バディミッションウサギ

『バディミッションBOND』をクリアしたので感想です。

詳しいことは後で書きますが、都度キレつつも泣きながら迷惑メールに感想を送りつけそうになったのでよろしくお願いします。

 

 

バディミをやってくれ……、とは言いにくいかもしれない

ど頭からネガティブ発言!!!!

やってくれ系の布教ツイートがたくさんある作品だし、やってほしいなと思う気持ちはあるんですが、プレーンに見えてゲーム性とかシステム面にちょっとクセがあるゲームなので手放しにはそう言えないかもというお話。総評です。

私これ100000回くらい言ったんですけど、このゲーム丁寧すぎて序盤すごい進みが悪いんですよ。ボイスももどかしい。すっっっごい進みが悪い。めちゃくちゃ進まない。

しかも

捜査(序盤は重箱の隅つつくような質問される)→潜入(後半になるにつれ手間がかかるようになる)

の繰り返しが「丁寧すぎて!!!!めんどくさい!!!!」となるので、私のように気が短い人間には不向きです。通話中にフォロワーから教えてもらってことなきを得ましたが、ジュースのベースになってる素材とか普通に知らんがな!!!!ですからね。そういう知らんがな!はチェズレイ出てきたくらいでようやく少しマシになったかな。ちょうど話が動き出すのも彼が出てからなので。

あと潜入、長い上に随意でのセーブができず、見たことあるシーンでもCGグラが動く場面は全て既読スキップが出来なくて。QTEで評価下がったからやりなおしたい!とか、バディエピソードのために周回しなきゃ!みたいな人はストレスじゃないかな……。私も何度かやりなおしたんですけど、実際もうやりなおしたくないですしんどいむり、みたいな気持ちになりましたからね。全員とカジノに潜入したアーロン、全員とレッドダイヤのすり替えをしたチェズレイ、全員と風雲抱いてもらえない城(※マイカ城)で炎上発狂頓死おじさん(※フウガ)を見届けたルーク。正直辛かったです。

そういうわけで、丁寧な作りゆえのもどかしさがすごいので、序盤でダメなら進まないだろうなーと思いました。私がそうだったんですけどね!!!!

でもクリアできたので、気が短い人類も気が長い時にやると良いです。私はゴールデンウィークで気が長かったのでクリアできました。

 

 

スターウォーズの解像度がすごい高い

ここからシナリオ全体の感想になります。ネタバレです。

主人公であるルークの名前からしてスカイウォーカーかな〜?と思ってたら本当にスカイウォーカーがモチーフになってたみたいな描写がちらほらあって感動しました。ラスボスが父親だったし。ラスボスが父親だった。私ミリしらでエドワードのこと息子がルークなら名前アナキンかながはは!みたいに書いたんですけど、まさかこんな変な当たり方すると思わなかったです。そんなことある?

というわけでこの物語の感想で私が一番語りたいのが、スターウォーズ、特にEP4〜6と、悪名高きEP8辺りをとても上手にオマージュしているなと思ったことなんですよ。(注釈:私はまあまあスターウォーズのオタクです)

というわけで語るんですけど、私はスターウォーズを父と子の物語だと思ってるんですよね。特にオリジナル三部作(EP4〜6の一番古いやつ)は、結局のところルーク・スカイウォーカーが父であるダースベイダーと対峙し、葛藤しながらもダークサイドに堕ちた彼をなんとか救おうとする話なんですよね。

更に前日譚に当たるプリクエル三部作(EP1〜3)に関しても、ルーク・スカイウォーカーの父親であるアナキンについての掘り下げをしてる話なんですよね。ひたすら親子の話なんですよスターウォーズって。やたら規模はデカイけど要約するとあれは親子の話です。ジョージルーカスの作ったスターウォーズは全て父と子の話です。これだけ覚えて帰ってください。

で、バディミなんですけどこれもやっぱり父と子の話なんですよね。本作の黒幕であるエドワードはルークの養父、更にエドワードが利用しようとしていた研究は、アーロンの父であるバーンズ博士の行っていたもの。つまりルークもアーロンも、終盤は父がしてきたことにケリをつけるために戦うわけです。この父のやったことを息子がどうにかしようとする枠組みがまずスターウォーズみを感じるところ。

