新任教師ウサギさん

こんばんは。今日は珍しくゲームの話をします。別に珍しくもなんともないというツッコミが聞こえてくるようですが、今回記事にするのは、巷で噂の

ファイアーエムブレム風花雪月

です。ほーら珍しい。

購入理由は仕事がクソすぎてゲーム買わないとやってられなかったからなので察してください。つらい。

といってもまだアドラーラッセしか触れていないので、今回はアドラーラッセの話をつらつらとやっていきたいと思います。ちなみに、今後の予定としては次が青組さん、その次が黄色組さんです。名前が覚えられない。人の名前も覚えられない。地名も覚えられない。なんも理解できない助けてほしい。

ちなみに私はシリーズ全くやったことがありません。なので、バトルがストラテジーだったことすら知りませんでした。ストラテジーのゲーム自体はやったことあるのでそんなに抵抗なかったんですが、兵種とかの部分でしばらく苦しみました。今は賢くなったので、クラスの半数がドラゴンに乗っています。ドラゴンは正義。

 

ちなみに、シリーズ自体初プレイの私が事前に持っていた本作の予備知識は

  • 鬱になりそうな展開
  • 人が死ぬ
  • 絵に思うところがある
  • 学園もの

という、よくそれでやろうと思ったなレベルの残念さです。絵に思うところがあるについては後々語るんですが、私はどうしてもシルヴァンあたりがうたプリにいたような気がしてならないので察してください。

 

 

さて、適当な前置きはここまでにしてゲームのお話をしていきたいと思います。 

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名前はいつものやつです。男にしました。 

顔の造形に馴染みがあったので。

こういうタイプの男が受けのBLゲームあっただろ。ニトロプラスキラル辺りから出てたろ。全然関係ないんですけど、OLDCODEXの初アニタイって咎狗アニメ(そんなものはない)のEDなんですよ、知ってました?

あ、さっき予備知識がクソという話をしましたが、それじゃあモチベも保てまいと思ってキャラは最低限調べたりしたんですよね。で、その地点で私の興味を引いたのが

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この人でした。2段落目から性癖の匂いしかせず、2段落目!この2段落目!!!!!とツイッターで叫んでいたんですけど、

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推しに自分の解釈を押し付けるオタクみたいになりました。

名前のせいで大事故。

それにしてもディミトリくん前髪が意味不明ですよね。なんていうか首都高って感じする。箱崎ジャンクションみてえな前髪。邪魔そう。モデリング大変そう。まあ後々前髪の高速道路は解体になりますけど。

あと、メルセデスが明らかに好みのタイプの女っぽかったり 、おっ!このキャラ気になるぞ!と思ったらフォロワーから「ぱふぇさんフェリクス好きそう」と言われ大正解出されたりしました。あと、古川慎がどんだけ乙女ゲーなのかも気になるところだなあとか思ってました。キャラ名で呼べ。ほかはクロードのことを愛島セシルの親類などと認識したり、雄っぱいの大きいキャラを探したりしましたかね。

結局興味の8割が青組 

ということに気づいて終わりました。ね。ほんとにね。真っ青ですよ。

 

そういう状況だったので、私はとりあえずアドラーラッセを選びました。秒で矛盾した。いや、初手で青は怖かった。

というのは冗談として、単純に一番興味のあるところを終わらせてしまったら後がつらいかなという理由で赤を選んだところあります。これボブゲや乙女ゲーでよくやるやつです。興味のありそうなところを敢えて後回しにしてモチベキープするやり方。あとアドラーラッセ無難に王道っぽいキャラ造形だったので、最初にやるには安心かなと思えたところも良かったんですよね。黄色組さんはクセが強そうだし、青は王道を敢えて避けるタイプのオタクが落ちる地獄って感じするので……。

 

 

というわけでいい加減にアドラーラッセの話をしていくんですけど、まずはキャラの話をしたいと思います。というか、ストーリーはまだ語れないレベルなので……。他クラスの話見ないと恐らくなんもわからんので……。例えばほら、イエリッツァ恐らくメルセデスと知り合いなのにそこらへんの話が何もなかったりとか……。全然関係ないけどイエリッツァ顔の印象と声の印象が違いすぎて脳がバグる。

 

