ロックするぜよ

今日5月5日は、歴史上の私の推しである土方歳三の誕生日です。ちなみに2日前は私の誕生日でした。誕生日にスキャバトをやったらグレイグが出て大変嬉しかったです。テリーさんはまだ出てきてくれません。人生最初の推しのハードルは高い。

などという近況報告はさておき、どうしてもこれは記事にせねばなるまいと思うことがあったのでブログ記事を書き始めました。

 

最初にも書きましたが、今日は土方歳三の誕生日。つまり

幕末Rockの公式が狂ったパネル芸を披露してくれる日

でした。過去形です。過去形でした。過去形だったんですけどね〜〜!!!!今日いきなり復活したんですよ〜〜!!!!

というのも幕末Rockくん数年前に死んだので、毎年恒例だった狂気のパネル芸も死後はすっかり見られなくなってたんですよね。まあ死んでますけどヒプマイのアプリ化でばくろがトレンド入りした時に公式がアナウンスしてオタクがラッパーの女に感謝してたので、完全に死んではないんですけど。まあ要するにゾンビですね。

ちなみになんで急にバースデークレイジーパネル芸が復活したのかオタクの誰もわからないという状態です。どうしてなのかな。元号変わったからかな。

 

で、本題に入ります。

あまりにもめでたいので幕末Rockを知ってくれという記事を書きたいと思います。要するに布教、ってやつですね。好きになってとかハマってじゃなくて知ってくれです。好きにならなくてもいいから存在を知ってくれ。

 

 

 

というわけで幕末Rockってな〜〜〜〜んだ?っていうところから話を始めていきます。まずは簡単なあらすじからご紹介しましょう。

 

時は幕末。徳川幕府天歌(ヘブンズソング)を用いた統治を進めていた。

その支配体制は強固、かつ熾烈を極めるものだった。何故ならば天歌以外の音楽を奏でれば死罪なのだ。

そんな世の中で、歌がめっちゃ下手くそな坂本龍馬(CV谷山紀章は、ある日流れ星と共にある音楽に出会う。そう、それがロックだった。ロックに目覚めた彼は、紆余曲折を経て志士(ロッカー)である高杉晋作(CV鈴木達央)と桂小五郎(CV森久保祥太郎に出会い、彼らと共に自由を得るため立ち上がる。

そんな彼らの前に立ちはだかるのは、最高愛獲(トップアイドル)・新選組沖田総司(CV小野賢章)と土方歳三(CV森川智之だった。

ぶつかり合うロックと天歌、果たして世界を変えるのは、どちらの音楽なのか。

 

のっけから難易度の高い日本語ですいません。

ちょっと意味わかんねーなとお思いになった方も多いと思うんですけど、なんとびっくり、ここに書いた通りのあらすじです。個人的に一番のツッコミどころなのは谷山紀章の声帯を持っているのに歌が下手くそというどうして?と宇宙猫フェイスになる設定ですね。それ以外にもおかしいところは多分いっぱいあるんですけど、私にはもう何がおかしいのかわからないです。だって新選組は愛獲じゃないですか、えっ違うんですか!?

念のため断っておきますけど、この三徹してから富士登山して山頂で考えたみたいな設定はもちろん公式です。少しでもわかりやすくなるようにとキャラの名前をそれぞれのイメージカラーにしておきました。そういう問題じゃないというのは私もよくわかっております。

もう痛いほどお分かりになったと思うんですが、この幕末Rockめっちゃぶっ飛んだ設定です。めっちゃぶっ飛んだで済ませます。意地でも。

でもほら、世の中には‪‪男から武力を奪いラップさせてる世界 ヒプノシスマイク

とかあるじゃないですか……、ね……?そう考えたらアリじゃないですかこの設定……。

えっ、なんですって?ペリーが来てないのに幕末でいいのか?ですって?安心してください!ペリーもちゃんといますよ!

ガーターベルト着用のガチムチ(胸元には黒のレース♡)

ですけど。ちなみにCV諏訪部順一です。よろしくお願いします。気になった方はググるといいと思います。書いた通りの見た目です。ちなみにピンヒールです。

 

さて!もうついてこられなくなっている人しかいない気がしますが、じゃんじゃん先に進んでいきたいと思います。

とっても先進的なコンテンツであることは十分わかってもらえたと思うのですが、この幕末Rockの魅力はなんと言っても楽曲ではないかと思います。これはマジ、これは大真面目な話なのでお願い、ここだけでいいから読んで。

『幕末Rock』「What's this?」ミュージックビデオ - YouTube

せめてこれだけ聞いて。

設定書き並べるとふざけてんのかって総ツッコミされそうな世界観なのに、曲は普通にかっこいいんだな〜〜これが〜〜!あと5年も前のコンテンツなのにこのMVかっこいいじゃないですか。私これ最初に見た時文字だけなのにそれっぽく見えるすげえ!って言ってましたからね。立ち絵一種類だけだし。文字の力すげえよ。ちなみにフォロワーからドリミの画面見せてもらった時にあっこの映像の作り方めっちゃロックの絶大なパワー感じる〜〜!とか思ったんですけど口に出しませんでした。賢明な判断です。

