エロ小説が書けない

書こうぜ、エロ小説!!!!

 

 

 

 

 

 

 

WARNING!!

ご覧の通りの記事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけでエロ小説が書けない自分に向けて、簡単にエロ小説は書けますという話をします。なぜなら私は今エロ小説が書けなくなっているからです。どんな話よりもエロが得意な私が!!!!エロ書けない!!!!でもエロは思考停止で書けるんです。小説が書けない、自信がない、そんなあなたにこそエロ小説!!!!

何故ならばエロ小説は

①性行為をするというわかりやすい目的があるため、話が迷走しにくい

②セリフに悩んだらとりあえず喘がせておけばいい

③起承転結・序破急など存在していなくていい(結論エロければいいので最初から最後までただヤってるだけても小説として成立する)

④細けえこたあいいんだよの勢いで押し切れる

以上の理由から、ある意味一切頭使わなくても書けるのです。ごめん嘘ついた、めっちゃ頭使う。頭使うんだけど、破綻なく、緩急をつけ、きちんと最後まで連続した物語を作る、みたいな頭の使いかたはしない。少しでも小説書いたことある人ならわかると思うんですけど、そういう部分に頭のリソース割かなくなるだけでもマジで楽ですからねマジで。

あとエロ小説を読むとき、人間はエロければいいという精神状態になっているので、なんか一人称違うとか絶妙な誤字してるとかでもなければ大抵のことはスルーされます。目の前のすけべに気を取られているので。

もちろんクオリティのことを考え始めると思考が止まらなくなるんですが、そういう細かいところをゴミ箱にぶち込んでも成立させられるのがエロです。

みんなで書こう、エロ小説。

そして一人でも多くの人間が総攻めを書くようになってくれたらいいな〜!!!!

 

※この記事は休日出勤で嫌気がさしたオタクがやぶれかぶれになって書いています。

※これを読んだところで情緒もへったくれもない小説ができます。そういうのが書きたい人はそういうのが得意な人のハウツーを読むといいです。

※そもそも書いている人間が相当なスランプ

※淫獄◯地のパロ小説が最近の新作という地点でお察しください。

 

 

 

 

ヤりたいことを決めよう

まずは何をヤりたいかを決めましょう。これがないとふわふわしちゃうからね。

例えば私は受けが母乳出すのが好きなので「とりあえず母乳出しとくか……、そういう気分だしな……」とか、総攻め同軸多人数プレイが好きなので「とりあえずそういう気分だし5Pしとくか」くらいのラフな気持ちで特殊な設定にとりかかります。一方で時々は「とりあえずエロいことしててほしい」くらいの気持ちで1.2万字ひたすらヤってる話とか書いたことあるので正直すけべ心があれば大丈夫。エロ小説はこわくないよ。

もちろん「とりあえず性行為が書きたいだけなんですけど……」というスタンスだけでOKです。ただ、とりあえずは何をしたいのかを決め、そこからシチュエーションや話の流れを組み立てておくといざ書くときに困らないかなとは思います。見切り発車で書いたら迷走することもあるしね。

というわけで書きたいものはどんなものでもいいんですが、ここでまかり間違ってもセックスを通じた二人の心の触れ合いを書きたいみたいなことだけは考えてはいけません。そういうのはわりとしっかりとしたストーリー性が必要になるので、難易度爆上がりします。お手軽に書けるという主旨から逸脱します。というかこんなん書ける地点でこんなクソハウツー読む必要ないですからね。だって私そういう情緒のあるエロ書けないからな!!!!!!!!

というわけで大人しく受けから母乳を出しましょう。(それはお前の性癖)

 

 

ヤるための理由を作ろう

先程決めた内容を実現させるために必要な理由を作ります。先ほどの私の例でいくなら「母乳を出す理由どうしよう……、なんで母乳出すんだろう……」みたいなことをつらつら考えるターンです。

正直これはあってもなくてもいいです。私はないと書きにくい人なのでここはそれなりに考えますが、そうでもなければマジで適当でいいです。考え出すと止まらなくなる可能性高いし。

例えば仲直りセックスが書きたいならセックスする理由なんて「喧嘩の後の仲直り」で確定だし、麦茶ックスが書きたいなら「暑さで思考力が落ちててムラッとした」くらいの理由でいいですね。シチュエーションや理由がはっきりしているネタなら考えるまでもないことです。

てか最悪母乳出して欲しいだけなら小賢しい説明も理由もなく出したっていいんです。そんなものなくてもキャプションに「なんの説明もなく母乳出します」って書いておけば「母乳出すんだな」という前提で読んでくれます。安心して本題だけを書こう!

