ドラクエを超えるのはドラクエだけ

こんにちは。ドラクエの記事です。

今日は私の大好きな6の発売日です。24歳になりました。めでたいので記事を書きます。

Twitterで6ヤクザをしているんですが、時々自分以外の6ヤクザが世界に存在していることがわかって嬉しい瞬間があります。いいことですね。

私ずっと6が好きって言ってるし、ユアストとか11とかダイ大とか、マジでことあるごとに6の話を持ち出してたりするんですけど、そういえば一つの記事で語ったこと全くないんですよね。なんでって書いたら長くなるからなんですよ。長いし誰も読まねえだろ!って思ってて書いてこなかったんですけど、なんか11の長文記事とか読んでくれてる人いるのが最近わかったので、あっそれなら6も書いてもいいかなと思ったので書きます。8の発売日も記事書いたしね。

 

 

さて、ちゃっちゃと本編の話をしていきたいと思います。

6って暗いですよね。

終わり。いや、これがすべてじゃないですか!?暗くないですか!?

ただ鬱で有名なのは7で、確かに暗さで言えば圧倒的に7じゃないですか。個人的に6を象徴すると思っているパーティーメンバーとの別れも、インパクトで言えば7キーファや11のベロニカのそれとは比べるまでもなく。転職システムには批判も多く、システム面ではこれをベースに作られたリメイク3のほうが圧倒的に快適。シナリオは想像の余地が広く取られているが故に、一読しただけではわかりにくく、わかりやすくドラマ性に富んでいた5の後だったこともあってか評判はイマイチ。

いいところ、ないんですよ。いやめちゃくちゃあるんですけど、あるんですけど花形にはなれない。そこがいいんですけどね。そういうところまで含めて6らしくて私は愛おしい。舞台の真ん中に躍り出るほどの役どころじゃないと自分が分かっている、ですよ(ポルノグラフィティジョバイロはイメソンにいいので聞いてください)

絡みつくような息苦しさと、拭っても拭っても取りきれない鬱々とした雰囲気。あの妙な切なさが6の最大の魅力なんじゃないかなと思います。遠くに見えている明るくて幸せな未来に向かっていくんじゃなくて、霧の中をずっとずっとさまよって、その中で見つけた小さな幸せをずっと腕の中に抱きしめて眠りにつくような、そういう雰囲気のあるシナリオなのがほんとに好きです。

 

そういえば、他の作品って旅立ちに強い理由やドラマ性があるじゃないですか。1主はりゅうおう討伐、4主は故郷を滅ぼされ、5主は運命の波に飲み込まれて。イレブンさんなんて村人総出でお見送りされてますからね。

なのに6主、ライフコッドの祭りに使う冠を取りに行ってくれってお使い頼まれての旅立ちなんですよ。ただのお使い。そのありふれた毎日の中にある、ほんの少しの特別が彼と世界を変えちゃうんですけどね。グッとくるじゃないですか。だって彼の旅は、特別なことは何もない、ただの日常の延長線上にあるってことになるんですよ。世界を救えるただ一人の人間だとしても、元々彼には彼の普通の生活があって、その先に旅がある。その普通さが、なんだかとても愛おしいんですよ。人間の人生がドラマチックであることのほうが少ないもんね。

いや本当は王子としてムドー討伐の旅に出てるんですけど、その旅立ちはプレイヤーには見えないじゃないですか。私たちにとって、おつかいを頼まれて出かけるところから旅が始まるんですよ。日常だなあ。そういう意味では7も同じですよね。日常の延長線上に物語があるので。子供の好奇心が世界を変えちゃうようなドラマ性がある。私は7の普通さも好きです。16歳が子供でいられる優しい世界。

ただ、6は後々この平凡な日常が世界一優しい嘘だということがわかってしまうのがあまりにも切なくて残酷なところだなあとは思います。世界のために立ち上がった勇猛な若き王子は、世界の隅っこで穏やかで平凡な日常を送ることを夢見てたかと思うとな……。

そうして村を出たと思ったら、突如として立ちふさがるあの山道ですよ。なんだあれは。ファーラットのみならずぶちスライムとかいうよくわからんご新規スライムにさえ、うっかりしてると即撲殺されるという恐怖のデスロード。ななんだあれ。ここ妙に敵強くないですか?なに?普通のスライムを返してくれみたいな気持ちになる。まあ普通のスライムのほうが強いんですけど。全然関係ないけどぶちスライムとファーラットって他のナンバリング作品にはほぼ全く出してもらえてないよね。調べたけどぶちスライムは10のみ、ファーラットもリメイク7と10にしかいなかった。マジかよ。なんでだよぶちスライム可愛いだろ!?