さっきも書いたようにこのクラスの子たちのキャラクター造形はみんな王道というか、無難というか、全員が主役みたいなタイプだなあというのが私の印象なんですよね。

最たる例は、やはり級長のエーデルガルト。彼女は帝国の皇女で、とても強い信念のある人です。己の行かんとする道の険しさや厳しさをきちんと理解し、それらを全て受け止めた上で前に進める絵に描いたように王道の「上に立つもの」なんですよね。

今回進めた紅花の章においての話をするんですが、例えばクロードの行動は誰も犠牲にしない、ってところに主軸を置いていて、だから王国とも帝国とも繋がらないフラットな立場を取ってたんですよね。一方エーデルガルトは、犠牲を厭わないとでも言いましょうか。最優先は自分の目的の遂行、その過程で発生する人の死は、単なる悲しいものとして片付けず、しかしいい意味で自分の中に留めず、って感じ。犠牲を払ってでも達成させた自分の目的の向こうに民たちの幸福があると信じてる人にしかできない行動とるんですよね。

行くと決めた道を、その選択をしたことに後悔は絶対にしない。後悔するような未来を描かない。そういう強さが彼女の魅力だよなあとか思いました。

まだ全然知らんので勝手なこと言いますけど、感情と行動がしっかり切り離されているエーデルガルトとは逆に、ディミトリは感情で行動してしまうところあると思うんですよね。そうじゃなきゃ、父親を失った主人公にかける言葉が復讐したいなら手伝うにならんだろって思います。感情先行型男。

てか、エーデルちゃんは前しか見てないけど、ディミトリは後ろしか見えてなさそうですよね。じゃなきゃあんな憎悪を吐きながら死なない。あれ私興奮しました。青が楽しみですね。

ただまあ、エーデルちゃん、王として完璧であるが故に平民で凡人の私には掴み難い部分が多くて、だからあの対決シーンでのディミトリの慟哭のほうが人間らしいなあと思った。彼の今後に期待ですね。

 

さて、エーデルちゃんは絵に描いたような上に立つもの、って感じですけど、それいうとフェルディナントの掲げてるものもめちゃくちゃ高邁なんですよねぇ。

一見すると立場に固執する貴族のボンボンって感じなんですけど、よくよく話を聞いてると、社会秩序の維持のために貴族という監督する立場の人間の必要性を説いてるんですよ。彼のいう貴族とは、決して立場に奢って甘い汁を吸って生きるものではなくて、力あるものとして民草を庇護する責任と使命を負った存在。めちゃくちゃしっかりした考えですよね。庇護を与える代わりに義務を果たすことを求めてる感じ。典型的なフューダリズム。

ちなみに私の初見の印象は貴族の松岡修造でした。熱意の強さがな。あと、エーデルガルトをライバル視しながらも実力差は埋めようもないほど広い事実に直面した時の反応を見てめっちゃ精神の健全なホメロス(※ド11)などと思いました。まともに渡り合っては叶わないからこそ、自分にしか成せない自分の道を模索してるからな、フェルくん。ホメロスなら20回くらい闇堕ちしてますわよ。

ただ、無気力インドア代表のリンハルトとベルナデッタの二人への対応がエーデルちゃんとフェルくんは大変似ているというところが味わい深いですよね。二人ともウザがられてんの。ポテンシャル高いのに自己肯定感なかったり、やる気なかったりするのが彼らにしてみたら本当にもったいないんだろうなあ。

ちなみに私はリンハルトとベルナデッタ側の人間なのでそっとしておいて欲しいです。うちの部長の話です。営業職ならいざ知らず、書類仕事の事務職にそんな熱意絶対にいらんです。

あとフェルくんは顔がうたプリですね。

 

そんな過保護ママ属性持ちの皇帝貴族の皆さんとは別の意味で熱いのがカスパルですね。名前が覚えられなくてどうしてもカルパスと呼んでいました。ごめんなさい。カルパス美味しいよね。

で、カスパルの話をするんですが、彼は彼で主人公っぽいというか、少年漫画のヒーローみたいな性格してますよね。救えなかったことを悔いるところも、やっぱり猪突猛進なところも、なんか男の子!って感じで好きでした。ところで私は友達と味覚が全く合わないのですが、お互いカルパスだけは好きなので笑いますね。

一体なんの話をしているのかわからなくなりますね。

 