そういえばよくこういったハウツーでセックスしないと出られない部屋が持ち出されたりしますよね。合理的。ただ、私はこれをしようとすると、必ず誰が、どういう目的で、どんな条件でそんな非合理的な部屋を作ったのかの背景を考え始め、部屋の仕組みを作り上げるまで思考が止まらなくなります。体質に合わないんです。なので、正直人によって適当に考えやすいネタとそうでないネタがあると思うので、この段階でもし設定だけが膨らみ始めたら「本当にそれ書ける?」と一旦冷静になるのも必要ですね。設定に凝りすぎるとそこの描写で息切れしてしまい、大体最後まで書けません。ソースは私。というわけで、単発のお手軽に書く小説でするには説明が難しそうな面倒な設定になってしまった場合は、諦めてキャプションで済ませましょう。キャプションは正義。

あと理由を考えたい派の人にオススメの手法として、二次創作ならば元ネタの設定を最大限に悪用することを強くお勧めします。これはマジ。何回も助けられた。細かい説明しなくてもその二次創作読む人になら伝わるので、ちょっと凝った設定にも使いやすくて便利です。媚薬に使えそうなアイテムがあるなら迷わず飲ませろ、不思議な力は積極的に活用しろ!

なお、私はこの作中設定の悪用で理論構築した本来死ぬはずのキャラの生存ifシリアス小説を書いたことがあるんですが、自分が納得するまで生存の正当な理由設定を考えるハメになって死にかけたことがあるので悪用もほどほどにしましょう。じゃないと手に負えないから、マジで。何回セリフ書き直したか分からん。

 

 

書こう!

さてここから実践編です。書いていきます。ここで皆さん悩むのが書き出しでしょう。理由を考えた人もそうでない人も、何から書き始めればいいのか悩むかと思います。

というわけで、ここで私が実際書いたとある小説の書き出しを引用したいと思います。

手元の筒にちんちんを入れたら、目の前にいた全員がイった。

これはひどい

こんなひどいことがあるかってくらいひどくないですか?

これ感覚共有オナホネタで、一つのオナホが複数の受けの尻と繋がっているというバカの考えた最高にシンプルな頭の悪いアホエロという感じの設定で書いた小説なんですけど、開幕いきなり全員がイきました。これでもうわかりましたね、書き出しなんかこんなもんでも成り立つということが。

ただこの小説、読む側からしたらバカ?となりますが書き手としては非常に便利なんですよね。この一行で「なんらかの道具を使った話」であり「受けは複数人いる」ということを説明しているからです。あと、いきなりイってるのでさっさとエロい展開に持ち込めます。最初にごく簡単に説明を済ませて、あとは本題であるエロに注力できる。ね?便利でしょ?

もちろんこんな珍妙なネタ以外にも応用が効きます。先程例に出した麦茶ックスが書きたいなら、

汗をかいたあいつの姿は妙にエロく見えて、だから俺は気づいたらあいつとセックスしていた。

くらいのこと書いておけばあとはすけべを書くだけになります。理由もなくセックスしてるところだけ書きたいならもっと話は早いですよ。書き出しを喘ぎ声にすればいいので。一発で何やってるか説明できますからねそれで。

と、こんな感じで最初に最低限必要な情報は全部提示してるので、大体これでスムーズに書き進められるんじゃないでしょうか。

といってもさすがに説明不足感が否めないと思うので、さっきの麦茶ックスなら

全部壊れたエアコンのせいだ。暑さでゆだった頭でぼんやりそんなことを考えながら、腰を打ちつける。

汗をだらだら流しながら、あいつがびくんと跳ねて喘いだ。

という感じで、ヤりながら続きの説明すると合理的です。これで本題を進められるし、補足の説明もできます。攻めから押し倒されながら、受けがなんでこんなことになったんだっけ、ああこれがきっかけだったな、と適当に考えごとをしてる描写などを入れてもよいでしょう。とにかく性行為はさっさと進めておいて、隙を見て足りない説明を入れるくらいの優先順位で書いていきましょう。

あなたが書きたいのは緻密な説明でもしっかりしたストーリーでもなくエロ小説なのだから。もうとっととエロを書きましょう。それが一番楽しい。

ちなみに、今書いている小説は皆さんと5Pしないと世界が滅ぶんですか!?みたいな主人公の一言から始まります。ひどい。とりあえず考えるのが辛い時は書き出しで全部説明しましょう。それで許されます。

ちなみに私は知人から急に始まるね……?と言われたことがあるんですが、太宰治走れメロスも初手でいきなりメロスが激怒してくるし、夏目漱石なんて吾輩は猫であるから物語を始めてますからね。5Pしないと世界が滅ぶから始めたっていいだろ!!!!!!!!

