クレイ・フォーサイトへのクソでか感情を抱えてるみんな〜〜、こんばんは〜〜！！！！
プロメア6回目を終え、シネマイレージカードの6ポイント鑑賞が可能になってしまったタイプのオタクです。プロメアで使うの？と聞かれましたが興行収入に貢献したいからプロメアは普通に見ると返事をして笑われました。
そんな私のマイブームはクレイ・フォーサイトがガロの葬式でどんな弔辞をどんな顔で読み上げるのかを考えることです。開幕地獄発言をしました。
ガロ・ティモス、君は誰よりも勇敢で、そして誰よりも英雄に相応しい男だった。
幼い頃君に出会ったときから、そのまっすぐな瞳で、まっすぐな気持ちで人を救う人間になるだろうと予感していたが、全くその通りだった。君はその持ち前の性格で、数多くの命を救い、そして散った。
今、私は自分の半身を失ったかのような喪失感に苛まれている。君という存在は、私にとってあまりにも大きかった。育ての親としてではない、一人の人間として、君という存在を……
ほらなんか言い始めたよこいつ。ごめんね、ごめん、でもほらクレイってこういう限りなく嘘に近い真実を言葉にするのに長けてそうじゃないですか……。（醜いバーニッシュである私などより遥かに）英雄に相応しい男だった。みたいなニュアンスを含ませるの超うまそうでやだ……。
ほんと……
マジで……
そういうところ……
やだ！！！！
滅殺開墾で50画以上あるの正気の沙汰と思えなかったです。でもこの中で一番切るのが嫌だったのは「司政官」でした。何故かって？これだけ色画用紙を使ったからです。みんな知ってる？色画用紙って切り口ぽやぽやするし、あと細すぎて切ったらめっちゃ反った。
ちなみに私の推しはゲーラくんです。えっうちわ？司政官？なんのことですか？推しはゲーラくんです。ゲーラかわいいね。
というわけで今回は6回もプロメア見たけどまだ見足りねえ〜〜！！！！みたいな話をします。
お前たちー！！！！の装置、バーニングレスキューの射出装置を参考にしてる疑惑
あくまで私が勝手に言ってる「そうだったらいいのにな」なんですけど、メイスがあれを応用して装置作ってたら愛おしくないですか？
というのもバーニングレスキューの射出装置（ガロが打ち上げられてるやつ）ってプライマーをぶっ叩くような描写があるんですよね、見間違いじゃなければ。要するに銃を撃ったら弾丸が飛ぶのと同じメカニズムっぽいんですよ。
で、ゲーラとメイスの作った装置なんですけど、あれの詳しい作りは劇中の映像じゃあ全然わからないものの、メイスが導火線みたいなものを持ってるので「火縄銃みたいに導火線から火をつけて内部で爆発を起こしてリオくん飛ばしてんのかな？」っていうところまでは察することができるんですよ。
つまりね、機構の精密さという差はあるにしても、どっちも銃が弾丸を撃ち出すのと同じ方法で人間飛ばしてるんですよおそらく。この発想に至ったのはやっぱり2人がバーニングレスキューの出動シーンを何回も見てきたからじゃないかなあって思うんですよね。もしもの時のため、あれと同じシステムを自分たちでも扱えるように原始的な火縄銃の形に落とし込んで組み上げる練習してきたのかなって……。
そういえばあの装置、ゲーラの炎にメイスの炎が絡みついていた描写を見るに、素材はゲーラの炎、組み立てたのはメイスの炎っぽくないですか。さらに言うと、導火線を手にしてるのもリオくんが無事に飛んだことに安堵するのもメイスのほうなので、そこらへんから「これを作ったのはメイスか〜〜」ってなりました。
ピザの火加減に詳しいプロメアかわいい
バーニッシュだったあのピザ屋のバイトくん、彼も例に漏れずプロメアの声が聞こえてたと思うんですけど、となると彼にピザの焼き方アドバイスしてたプロメアがいたのでは？っていう話です。
あのピザ焼いてる炎、バーニッシュが扱うそれとは違ってましたし、バーニッシュだからピザ焼くの上手いってそもそもどういう理論？って思った結果、めちゃくちゃピザの火加減に詳しいプロメアがいたら可愛いなって思ったのでこういう結論に落ち着きました。可愛くないですか？そこのピザ焦げそうだよ！そっちは具材に火が通ってきたから食べごろだよ！ってアドバイスしてくる炎生命体。
私プロメアのことをカルシファー的なやつだと思ってるフシあります。
クレイ・フォーサイトの大胸筋