更に、さっきも書きましたけどスカイウォーカーのほうのルークは銀河中もはや誰も信じてなかった父親ダースベイダーの善性を信じてたんですよね。だから最後の最後で父をライトサイドに引き戻すことができたし、予言通りにベイダーというかアナキンがフォースにバランスを取り戻す者になったわけなんですけど(オタク特有の早口)、彼と同じように、やっぱり本作の主人公のルークもまた、父の善性を信じて最後まで諦めずに手を伸ばすんですよ。ここ、この父との向き合い方がめっちゃルーク・スカイウォーカーを感じるポイント。

ところでそのルーク・スカイウォーカーさん、シークエル三部作(EP7〜9、ディズニー資本になりジョージルーカスが制作に携わらなくなった最も新しいシリーズ)でマジにめちゃくちゃキャラ設定がアレになるんですよね。さっきも書いた通り、ルーク・スカイウォーカーさんは一時ショックを受けたり自暴自棄的な状態に陥るも、最後にはジェダイになるし父親のことを諦めなかったっていう、平たく言えばヒーロー体質の男なんですよね。それが、なぜかシークエル三部作、特にEP8では自暴自棄になって何もかもを投げ捨てて引きこもり隠居してる偏屈おじさん(甥であるカイロレンに闇堕ちの危険があるからと殺しかけて逃げられた)になってるんですよね。もはや誰だよレベルのキャラ改変だよ。母親の敵皆殺しにするアナキンとか、物に八つ当たりして部下からドン引きされるカイロレンとか、スカイウォーカーの男“そういうところ”あるけど!!!!あるけどこれはねえだろ!!!!

ここら一帯のルーク・スカイウォーカー解釈違い問題、私が一人で解釈違いつってるわけでもなくて、海外含めてわりと多くのオタクと演じた俳優自身がおかしいと言及してるのでマジのガチです。

というように、特にシークエル三部作のルークの扱いに対しては忸怩たる思いを私は抱えていたわけですが、同じように心を折られて塞ぎ込む描写もあった本作の主人公のほうのルークさんが、そのたびにきちんと立ち上がってきちんとヒーローとしての役目を果たす姿に「私が見たかったのこれなんだよなあ!?」となりました。たぶんこれを書いた人は私と同じところでモヤモヤしてたんだと思う。

だってほかみんな繋がりを得てるのに甥を殺そうとした男だけ最後まで許されてなくて爆笑したもの。

CV子安の糸目とかいう明らかに何かありそうなキャラ設定まで与えられておいてマイカの里でしか出てこないフウガほんと笑う。炎上発狂頓死までのスピード感ほんと好き。

半分くらいこれが言いたかったのでスターウォーズの話したところあるので満足してるんですが、他にも本当の両親は特別な人でもなんでもなかった“ヒーロー”とその血に意味のあったキーパーソンである“ルーク”の関係性が、まるでレイとカイロレンみたいだなとか、ルーク・ウィリアムズがかつて父に手を取られた時と同じように誰かの手を取るシーンを入れたことに、血筋の否定をしたかったのであろうEP8のテーマ性に近いことをやってのけてるよなとか思うことは山ほどあります。まあでもとりあえず私は甥殺し(未遂)だけは許されないの徹底しててウケるという部分だけ書けたので満足です。

でもやっぱりルーク・ウィリアムズはオリジナル三部作のルーク・スカイウォーカーの面影が一番濃いんだよな〜!!!!

ところで、これは偶然だと思うのですが、チェズレイの声が吹き替えのアナキンなの、思うところがめちゃくちゃあります。親。あと、モクマの声が吹き替えのオビワンなのもわりと思うところがあります。私の思うところを感じたい人はプリクエル三部作見てください。憎いと叫ぶ弟子にI loved you!と叫ぶ師匠の師弟対決inムスタファーで情緒しっちゃかめっちゃかにしろ!!!!

私はプリクエルのオタクです。へへ……。

 

 

なるほど確かにオタクに刺さるキャラ

シナリオの総評とかいいつつスターウォーズの話しかしなかったので、ちゃんとキャラごとの話をしながらバディミのシナリオについて触れていきたいなあと思います。すいません熱暴走しちゃって……。

 

ルーク

主人公〜!!!!めっちゃ主人公〜!!!!

善性強くてまっすぐで優しくて光属性で時々心も折られるけどそれでも立ち上がる強さがあるのでめっちゃ主人公〜!!!!

