さつまいもの話

ダイエット目的でさつまいもを朝食にしてから1ヶ月が経った。

この間に気づいたことがあるので、誰かの役に立つかもしれないのでブログにしてみようと思う。

 

食べ方

焼き芋一択で食べているので、この項目に関して有用な知見はない。

自称Xで見かけたアルミホイルで包んだ芋を、180度に予熱したオーブンで90分焼き、30分放置という焼き方で食べている。

焼き上げの手間こそ少ないものの、放置時間も含めれば焼き上がりまでに2時間ほどかかってしまう。焼きたてを食べたいわけではないのならば、寝る前にオーブンに入れておき、翌朝冷えた芋を取り出し冷蔵庫に仕舞う、くらいの感覚で作るといい。

 

品種

スーパーで安く売られていた4品種の芋を食べたので、簡単に特徴を書いておく。

 

紅はるか(紅優甘)

糖度の高さが特徴で、焼き芋にしたときダントツでおいしい。後述する芋たちと比べると若干繊維質なところがあるが、味は一番いい。焼き上がりの断面が理想的な黄金色になった時は感動した。

とにかくこの芋を買っておけば間違いない。紅はるかはいいぞ。

ちなみに、紅優甘というのはJAなめがたが商標登録しブランド化した紅はるかのことらしく、つまりは同じ芋である。名前は違うが味は同じだと思われるので、よければ試してみて欲しい。

 

シルクスイート

こちらも糖度が高く甘い芋である。そして、シルクの名の通り舌触りがとにかくなめらかだ。

個体差もあるとは思うが、糖度に関しては紅はるか優勢か。紅はるかが濃厚な甘さとすると、シルクスイートのほうが若干あっさりした甘さに感じられる。

ただ、先ほども書いた通り舌触りがなめらかで、やや繊維質を感じる紅はるかよりもこの点で優っており、とても食べやすい。

最優先は紅はるかだが、店に行く時はいつも「紅はるかかシルクスイートのどちらかを買いたいな」と思っている。

 

ハロウィンスイート

おいしいはおいしいのだが、こいつは超曲者である。

シルクスイートに比肩する穏やかな甘さの芋なのだが、豊富なβカロテンのおかげで、焼き上がった芋を割ると綺麗なオレンジ色が出迎えてくれるのだ。さながらにんじんやかぼちゃのような見た目だが、一点凄まじい問題がある。

めちゃくちゃ個性的な味なのだ。さきほどにんじんやかぼちゃのような見た目と書いたがまさにその通りで、舌に感じるのは芋の味なのに、鼻を抜けていくのはにんじんなどのβカロテンの風味という、なんとも奇妙な感覚に襲われる。

決して美味しくないわけではないのだが、事前知識のないままにこの芋を食べると思ってたんと違う……になることだろう。私はなった。

 

紅あずま

焼き芋にしないほうがいい。

結論から書いてしまったが、本当にやめたほうがいい。先述した3品種はどれも水分量が多く、焼けばねっとりほくほくとした食感となるが、この芋は違う。ほくほくにステータス全振りしているからだ。

この芋を長時間オーブンに入れたが最後、水分は熱で失われ、あなたは寒村の貧乏小作人として、隙間風の入り込むボロ屋で暮らしている錯覚を味わうこととなるだろう。

控えめな甘さ、ボソボソな舌触り。あれはもはや貧しさの味としか形容ができない。

ただ、芋の天ぷらや炒め物のような油を吸わせる調理や、大学芋のような味にパンチのある料理には向いている。この淡白さがかえってすこぶる美味しく活きるはずだ。

だから焼き芋にだけはするな。

 

 

以上です。