たぶん柔らかい。彼に匹敵する大胸筋に顔を埋めチップをねじ込んだことがある私が言うんだ間違いない。
メイス、名前1回しか呼ばれてない問題
2回目か3回目に見たときに数えたんですけど、なんと脱獄時にリオくんが「メイス」と呼んだのが最初で最後のお名前公開シーンでした。ちなみに相方のゲーラは同じシーンでリオくんから「ゲーラ」と呼ばれているのと、洞窟のシーンで「ゲーラたちが車を手配している」で出てくるのと、あとは冒頭でメイスに「ゲーラ！」と呼ばれているので3回でした。
初見の時に名前がわからないとブログに書いたことがありましたけど、そりゃあねという顔になりました。
メイスもゲーラも本編より特典のリオ編のほうがよく喋ってる。
死亡率の高い職場
バーニングレスキューにガロを配属したのは死亡率の高い職場だからって言ってましたけど、他にもっと死にそうな職場なかったん？って思ってたんですよね。バーニングレスキューは欠番いるので確かに殉職者が出る可能性も否定はできませんし、よりによって火災救助現場で死なせようとしてるところとか相当ヤバいですけど。でも死んでほしいだけならもっと手っ取り早い方法、絶対あったでしょ？
で、よくよく見るとバーニングレスキューの本部はビルの色が非選別区域のそれ。周囲のビルがどうだったかの記憶曖昧なんですけど、とりあえずバーニングレスキューの本部ビルは完全に茶色なので「あっ……、なるほどね……」ってなっちゃうんですよね。確かに死亡率が高い。それは殉職するという意味じゃなくて、つまり地球のコアの暴走で起こる大炎上に巻き込まれて死ぬ可能性が高いってことだわ……。こわ……。
村を焼かれた……、もとい凍らされた時のゲーラ
すごい顔してますよね、あの顔大好きです。怒りと絶望と殺意が入り混じったあの絶妙な表情。描いた人は多分天才。
司政官の瞳は何色なのか
赤だよって即答されそうなんですけど、ラストでinfernoをバックにキャラ紹介するとき、監視カメラを撃つシーンが出てくるじゃないですか。あの時どう見ても碧眼じゃなかった？碧眼じゃなかったですか？
あと「そんなに仲間が救いたいのか、リオ・フォーティア。だがお前には無理だ」以下リオくん煽りまくってる時の「憎ければ私を襲え！」辺りで一瞬青く見える。
でも私は金髪に赤目のあの配色が狂おしいほど好きなのでどっちでもいいです。
クレイは何故博士を撃ったのか
「貴様最初からそのつもりで……！」
「そう、かもしれませんね……」
のやり取りからしてもう自分でも撃った理由分かってなさそうだったので、なんでかなって考えたんですけどね、結局自分がバーニッシュだから以外の理由が見つからなかった。そういう話をします。
まず、冒頭バーニッシュが現れた時の世界の様子が描かれていますが、あそこの映像でデウス博士は「極端なバーニッシュ弾圧は世界同時大炎上をもたらす恐れがある」っていうスタンスであることがわかるんですよ。たぶんこの地点でプロメアと人間のシンクロとかその辺りもうわかってたんだと思う。だから彼の立場としては、バーニッシュに対しては穏健派とでも言えばいいでしょうか。ただまあ、人道的立場に立って擁護してるわけじゃなくて、あくまで迫害したら地球がヤバいという科学者的立場で擁護してる側面が強いんじゃねーかなと思いますけど。だって「まあ、クレイの愚行で地球が滅ぶだけだったね」とか言うので……。コンピューターですけど……。
で、クレイなんですけど、博士のこと撃った時に「あなたがやらないのなら僕がやる、いや僕こそが相応しい」って言っててですね。自分こそが相応しいって断言するのにどういう根拠があるのかって考えた時「バーニッシュの罪を断罪できるのは同じバーニッシュである自分だけだから」という理論だったのかなって思うんですよね。
デウス博士自体は地球の行く末を案じるが故に、バーニッシュへの過剰な弾圧を抑制しようとする穏健派の立場をとった。一方クレイは自分という存在を通してバーニッシュがいかに危険かを知っているからこそ、自分を含むバーニッシュ全てを、プロメア宇宙とシンクロしてしまった現在の地球ごと滅ぼして断罪なければと思いつめたんじゃないかな、と。2人の真逆なアプローチ。
このまま博士の元にいたら自分のしたことの重さに潰されて死にそうだったのかもしれませんね、クレイは。
例の兵器
山々を分子レベルで解体し農地用の土に変える
「滅殺開墾ビーム」