いやもうほんと最高でした。かわいい。何か食べてる時の立ち絵可愛くないですか。あのハムスターみたいになってる立ち絵。かわいすぎる。25歳でヒーローショー大好きなのもかわいい。本当に可愛い。そして善良。

そんな彼ですが、序盤の父親との思い出だったり、アーロンと出会った時に手首のブレスレット大事にしてるみたいなことを言ったり、アーロンに全然名前呼んでもらえなかったり、あとはパスコードを知っていたりと、意外とストーリーを引っ掻き回しているというか、読み手にミスリードさせる担当なんですよね。お話が全てルーク視点で語られるお陰で、我々もルークと一緒に真実に驚いてルークと一緒に心を揺さぶられるんですよ。

これこれ、私はこういう感覚が大好き。共感というか、没入というか、とにかく主人公と同じ目線で話を楽しめるゲームって本当に楽しいんですよね。そういう意味でも好きな主人公でした。

そういえば養父であるエドワードは文字通り人の心がない男だったわけですけど、ルークの真っ直ぐな育ち方を見ていると彼本当に父親としての才能あったよなあと思うんですよね。記憶喪失とはいえ、元の性格ってわりとヤンチャでどちらかというと今のアーロンみたいな幼少期だったので、育て方によっては本当にアーロンみたいになる可能性もあったと思うんですが、それをこんないい子に育ててるのは間違いなくエドワードなので彼本当にそういう才能があると思うんですよね。どうでもいいんですけど太字にした部分で情緒が死んでます。死ぬんだよな情緒が。

だからルークが最後までエドワードのことを信じられたんだよな。自分に向けてくれた笑顔の全てが嘘ではないと思えたのも、してきたことを知ってもなおそれでも助けようと思えたのも、全てあの時手を取ってくれたからじゃないですか。ねえ……。絆が人を作るんだよな……、いやまじ割とこのゲームそういうところある。

いやでもそれにしてもアーロンとの関係性がほんとやばくて、序盤にルークを助けにきたアーロンなんで?と思ったんですけどそりゃ助けに来るわなと思って死んだし、そんなアーロンを連れ戻しにいった時にヒーローになろうと手を差し伸べたあの瞬間のことを考えると気が狂うし、アーロンがいつまで経ってもルークの名前を呼んでくれなかった“理由”で気が狂ったしもうなんていうかありがとうございました。

 

 

アーロン

私の情緒をボロボロにした男です。お前……!!!!

だって“ルーク”なんですよ本当は。彼が。バーンズ博士の息子。普通にしてれば普通に大使館に保護されてリカルド共和国に帰れてたんですよ。内紛状態が続いてて明日の命も保証されないハスマリーに残る必要なんかなかったじゃないですか。家族は失ったけど、でも命を脅かされない安全な生活が保証されてたわけで。

だけどそんな未来を、大好きな大好きなヒーローのために名前と一緒に託して自分はたった一人で見知らぬ国に残ったわけで。もう泣く。書きながら泣いてる。本当は不安で仕方なくて、元気になったら戻ってきてと泣くほど怖くて、でもヒーローを見捨ててしまうことの方がもっと怖くて。

私はこの事実が露見した時、動揺のあまり泣きながら迷惑メールに対してアーロンを助けてくれと感想を送りつけそうになりました。

本当に動揺していた。

だってさあ……、今のアーロンからは想像もできないほど気弱で大人しくておどおどしてたのにさあ……、こんな決断をたった一人でしちゃうんだもん……。もうほんと……。

っていうか今名乗ってるアーロンという名前自体、ヒーローごっこしすぎて名前をヒーローにされたとか言い出してる友人に別の名前を付けてあげたくて出した候補のうちの一つって言うのがさ……、いつかヒーローが戻ってきた時に自分とわかってもらいたかったのかなとか……、思っちゃうよね……。名前もブレスレットも捨ててるから自分とわかってもらえる要素なかったもんな……、怖かったのかな……。でもそのアーロンという名前に救われた人がいるので……(サイドエピ読んでギャン泣きした人)

そういえば最初に捕まったところに助けにきたルーク見てどんな気持ちだったんだろうな……と思って読み返したら、警察手帳じゃなくて手首のブレスレット見て驚いてたみたいなんですよね……。そして名乗られた瞬間にルーク……?みたいな反応してびっくりしてるのでダメでした。終わり。情緒の終わり。

名乗ったにも関わらずアーロンがドギー呼ばわりしてくるので、アーロンにも呼び名をつけようということで選択肢が出てくるあれ、あれにルーク2号とかいう人の心ある?みたいな選択肢があるので泣きながら選んだら、ルーク、まで聞いてアーロンがびっくりしてて泣きました。驚かせてごめんアーロン君のヒーローはまだ何も思い出せてないんだごめんな……!!!!

