ここまでのあらすじ


というわけで、手術になった。背中を切られるらしい。嫌すぎる。
手術の日までにしたこと
昔、歯茎の中で横向きに埋まっていた親知らずを抜いた時に私は一つ学んだことがある。
カフェインをとると麻酔の効きが悪くなることである。年中無休で麦茶を飲む強制デカフェ生活を営んでおり、しかもカフェインが変に作用する体質(覚醒効果なし、性欲増幅あり)もあって、数日間は麦茶だけを飲んだ。
ついでに言えば、興奮しても麻酔の効きが弱くなる。どんなに手術が嫌でも、親知らずを砕かれるのが恐ろしくても、18禁BLゲームの拷問シーンに抜歯あったな……、わざわざ拷問を任される推しかわいいな……などと性的興奮してはならない。
物理的に痛い目に遭うからだ。
追い麻酔してもらいました。
ところで私は、最近ずっと韓国産の縦読み漫画に出てくるヤバい男に興奮し続けている。マジで手がつけられないことになっており、あまりにも欲が高まりすぎてこの世にお出しできない変な一次創作を始めてしまったレベルである。なんかこう、読んでた本のヒロインに転生するやつ……。ゴニョ……。
危険極まりない情緒だった。
ところで、手術の予約が取れた日は奇しくもハロウィンだった。
手術が嫌すぎて発狂した私は、前日ついにおかしくなり、ハロウィンを言い訳に幼い頃から公爵家に仕えており、仕事ぶりを見込まれて遠隔地から戻ってくる問題児と名高い跡取り息子の専属として配属されるメイドのコスプレをするという奇行に走った。

思考回路があまりにも危険だった。
手術当日

絵にしたところでグロにしかならないし、そもそもうつ伏せていたので何をされていたかもわからないため、手術の話は文字だけでお伝えするが、心から全身麻酔してくれませんかね……と思った。
というのも、今回局所麻酔でメスを入れられたのだが、プツ……プツ……と音がし、自らの肉体が明らかに絶対ダメな裂け方をしているのがありありとわかったのである。本当に最悪だった。で、私の背中に穴を開けた医者は言った。
中がかなり膿んで炎症起こしてるし、麻酔の効果範囲外の深さにあるし、今すぐには取れる状態ではない。
なんか、まあ変だとは思ってた。だって性的興奮してないはずなのに痛えな……って。ただでさえ切られている感触がするのに、麻酔を突き抜けて不規則に痛いのだからやってられない。咄嗟に推しアイドルの顔を想像した程度には辛かった。ちなみに推しアイドルは鈴木達央に似ている。笑えよ。
そういうわけで伯母にも同じ説明がされ、排膿のために完全には閉じない形で傷口を縫合された。言っていることが怖すぎて背中を見られない。まあ見たくても見えないが。
なお、患部があまりに深いと癒着してしまっている可能性があるらしく、取るなら大きい病院を紹介することになると言われた。泣きたい。
手術?を終えて
今、この記事を書きながらも背中の痛みで萎えている。
しこりがあった頃から痛えなクソ!!!!とキレたくなるほど痛む日があったが、処置をされたらされたで痛くてキレそうである。ただ、今日の私は一味違う。
私は今、縦読み漫画のロマンスファンタジーにどハマりしている。20作以上の連載を追いかけ、うち3作には課金するほどのめり込み、錯乱して“それっぽい概念”のコスプレまでした。殺してくれ。
そんな私をして、キショすぎて大好きと言わしめた男がいる。国内ではピッコマにて連載中の漫画『夫を味方にする方法』の登場人物、チェシアレだ。
夫を味方にする方法|無料漫画(まんが)ならピッコマ|SIRU Spice&Kitty
無料なので1〜3話と95話だけ読んでほしい。なんなら1話だけでもいい。それだけで最悪にキショいとわかるだろうから。3話まで読むと、妹を膝の上に乗せてよしよししているくせに命乞いするまで鞭打って殴り続けるとわかるので、できればそこまでは読んでほしい。諸々をすっ飛ばして95話ではついにキスまでする。最悪である。好きすぎる。
いいところは本気で顔しかない。ちなみに私は黒髪も褐色も好みではない。唯一の長所たる見た目すらも刺さっていない。だが、所業があまりにも好きなのだ。愛情を決して口にせず支配と暴力の男で従わせようとしてくる最悪な男すぎて好きなのだ。
そんな妹虐待異常執着キショお兄ちゃんことチェシアレの話をなぜ持ち出したか。聡い方ならお気づきだろう。
「私は妹虐待異常執着キショお兄ちゃんに鞭でしばかれたヒロイン」と思い込むことで痛みに耐えているからだ。
ちなみにこれでもロキソニンを飲んでいます。でもあんまり効かないので自分をヒロインと思い込まないとやってられないんです。もう終わりだよ。
あと、関係ないんですけど骨ストなのでメイド服よりチャイナ服のほうが似合いました。

中華BLとか読んだほうが幸せかも。
以上です。