厚い岩盤を打ち抜き地下水脈に達するための装備
「瞬砕パイルドライバー」
移住先の惑星での太陽フレアの異常活動やプロメア暴走に備えた究極冷却装備
前回の記事でも書いたんですけどやっぱどう見ても実用的ですよね。好きすぎてクレイの説明の7割くらいは暗記しちゃってるんですけど、どれを見ても実用的で困る。
そして今回指摘したいのが、プロメアの暴走に備えてるってところでして。そもそもなんでバーニッシュがいるかって、別次元の平行宇宙に存在する炎生命体が次元断裂を通じて地球のコアに住み着いていて、そのプロメアと共振しやすい人間が次元断裂から漏れるエネルギーを利用しているって話じゃないですか。
地球離れたらプロメアとも縁切れるのでは……？
なのにプロメア災害に備えるんですか。例え地球を離れてもプロメアとの縁が切れなかったとして、パルナッソス号の動力であるプロメテックエンジンはバーニッシュの命を削るものなので、移住先に着く頃には多分大多数は死んでるような気がしてならないんですが。そうでなくともあそこに繋がれたままだったら死ぬんじゃないですかね飲まず食わずだし。まあそれで死ななくてもクレイはバーニッシュを殺すと思うんですが。
そういうわけで、どうしたってバーニッシュは移住先にいなくなると思うんですよね。さて、ここで問題です。そんな世界で生き残るバーニッシュってだーれだ！！！！！正解はクレイ・フォーサイトだよ！！！！！！！！！！！！
つまり、そういうことなのでは……？
ノアの箱舟と洪水
人類に嫌気がさして「もー無理！滅ぼす！」ってなった神が起こした大洪水と、その洪水から逃れる手段として作られたノアの箱舟。
さて、プロメアにおける「ノアの箱舟」は言うまでもなく「パルナッソス号」ですね。ここは作中でもクレイ自ら例えてましたね。
箱舟で宇宙の彼方へ移住するパルナッソス計画は、作中その残酷性を幾度となく強調され、最終的には否定されました。バーニッシュの命を削るプロメテックエンジンはもちろん、見捨てられる人間たちもまた、自分の生き死にをクレイの恣意的な判断で決められてしまっていたわけですからね、そりゃまあ否定されて当然ですよね。
ではノアの箱舟の代わりに何が人類という種の存続を守ったか。他でもないガロとリオの「燃えて消す」作戦だったわけです。さて、この時の炎、洪水に見えませんでしたか？押し寄せる水のような炎が地球を包み、プロメアの活動で暴走しつつあったマグマを消火したように見えませんでした？
ノアの箱舟という一方的で残酷な命の選別を否定し、全ての生命を守るための洪水を巻き起こすガロとリオ。もうわかると思うんですけど完全に神話なんですよ。ガロ・デ・リオンが地球に炎を放った回数が7回というところもポイントです。神が起こした洪水は7日間続いたからね。この時二人は本当に文字通り地球を再生成させてるといっても過言ではないんですよ。だって神と同じことしてるんだもん。
プロメアはガロとリオの紡いだ神話なんですよ……、ねえ……。
なに言ってるのかわからなくなったのでやめます。
リオくんのバーニッシュフレア
龍の形してるじゃないですか。爬虫類のような姿形をした西洋の竜、つまりドラゴンじゃなくて、蛇のように長い体を持つ東洋の龍。あの龍って、特に日本においては水を司る神様として信仰される対象なんですよ。
ちなみに浦島太郎でお馴染みの「龍宮」も龍神の住処という意味なんですよ。海の底や川の底なんかの水辺に彼らは暮らし、奇跡と豊穣の象徴としてそこに存在してるのが龍宮で。龍は水辺に住むんですよ。
バーニッシュの中でただ一人リオくんだけがガロと互いを理解し合えてそして絆で結ばれたのって、そういう水の素質があるからじゃないかなって思うんですよ。だって炎を消すには水の力が絶対に必要じゃないですか。リオくんは燃え盛る炎を操りながらも水と最も近い場所にいるんですよ。そのリオくんだからこそ、どんな炎も消してみせるというガロの精神性に共鳴できたんじゃないかなって思うわけです。
あとね、だからこそ炎で誰かを炎から守るってこともできたんじゃないかなって思うんですよね。プロメアは人間の意思にシンクロするじゃないですか。リオくん自身の素質として水という要素がきっとあったんだろうなとかね、そういうことを考えるんですよ。深読みオタクだから。
ゲーラかわいい、メイスもかわいい