あとレッドダイヤの中にあるのはアーロンの恥ずかしい過去!!!!とかいうバカ選択肢を選んだら、アーロンは10歳までおねしょしてた!とか言い出すルークにやっぱり思い出したのかこいつみたいな顔するのでわらいました。そのあとアラナさんの名前出した地点で顔がキレてて、初めての友達は僕だった、と言われた段階で

覚えてねえからって適当ぬかすな

みたいに怒ってくるんですよね。これ何が怖いってアラナさんのところは100%適当なんですけど、おねしょはグレーゾーンだし、初めての友達に関してはものすごく高い確率で事実というところですね。

あとルークさん怒るのそこ?って言ってましたけどまあアーロンをドキっとさせた罪ということで……

 

 

チェズレイ

魅惑的なCAが「昔信じていた人に裏切られて辛かったし相手のことをズタズタにしてやりたい」みたいなことを言い出した時に

こいつチェズレイじゃね????

と呟いたら本当にチェズレイでした。そんな謎の第六感が働く程度にはチェズレイに対してだけやけに鋭く、何故かチェズレイに対してだけ驚異的に察しがいいという愉快な状態でプレイしました。

そんな彼ですが、なんだろう、どう称したらいいんだろう。なんていうかめっちゃねっとりしてて癖強いように見えて意外に純情みたいなキャラでした。非処女のフリをした処女。冒頭に書いた昔の男ことファントムへの酷評(ズタズタにしてやりたい)が、なんとなく純情を傷つけられたことへの怒りみたいに見えたんですよね。

そういえばチェズレイって父親がとんだゲスのクズで、その父親を憎んでいる一方で物凄く父親の言葉に呪われてますよね。母親によく似た重い感情を抱いている自分をあまり肯定していないところとか顕著ですけど。だから、ファントムへの感情は単に裏切られた辛さだけじゃなくて、到底肯定することができない醜い自分を出したことへの憎しみも絡まってますよね。

そしてチェズレイ自身その呪いから逃れたかった部分あるのかなぁとか考えたりしちゃうんですよ。だって序盤の彼はゲスなら殺していいと思っているじゃないですか。それってどうも正義感はあるけど方法が間違ってる、というわけではなさそうなんですよ。あれ、なんとなくクズのゲスを殺して回ることで間接的に父親やファントムを否定してるような、一種の代償行為に見えるんですよね。作中でチェズレイに処分された、ないし処分されかけた人たちって、別に殺さずともチェズレイの目的遂行には差し支えないと思うし。

だから主人殺しというチェズレイが一番嫌いな背信行為をした上に、自分の命さえどうでもいいというどこかファントムにも通ずる投げやりさのあるモクマにめっちゃ執着したんだろうなと思うわけです。

ところで、ファントム然りモクマ然り、年齢的には彼の父親であってもおかしくないくらい年上の男性にばかり心を寄せてしまうチェズレイ、なんていうか寂しかったんだろうか……と思ってしまうので怖いですね。なんだかんだ父親が、母親込みでの自分、つまり家族としての自分を愛さなかったことが一番辛かったんだろうなみたいな気がしてくる。

みたいなツイートをチェズレイプロファイリングと称してひたすら繰り返していました。

そんなチェズレイ自身はルークさんのママみてえに振る舞うし、実際公式も母の日にSSぶち込んでくるのでまず間違いなく母というのが、なんていうか業が深いなこいつ……と思います。

 

 

モクマ

この人なんていうかさっきのチェズレイの時にも書いたんですけどかなり、というか相当にこの人感情が薄くない?と思いました。

なんだろう、こう、主人殺しの一件は炎上発狂頓死のスピード感がクセになることでお馴染みのフウガが、さっきも書いたこのゲームで全然許されなかった甥殺しを煽りながら告白したことが原因じゃないですか。あの時フウガに向けて放った刃は、どんなに愚かでも我が子を守りたい父の思いに遮られてしまったわけですが、その結果モクマは主人殺しの罪を被ってしまったわけで。この時の攻撃、同じことされたチェズレイが指摘した通り命を奪うつもりはなかったみたいなので、なんかそういうところやぞと思うんですよ……。

チェズレイが作為ならモクマは不作為というか……、なんかものすごく未必の故意というか……。人命を脅かすことに対しては結構はっきり怒るんですけど、その怒りにルークみたいな青臭さはないし、アーロンのように火が燃えるみたいな怒りでもなく、チェズレイのそれのように静かな激情でもなくて、なんか一人だけすごく淡々としてる気がするんですよ。