ドロテアお姉さんは、生い立ちが、とても、好きでした。人生観も好きです。自分という人間に付与された属性だけを褒めそやす男が大嫌いというあの生き方、ほんのり切なくて好きです。

ただ、そのせいか

やたらと女の子とフラグ立てようとする

のであらまあってなります。なりました。エーデルガルトに恋愛話をすればエーデルちゃんと添い遂げるといい、ペトラを気遣えばやたらマッサージしてあげようかと言い出すなどするドロテアお姉さん、パートナーに男を選ばないほうが幸せなんじゃないでしょうか。

 

ペトラが一番普通かもしれない。強いし優しいし可愛いし強いししっかりしてる。ペトラいい奥さんになってくれそう。帝国の属国であるブリギットの王女という政治的に非常に難しい立ち位置にいるのに、それを感じさせないほど明るく立ち回ってんのすごくいいんですよね。

カタコトすぎない喋り方なのも面白かったです。息の根を止めるを首を絞めると理解するなど、ちょくちょく愉快な発言してくれて好きですね。

ペトラなら仲良くなれそうだな。伴侶としても最適だな。それなのに私は何故あんな昼寝大好き怠惰な男を伴侶にしたのか。面白かったからです。

 

そういうわけで、どいつもこいつもお友達になりにくそうなんですが、ベルナデッタとリンハルトはお友達になれそうですよね。ベルちゃん現代に生きてたら、教室で死んだ顔してるのにネットの中では生き生きする腐女子になってそうな趣味してるし。今ね、自分で言ったくせに自分で泣いてる。自分の学生時代思い出して泣いてる。

リンハルトくんは、なんかよくわかんないんですけど

男で唯一将来を誓い合ってくれる

のでちょっとよくわかりませんでした。なんで。私はフェリクスかイエリッツァと添い遂げたかったんですが。イエリッツァ顔が好きすぎるんだよな。シルクパレス出身っぽい顔してるけど。顔が好きすぎるんだよな。うーんマジェスティック

紅花でリンハルトくんしかフラグ立たなかったので、銀雪では一縷の望みをかけてフェリクスの支援Aまであげたんですけど、まあ普通にダメでしたよね。青組さんの担任したら添い遂げさせてくれますかね。てか見た感じ支援Sまである子がお相手に選べるっぽいですけど、そうするとイエリッツァはSまであったので添い遂げられますねやったあ!ビルの頂上から飛び降りて夜の街を滑空しそうな顔してるイエリッツァだやったあ!

お分かりかと思いますが、私はめちゃくちゃうたプリが好きです。ヘヴンズ増えてからはちゃんと追えてないですけどね。あとよく考えたらドゥドゥーがいますね。声帯が……。

 

さっきからしれっとフェリクスの話をしているんですが、そうですね、スカウトしました。いや……、なんもしてないのにフェリクスだけクラス替えを検討してくれたので面白くて……。フェリクスちょろすぎるんだわ……。チョロクス……。

などと言ってるんですが、赤組さんに彼を連れてきたせいでもうこれ愛だなとしか思えなくなって最高だったのでその話をしたいんですよ。

というのも、彼はなんだかんだ言いながら親友ディミトリがすごく好きで、父親のこともなんだかんだ言いつつも多少気にしてるみたいなんですよね。そんな王国出身のフェリクスが、帝国側についてかつての親友や、父親でさえも手にかける覚悟をするの、こんなの主人公への愛でしかないですよ。自分の肉親や知己と敵対するとわかっててこちら側に来てくれたのはマジで愛。これは愛。

 

愛といえばヒューベルトやばすぎますね。

あの見た目で学生?って思ったら実年齢20歳だったのが理解できない

のも含めてヤバいですよね。やばいでしょ……。表記ぶれするほど驚いたからな……。あの顔でにじゅっさい……、はたち……、振袖じゃん……。

彼に関しては、銀雪のあるシーンがクッソ好きなので、紅花と銀雪のストーリー対比していく中で語りたいと思います。あと髪の毛短いほうが好きです。

 

 

さて肝心なストーリーについてなんですが、エーデルガルトの覇道を見届ける紅花と、自身が王となり世界を統べる銀雪どっちが好きかと言われたら銀雪ですかねーっていう。

というか、そもそもこれめちゃくちゃしんどいとかつらいみたいな文脈で語られてて、後味がーなどと言われていたので覚悟決めてたんですけど、普通に思ってたような地獄はどこにもなかったので、もしかすると私の教師ロールプレイが足りなかったのかもしれません。いや、私に倫理観がなさすぎるだけかもしれない。ロドリグ戦でずっとフェリクスに攻撃させ続けてたしな……。

