決めたはずなのに。

 

じゃあ最後に面白い話しよっか……。

H2Oって言葉が入ってるすげー気に入ってるタイトルなんだ、Heading To Overって、この言葉の意味は、前へ、もっと先へ(ここでドヤ顔)

ってMC実際聞いてから3年経ってるのにまだウケてる。

以上です。