で、私は思うんですけど

そういう変な淡白さがチェズレイとかフウガにめちゃくちゃ刺さっちゃったんだろうな……

って……。

チェズレイに関しては、さっきも書いた通りファントムが人間の感情がほとんどない男だったので、モクマの感情の薄さにファントムを見出したんだろうな〜と勝手に思ってるのでよいとして、フウガは……、フウガはね……。

死に際のセリフからして本当はモクマと親しくなりたかったんだと思うんですけど、なにせ当のモクマと周りの人達から嫌がらせしてるとしか思ってもらえてなかったので、こう、これは推察でしかないんですけど、人殺しとか嫌がらせとか、ネガティブな方法でしか他人の目を自分に向けられない男だったんだろうなと思うんですよ。だからな、あの時父親に庇われるよりも、モクマに刺してもらってたほうがこの男にとっては何倍も幸せだったんじゃないかなって思うんですよ……。例えそれが自分に対する叱責だとしても。というか多分フウガあの頃にはすでに引っ込みつかなくなってたでしょ……。モクマに止めて欲しかったんだと思うよ知らんけど……。でも当のモクマはそんな事情知ったこっちゃねえし知るつもりもねえんだよな〜!!!!他人に関する興味がちょっと薄いしましてやフウガなので〜!!!!

お前ほんとそういうところやぞ

としか言えねえよもう。モクマのこの人当たりよくてフレンドリーなようでいて他人はあんまりテリトリーに入れないし妙に淡白だしそのくせ命の危機に瀕した時には自分の身を省みることもなく一心に助けようとしてくるところとか絶対人の心を狂わせてるしおかしくするでしょ実際フウガ死ぬほど狂わされてると思うんだけど!?死ぬほど狂わされるっていうか、フウガに関しては文字通り本当に発狂して死んだけど。

オチもついたところで以上です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

いやほんとは〇〇とは?どんな人?結婚は?子供はいるの?調べてみました!みたいなブログの真似して記事書こうと思ってたんでその名残でいかがでしたか?だけ入れてみました。はい。

というわけでバディミの感想でした。あ、そういえば私はAmazonレビューでだいぶしっかりプレイした上でキレてる人を見かけて愉快だったのでこのゲームをしたわけですが、そのレビューの人がキレていた気持ちも確かにわからんじゃないなと思います。というか私もキレながらやってたので(序盤)人のことは何も言えない。

そのレビューの人が伏線回収されてないしみたいな発言をしており、それに対してサイドエピとバディエピ読んだ?とツッコミがあり、それを思い出した私が本編で嫌になった人がおまけエピ読まんだろと呟いたら、フォロワーからあれ本編中に読むものらしいですよと言われ、実際読んだら本当に本編の話をされた時は

だからそういうところなんだってばこのゲーム!!!!

と叫びたくなりましたからね。普通はおまけエピソードだと思う。なんかずっこけたルークさんがアーロンの大胸筋に受け止められて謎のショックを受けるみたいな話とかを延々される感じだと思う。でもなんだろ、SideMで言えばイベストが本編で雑誌がサイドエピやバディエピみたいな感じなんですよねこれ。わりと読んでないと知り得ないし知っておきたい情報が転がり落ちてたりするわけ。だって雑誌読まなきゃ舞田類がめっちゃいい笑顔で辞表出して教員辞めたとかそういうバックボーンわからないじゃないですか、それと同じですよ。チェズレイが顔面に傷を負わされておりその傷跡にタトゥー入れてることとかわからないのよ本編だけじゃ。いやどんな例えだよ。知らんよ。

呟いてて思った偏見なんですけどSideMのオタクはバディミ好きだと思うよ。あのゲームを走れるオタク絶対バディミできるしシナリオ好きだと思う。

いやほんとに丁寧に作ってて、それがいいところでもあり、それが人を遠ざけている部分でもあるっ……!!!!丁寧さの……!!!!暴力っ……!!!!いやだって私はチェズレイを何も知らない……と思いましたからね。

皆さんもめっちゃ楽しかったという気持ちvsシステムやテンポに対するモヤっとした感情を味わってください!!!!以上です!!!!

 

いや文句なしにシナリオはいいからね、ぜひ。システムは……、うん……、続編作る時は是非どうにかしてくれ……!