倫理観がゼロなので文字を小さくした。

でも実際、入れ込めるほど掘り下げられてないキャラが死んでもそんなに心にはこないですよ。死にたくないと悲痛な叫び声をあげられたら苦しいけど、見知った人が死んでいく悲しさはないかなって。私エーデルちゃんなんて倒した時のセリフが一番好きですからね。共に歩きたかったって言いながら死んでくの、あまりに悲しすぎて最高じゃないですか。はー青が楽しみですね。

てか、銀雪とか

クラス全員死んで教会の立て直しもうまくいかない破滅エンド

みたいな展開を想像してたんで、普通にエーデルちゃんとレア様以外死なずに終わったのでびっくりですよ。レア様めちゃくちゃ幼女だったし。レア様めちゃくちゃ幼女。

 

というか、私が銀雪好きだなと思うのは、エーデルガルトという人間の持つカリスマ性を感じられたからなんですよね。紅花→銀雪の順でやったからなのもあるんですけど、明らかに場の空気が違うんですよ。特に顕著なのが虚脱組のベルナデッタとリンハルト。常にやる気も積極性もないリンハルトが、それでも戦おうと言い出したのも、引きこもり生活を続けていたベルナデッタが前へ出られるようになったのも、どっちも紅花なんですよ。銀雪は無気力と引きこもりのまんま。

正直言うと、紅花でのエーデルガルトという人間が好みじゃなかったんですよね。私は穏やかで控えめな女の子が、小さな一歩を踏み出し自分を愛してあげられるようになるのを見るのが好きなので、健全に自分を肯定できているエーデルガルトは好みの真反対で。

だけど、銀雪の空気感を見れば見るほどにどれほど強く皆に作用し、皆を牽引する力を持っていたのかを見せつけられてめちゃくちゃ良かった。あと敵のエーデルガルトがめちゃくちゃかっこよくて、味方にいる時よりかっこよくて強くて最高だったので、私は今後も敵役エーデルガルトを愛していくと思います。身内というポジションからではなく、客観的な立ち位置から見るとこんなにかっこいい女いないってくらいかっこよくて可愛げもあって最高でしたね。

そんな彼女の強さを、敵対しているからこそ的確に指摘してくる銀雪のみんなもよかった。でも一番よかったのはヒューベルトの手紙ですね。

敬愛する主人を殺された憎悪を最後の最後で剥き出しにしてくるあの怒号

ですよ。今まで一度として聞いたことのない激しい声ですよ。あれずるいわ、あんなんずるい。特にこの二つの話って、共通して上に立つ者は自分の感情と切り離した部分で行動せねばならないって描写多いんですけど、死してその役目から解かれた瞬間の怒号が刺さっちゃったよね。

あと

ディミトリが憎悪を吐きながら死んだのか大変アレ。

上で書いたことがマジになってるディミトリほんとさあ。私びっくりしちゃった。感情で行動したらダメって言われてた。笑う。

てか銀雪でなんの脈略もなく化けて出てきたディミトリに何か意味があるのかと思ったんですが、結局何も明かされなかったのでモヤモヤします。

や、このゲームそういう要素多いんですよね……。いちいち微妙に情報が足りないので、今のところの紅花も銀雪もスッキリいってないんですよ、自分の中で。なんとなくもどかしいというか、痒いところに手が届きそうで届かないというか。そういう微妙な歯がゆさが……。

周回プレイ前提としたストーリーなのでそういう部分が辛いですね。闇に蠢く者って結果なんやねん。説明してくれ。レア様がやった実験がどう非道で、彼女の思いがどうしてあんなに切実だったのかさっぱりわからねえので、どっちにも微妙に入れ込めない私がいる。青やったら変わりますかね。いや実際、紅花と銀雪でエーデルちゃんの印象スッゲー変わったんで、多分また変わると思うけどもね。

 

最近寝てなくて頭が回ってないので、取り急ぎここまでにしたいと思います。もう少しちゃんと掘り下げられる状態になった、もう少しまじめに書きたいです。

じゃあこれからディミトリと添い遂げてきます。

以上です。