先ほどのあらすじにキャストを書いたのでおおよそお気付きの方も多いと思いますが、皆さん歌える人たちで、特に志士の3人は音楽活動してる人たちなのでまあ……、強いですよね……。

っていうわけで曲の良さを語るついでに、キャラの魅力もセットで書いていきたいと思います。曲の話だけしようと思ったんだけどキャラ語りをどうしても挟んじゃうので……。

 

というわけで、順番に語っていきたいと思います。

まずは坂本龍馬について。担当楽器はギターです。なんと担当楽器があるんですよ。バンドだからね。幕末にギターはないというツッコミはやめてください。なお、彼のギターはもともと吉田松陰の持ち物でした。松陰先生の声はばいきんまんと同じです。

ザ主人公な底抜けに明るくてボケたりするけど決めるときは決めるタイプの男です。人のことをあだ名で呼ぶんですが、例えば高杉晋作ならシンディだし、土方歳三ならヒジゾーさん。そうだね、突っ込みたい気持ちはわかる。わかるけど耐えてくれ。ちなみに他二人はこいつらに比べたらまともなので割愛します。

そんな彼のソロ曲が

『幕末Rock』「Crash My Head」ミュージックビデオ - YouTube

これなんですよ。

額を斬られて死んだ男の曲が『Crash My Head』とかいう攻めまくったタイトルが印象的です。曲は可愛いんですけどね。めちゃくちゃ性格を表してて好きです。この底抜けに明るくて跳ねるようなテンポ。クセになりませんか。ちなみにカップリング曲は使われるシーンもシーンなのでとってもシリアスな曲です。こっちもぜひ。

あと後述する徳川慶喜とのデュオ曲も可愛くてキレキレでスッゲーいいのでよろしくお願いします。

 

そしてお次がシンディこと高杉晋作について。

彼の担当楽器はベースです。性格はとてもわかりやすいツンデレです。

さて問題です、同じ声帯でベーシストで素直じゃない性格のロッカーやってるアイドル・黒崎蘭丸を推してるウサギはぱ〜〜ふぇ?

ちなみに一部の界隈からは前世とか先祖とか生まれ変わりなどと言われてました。私は少なくとも血縁があるのではと思っています。根拠は彼ら二人とも下まつげがバッサバサだからです。

そんな彼の曲がこちら。

『幕末Rock』「生きてゆこう」ミュージックビデオ - YouTube

ロックロック言ってんのにバラード曲を貼りました。だって!!!!名曲なんだよ!!!!聞いたらわかるだろ!!!!

死んだ松陰先生を思って歌った曲なのでお聞きの通りしっとりした曲調なんですよね。アレンジはすごくロックっぽいんですけど。めちゃくちゃ中の人の得意分野。中の人に対する感情が重いので黙ります。

ちなみにカップリング曲はロックです。口上で昇天(イか)せてやるよみたいなことを言い出します。全然関係ないんですけど、最近どこのジャンルでもよく出会うスキャバトのマイクマンヨシキの声帯の人がライブの時に同じこと言ってたのを思い出しました。ははは。

 

次は桂小五郎です。担当楽器はドラム。ちなみに私は昔一瞬だけドラムをしていました。

見た目が可愛い感じなんですけど、実際幼い頃シンディは桂さんのことを女の子だと思っていたことがあります。なんてこった。

オーバーテクノロジーなアイテムを発明することに定評があり、同人誌のネタを提供でもしているのか?と言いたくなるものもたまに発明しています。体と中身が入れ替わる機械とかな。実際二次創作をすると彼の発明品のせいという適当な理由で済ませられて大変心強い存在でもあります。というか私も彼の発明品のせいという理由で小説書いてるんですよね。

そんな彼の曲なんですけど

『幕末Rock』「ハチノジディストーション」ミュージックビデオ - YouTube

『幕末Rock』「重力のない世界」ミュージックビデオ - YouTube

かっこいい。めっちゃかっこいい。かっこいいので2曲とも貼った。見た目可愛いのに曲は一番強い。歌い方も雄々しい。なんていうか森久保祥太郎の有効活用ってなりません?特に2曲目……、有効活用じゃんこんなの……。

 

さて、サクサクいきましょう。沖田総司です。

一応楽器はキーボードです。またもや全然関係ないんですけど、私の初星5鯖は沖田さんでした。沖田さんと人理修復しました。まあこっちはソウちんなので……、沖田さんじゃないので……。

彼に関しては詳しく語るとネタバレになるので何も言えませんが、最大限に色々控えて言うとこんなの好きじゃんずるい〜〜ってなります。ずるい〜〜、こんなのオタク好きだよ〜〜。ちなみに沖田のバスケという最高にファッキンなネタを公式でやられています。めっちゃ笑った。ちゃんと気配消してバスケしてて死ぬほど笑った。