かわいいですよね。私が一番好きなのはとっ捕まってブチ切れたら可及的速やかに凍らされたところです。単細胞で熱くなりやすいタイプなのが秒でわかって大変かわいい。かわいくないですか？あと初っ端ガロにやられた時にメイスが即「ゲーラ！」って名前呼んで心配するところと、あと心配したせいで油断して自身もやられるメイスの流れ大変良くないですか。なんかこう、鳴り響いた携帯電話の音聞いて嫌な予感が胸をよぎってそうな……。（©︎青春アミーゴ）なんかそんな感じある。二人で一つだったし地元じゃ負け知らず、そうだろ？
あとゲーラは装甲ゴツくしすぎてバイクが三輪車サイズに見えるところもかわいいです。リオくんもメイスもバランスよくどっちも適度なサイズ感なだけに余計目立ってかわいい。炎のリソースを体に割きすぎててバランス最悪になってるところ、脳筋感あってめっちゃかわいい。とか言ってたら、あくまで非公式ではありますけどアメフトやってて体弱くて……っていう設定出てきて発狂しました。バーニッシュになることは不幸だという印象を受けるし、実際幸せとは呼べないと思うんですが、バーニッシュになったからこそ、夢見た自分になれた人だっていたのかなと思うと苦しくなって無理です。
一方のメイスがヴィジュアル系バンドしてたって情報だけなのも最高に好きです。絶対にベース弾いててほしい。めちゃくちゃ濃いファンが付いてるとなお良しですね。メイスのファンは宗教みたいな扱いをされてる感じの濃さがいいです。バーニッシュのあの村にメイスのファンだった子とかいてほしい。たまにベース弾いてあげててほしい。
そういえば、ゲーラくんがぐるぐる回されてる時の声「に゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」みたいに聞こえてしまい、和んでる場合じゃないのに和む時があるのでやっぱりかわいいなと思います。猫か。
クレイ・フォーサイト
ほんとに無理助けてほしい。あの男考えれば考えるほど無理になっていくんだけど無理待って助けて。
私はクレイ・フォーサイトという男が炎を操り人を殺したのが、ガロの家を焼いたあのただ一度きりだった事実に気が狂ってるんですよ。あれ以降、一度も炎の力を操らず、自制して自制して自制し続けて、普通の人間として振る舞い続けてるって絶対に並大抵のことじゃないと思うんです。
洞窟で、ガロがリオに「火を付けるの我慢できないのかよ、それさえ我慢できれば普通の人間と同じじゃねえか！」と問いかけるシーン、あるじゃないですか。それが出来ればみんなやってるはずですよ。でも出来ない。体から噴出する炎を止められない。たぶん、バーニッシュにとって燃やすことは我々が息をするのと同じなんですよね。止めようとしても止められないものなんでしょう、きっと。
なのにクレイはそれを実現している。プロメテックエンジンのポッドを見ればわかりますけど、バーニッシュって物凄い数いるじゃないですか。あれだけの人数いて、誰も出来なかったことを彼は実現してるんですよ。ピザ屋の青年もバーニッシュでありながら普通の生活に溶け込んでましたよ。でも彼はやっぱり炎のそばに居続けていたし、何よりバーニッシュであることを知りそれでも受け入れてくれた親父さんの存在がそばにあった。クレイにはそれさえないんですよ。
彼が操るのは、炎の対極にある氷。彼がバーニッシュであると知っているのは、世界でただ一人自分だけ。そんな状態でたった一人きり、半ば本能のような衝動と戦い続けてるんですよ。あまりにも孤独すぎませんか、彼の人生。
そんなクレイ・フォーサイトの無理ポイントその2、バーニッシュ以外の人間を殺した痕跡が全くないこと。ないんですよ、よく思い返してほしいんですが、彼がバーニッシュ以外の人間を手にかけている描写がガロの家を焼いた時、そしてデウス博士を撃った時。その2回以外、全くない。ないんですよ。炎を操って殺したのはガロの家族だけ、そもそも普通の人間に直接的な危害を加えた描写が出てくるのはデウス博士を撃ったあの一度だけ。
だって、バーニッシュは人体実験の材料にしてるけど、バーニッシュ擁護罪で逮捕された普通の人間に対して何らかの非道を行なっているって話、出てこなかったでしょう。人類を見殺しにしようとしたけれど、それは多分考えに考えた末、最後に出した結論でしょう。ガロに語って聞かせていた通り。何より、死んでほしくてたまらなかったガロのことさえ手にかけられてはいないんですよ。殴ることはできても、危険な職場に配置はできても、その命を直接的に危険に晒すことはできなかった。もうめちゃくちゃだよこの男。