というわけで、掴みが面白いってのは本当に大事なことなので、最初にいきなりタネを明かして興味を惹きつけるというのは普通のアプローチだと私は信じて今日もクソトンチキ小説を書きます。めげない!!!!しょげない!!!!泣いちゃダメ!!!!!!!!

 

 

本番書けねえ〜

と言われそうなので、さっきみたいに2行目でもう挿入させておくといいんじゃないかと思います。あとは適当に喘がせたり会話させたりキスしたり、それっぽいことを羅列するだけで形になります。エロなので。エロに手順はない。

前戯から書きたい人は、書き出しを今からヤりますくらいのタイミングに合わせておいて、そこから適当に前戯していくとよいでしょう。

ただ皆さん大体お分かりかと思いますが、基本的に性行為って反復運動なので、本番を書いてると同じことの繰り返しでわりと飽きます。飽きません?

こういう飽きを回避するために、受けの表情や声など五感で捉えられる情報を無意味やたらにいれましょう。なんかエロく見えるし書いてて変化あって楽しいです。

 

 

本番が盛り上がらないよ〜!

これは応用です。

本番盛り上げられないは結構TLでも見かけるお悩みで、あんまり長くできないとかあっさりしすぎてしまうと悩む人ってわりとお見かけします。私もぶっちゃけ前戯が一番楽しいマンなので本番マジで苦手なんですけど、これ一つ引き伸ばしのコツがあるんですよね。

受けか攻めのどっちかを遅漏、どっちかを早漏にすれば解決します。

シンプルに最低。

私さっきひたすらエロだけで1.2万字くらいの小説書いたって言いましたけど、あの時はまさにこれで引き伸ばしたんですよね。

例えば攻めが遅漏で受けが早漏としたら、

挿入→しばらく動く→気持ち良すぎてすぐイく受けの描写→攻めはまだ足りないので「もう少しだけ、いい?」などと聞く→受け応じる

みたいないかにもそれっぽいやりとりを挟むことができるんですよ。それっぽく見えるんですよこれをやると。それっぽく見えるんですよ。単純に1回の行為で描く動作が増えるというのも大きいし、受けと攻めの会話が生まれることでなんとなく「いい感じに二人がコミュニケーションしている」ふうに見せることができるのも大きいんですね。

これが逆に攻めが早漏、受けが遅漏っていうなら

入れた瞬間気持ちよくて暴発する攻め→恥ずかしがる攻め→ちょっとからかいつつも、次は頑張れよする受け→リベンジ

みたいなものが生まれます。童貞攻めと姉受け向けのコミュニケーションが見えてきましたね。おすすめです。これで性行為をなんとなくそれっぽく引き伸ばすことができるぞ!

もちろん、これは書き手の都合による早漏と遅漏であり、書き手は神なので自由にちんちんを支配できます。散々早漏にさせておいて最後には二人同時にフィニッシュ!なんてロマンのあることをやってもいいのです。自分が神なので。

 

話を終わらせよう

私これが一番苦手!!!!!!!!!!!!!!!!誰か書き方を教えてくれ!!!!!!!!!!!!

自分語りなんですけど中学の文化祭でクラスの演劇やらなきゃいけなくて私脚本書いたんですよオリジナルで。それのラストシーンが今でもやる手癖のふんわりなんとなく終わるやつだったんですけど、それを劇団の人に読んでもらったときになんかさーっと幕引いちゃってもったいないと言われてオチが追加されたことがあって。あと友達に小説読ませたときにここで終わり?と言われたこともあるのでマジで下手くそなんですよね終わらせ方を教えてくれ。

という人間なんで、最近は開き直ってさーっと幕引いてます。

これが私の持ち味なので。

というか正直エロ小説なんで失神したとか失禁したとか失敗したとか、なんか適当なこと書いて終わらせてもいいと思うんです。魔法のオナホは燃やして捨てるオチで終わりました。この前書いた淫◯団地パロなんて例の卑猥水着姿の知り合いの写真見せられた某キャラが「うわあ……」つって終わりますからね。

これに関しては体感ほんとになんでもいいです。終わりを決められるのは自分だけなので、誰がなんと言おうが自分が終わりだと思えばそれで終わりです。強い心で書きましょう。

それはともかくとして、いい話の終わらせ方をご存知でしたら教えてください。

 

 

さて、書いた小説はpixivやぷらいべったーなどに載せて公開しましょう。そして総攻めを増やしましょう。ください。

ところで私5Pを書いてるんですが、14,000字書いてもまだ終わりが見えません。えっ?

こんな記事書いてる暇があったら続きを書けって?

ごもっとも!!!!!

 

以上です。