『幕末Rock』「残響 -feedback-」ミュージックビデオ - YouTube

彼の曲に関しては雷舞(ライブ)で歌った時に隣のお姉さんが半泣きになっていた思い出があります。ので、前の3人と違って曲がいいだろ〜〜とかすごいだろ〜〜みたいなノリで語れないというか、彼に関しては本当に本編のストーリーありきなところがあるのであんまり詳しく語れないんですよね。気になった人は履修してください。

 

そして次が土方歳三です。冒頭でお伝えした通り歴史上の推しなんですが、彼の声帯に関しては思うところしかないので、なんというか個人的に業の塊だなという気持ちがめちゃくちゃします。だって私……、セフィロスに声豚と腐女子と夢女子の十字架背負わされちゃってんだよね……。それで思い出したけどはやく15クリアしろ私……。

ちなみに楽器は一応ギターです。被り。そんなヒジゾーさんを語る上では「静まれ!」「静まるんじゃない!」は欠かせないと思います。これだけ書かれてもなんの話かさっぱりわからないと思うんですけど、簡単に言うと作中の客席煽りのセリフです。おおよその流れとしては

「静まれ!」で静かになる→「静まるんじゃない!」でピギャる

の流れです。考えるな、感じろ。

『幕末Rock』「モット!!!」ミュージックビデオ - YouTube

というわけでこちら聞く前に私は一人でピギャっておきました。全然関係ないんですけど私この曲だけ生で聴けてないんですよね。大変に残念なのではやく3回目の雷舞をやってほしいです。やってくれ。

龍馬やシンディと同じく1曲目は明るい曲、2曲目はより本編シナリオに絡んだシリアスな曲という構成になっています。

 

以上がメインキャラになります。

ほかに先ほどちょこっと名前を出した徳川慶喜(CV斎賀みつきや、その彼に仕えている井伊直弼(CV安元洋貴などがいます。

もう一度言います。将軍・徳川慶喜井伊直弼が仕えています。桜田門外の変などなかった、いいね?

彼らのどう考えてもメリーバッドエンドみたいな関係性が死ぬほど好きなんですがここでは割愛します。ちなみにそのメリバなオチですが、徳川園(とくがわランド)というテーマパークができるという、相変わらずよくわからないテイストなのでよろしくお願いします。ちなみに彼らのデュオ曲があるんですが、

『幕末Rock』「宙ノ翼」ミュージックビデオ - YouTube

つよい。あとCV安元洋貴だけあって低音が低すぎてもはやそういう楽器に聞こえる。

ちなみに諏訪部順一安元洋貴という低音二人のデュオ曲も何故かあります。ペリーと井伊直弼。なんで????

※デュオ曲の組み合わせを決めるファン投票の結果こうなりました

 

 

というわけでざっくり説明してきましたが、やっぱりわけわかんねーな!と言われること請け合いだと思います。

そんな数々のわからないの中でも一番わからないのがどの媒体で展開されているコンテンツなのかではないでしょうか。

書き忘れてました。

へへっ!

この幕末Rockくん、大元はPSPのゲームです。その後、ペリー来航の一連のエピソードを追加したPS Vitaのゲームが発売されています。音ゲーがめちゃ楽しい。△を押すと脱衣します。

そうなんですよ、なんとゲームハードも死んでるんですよ。でもあ〜〜んしん!

‎「幕末Rock 極魂 -ULTIMATE SOUL-」をApp Storeで

本編そのまま移植したアプリがあります。

気になったみなさんはぜひどうぞ!!!!!!!!冒頭無料の体験版もあります!!!!!!!!

そしてもっとお手軽なのがアニメです。ただこのアニメ、風呂でロックをする、最終回が羽の生えた全裸の男たちが美少年を囲んでグルグルする映像という完全に常軌を逸した話なのでよろしくお願いします。ばくろの文法に慣れている私をして常軌を逸していると言わしめるだけのことはあります。ちなみに私はアニメから入りました。アニメから入ったのでゲームがまともに見えました。

例えそれがねこになったり沖田がバスケをしたりする謎のショートストーリー付きだったとしても。

あれふつうに面白いから読んでほしい。

そういえば幕末Rockは舞台もあります。

言い忘れてたんですけど、この作品は魂(ソウル)が昂ぶると服が裂けるという設定があります。

以上の情報を踏まえてもう一度お聞きください。舞台もあります。舞台版もちゃんと服が裂けます。生で観劇しましたが嘘偽りなくちゃんと服が裂けていました。

ちなみに冒頭に書いた狂気のパネル芸ですが、紙製のパネルに花火をさせる、パネルを人力車に乗せて疾走、パネルの手が折れた(骨折した)ので布団に寝かせるといった塩梅です。もうみんな驚いてなさそうですけど、とりあえず念のため書いておきます。

 

 

というわけで

幕末Rockをよろしくな!

気が狂ってきたので以上です。