そもそもクレイはバーニッシュは存在する価値などないっていうスタンスじゃないですか。それってつまりバーニッシュは普通の人間に対して害でしかないから滅ぼすって意味なんですよね。クレイがここまで強烈な差別意識を抱く理由、同族嫌悪以外の理由がなくて。例えばそれこそガロがバーニッシュを根絶やしにしてやるって思う可能性は当然あるはずなんです。だって自分の家族を殺されてるから。だけどクレイにはそんなバックボーンはない。ただ一人の理系大学生でしかなかったんですよ。だけどあの日、バーニッシュとしての自分が人を殺してしまった。その瞬間に、バーニッシュの持つ力の大きさ、制御不可能な衝動への恐怖、あっけなく死ぬ人の命の脆さ、そういうものを一度に全部味わってると思うんです。それを知ってしまったらもう、他のバーニッシュが安全なんて思えるはずないんです。クレイはバーニッシュだからこそ、バーニッシュという存在の危うさを誰より知っていた。だから一人残らず殺そうとしたんだろうなって思うんです。
クレイがバーニッシュに対してしてきたことは悪だと断定できますよ。だけど、だけど100%間違っているとは断じきれない。はーー！無理！クレイのこの余白が無理、ほんとに助けてほしい。
さっきちょっと書きましたけど、ガロが自分の両親を殺したバーニッシュに対する復讐心抱いてないのもヤバいポイントなんですよね。まあガロの面倒見てたのクレイみたいなんで、自分の命をおめおめと危険に晒すようなことをできなかった自己保身の表れとも取れますけど。だとしても真っ直ぐほんとうに健やかに育ててるじゃないですか、ガロのことを。面倒を見たのは成り行きだって言ってましたけど、だとしてもあそこまで健全に育てる必要あったのかってくらいに真っ直ぐ育ててるじゃないですか。だからちょっと思ったんですよね、今のガロってクレイの理想なのかなって。あれはなりたかった自分なんじゃないかって。
難しい問題は、考えるより先にぶつかりに行く。ぶつかって、自分の目で確かめて見極める。その時自分の考えが間違っていたら、自分のしたことが違っていたらすぐに認めて謝罪する。自分を正して生きていける。人を愛し、人に愛されて生きていく。ガロを構成するものってどれもクレイにはない（もしくは抑えている）要素であって、しかも理想的な英雄像に近いんですよね。ほら、ガロって典型的な気持ちのいい主人公タイプでしょ？ね？はーもうやだつらい。クレイのこと考えたくないやだ。
っていうか自らを孤独に置き、自らを否定し続けて生きてきたクレイの一番近くにいた存在がガロ・ティモスって事実、もうほんとうにダメ。顔見るたびに、自分を慕い微笑むたびに気が狂いそうになるでしょ。だってガロの大切なものを奪ったのは他でもない自分じゃないですか。無邪気な何も知らない顔を見せられるだけで、罪悪感と葛藤と色々なものでぐちゃぐちゃになってしまう。本当ならガロの存在がクレイの支えになってもおかしくないのにね、そういう支えになり得る存在さえも許されなかったクレイ・フォーサイトって本当に何なんだろうね。
私はクレイ・フォーサイトを演じた堺雅人の「世界規模の自殺願望」という言葉が突き刺さっているオタクです。もうクレイのこと考えたくないしんどい助けてほしい。
取り止めがなくなったのでやめます。いややめるんですけど、ガロにあんたもな！と言われた直後のクレイの「私を？」が世界一好きなので本当に助けてほしいので助けてください。救世主なんだろ！？人類の！！救世主なんだろ！？！？私のこの情緒をどうにかしてくれよ！！！！なあ！！！！おい！！！！
ちなみに私の推しはゲーラくんです。初めて見たときも応炎上映の指南書もクレイ・フォーサイトでしたけど。ゲーラのカード当たらぬままに配布終わりましたけど。クレイ・フォーサイトのこととか全然好きじゃないです、ガロへの愛情と憎悪が入り混じり、自分を呪う感情でがんじがらめになり、苦しんで生きてきたであろう男の半生を考えたら発狂するのでぜんっぜん好きじゃないです！！！！信じてください！！！！ほんとなんです！！！！
クレイが推しかどうかは裁判所で決めるそうなので以上です。