あそこは穴を落ちるルートがこんぼうも取れて出やすくて最適解だと思うんですけど、洞窟に入ろうものなら最悪ねずこうもりとマンドラゴラあたりからタコ殴りにされて死ぬのがオチですからね。なんでランドはあんな場所で寝てて平気なんだよ。まあ……、あの村の住人、現実では恐ろしく強いから、スライムとファーラットごとき恐るるに足らずって話なんだろうけど……。

 

そうやって苦労して山道降りたと思ったらまーた浴びせられるんですよね、洗礼を。

シエーナのバザーです。

※私の中でマルシェはシエーナだしメラニイはサンディなのでよろしくお願いします。SFC版6がママなので……。老害なので……。

あのバザー、めちゃくちゃドラクエっぽくないですか。ここでやらなきゃいけないことは村の民芸品をいかに高く売り捌くか、ってことなんですけど、引っ掛け問題のごとく民芸品の買い取りしてくれる人がいるのがめちゃくちゃ好きです。あれ、最初にやった時まあ見事に騙されました。そして、この場合の正解はドガとボガの競争を利用して売値を釣り上げることなのが更に好きです。どうしたらそんな小ネタ入れようと思えるんでしょうか。面白すぎる。あとこの兄弟の小競り合い、11でもオマージュされてて嬉しかったです。推しの鎧を買い叩く遊び。

その他にも騙してるようで実はお得なやくそうとせいすいのセット販売や、こっちはぼったくりのかわのたて、場所取りに失敗した商人が盗賊のかぎを販売……、などなど、ネタが豊富ですごく楽しいんですよね、この街。

ひっそり2回目のバザーが開かれてたりするのも、寄り道前提の小ネタですごく好きです。しかも2回目は最初お得だった店がぼったくり仕様になってたりして細かっ!ってなる。

バザー2回目に限らず、6って他シリーズよりもはっきりと寄り道をすることを推奨してるところがあるじゃないですか。前も別の記事で書いたんですけど、そういう作りをしているのが旅してる感あって私は好きです。無駄な遊びをいっぱいしたい。

 

そしてね、トルッカですよ。地面に大穴が空いているという衝撃的な画面と、落っこちそうになっているビルテ。助けて落っこちる主人公。

地面の穴から落ちたら最終的にもう二度と戻らなくなるのでは?と思わせてくる前例(※ギアガの大穴)などもあり大変にハラハラさせてくる演出なわけですけど、まあやっぱり無事ではなかったよね。

だってスライムが、強い。

スライムが強いので困ってしまうんですよ。ここで初めて会える、あの青いぷるぷる。一番弱い生き物だったはずのあいつが、なんかすごく強い。あっこれなんかあるなって思わせてきますよね。実際なんかあるんですけど。あと何回でも言いますが、ぶちスライムがスライムの見た夢っていう説、ほんとに大好きです。夢見て願えば誰しもが勇者になれる世界なんだから、スライムがぶち模様になったっていいじゃないですか。

まあそんなことより誰にも自分の姿が見えなくなっててヤバいんですけどね。買い物できないし、話しかけてもシカトされるし、誘拐事件起きそうになってるし。あの事件、何の伏線だろうと思ったら何の伏線でもなかった。てかトルッカに戻って来ること基本的にないから誘拐事件イベント自体忘れそうになるんだけどなんでそんなイベント仕込んだ?しかも結末が4パターンある辺り手が込んでいる。

シエーナの話をしてた時も思ったんですけど、6って「自力で気づかなきゃそのまま気づくことなくストーリーを終える」タイプの小ネタがめちゃくちゃ多いんですよね。この誘拐事件もそうだし、それこそシエーナのある場所って現実には賑わう市場を夢見るおじいさんが一人寂しく住んでいるだけだったりして。探さないと世界のことを知ることができない、見ることができないっていうのがすごく多い気がします。本筋に一ミリも関係ないから知らなくても困らないとはいえ、海底にルビスいるのとか気づかなきゃ気づかないまま終わるでしょ。

 

で、まあ紆余曲折経て戻って冠貰って祭りしてって流れですけど、そうですね、フォークダンスだね。私の中ではよくないことの前触れの曲みたいな扱いになっているフォークダンスです。マギールさんもロミアもあんなことになってしまったし、シドーくんとはケンカ別れしてしまうし。ここでは不吉なこと起きないので安心していいんですけどね。でもこれ聞くとハラハラしちゃうよね……。いやまあすごく長い目で見ると結局ここにいるライフコッドの人々って……ってことになるので、ある意味別れることにはなっちゃうんですけどね……。

そういえば私、この祭りでのランドとターニアちゃんの会話で「本当の自分」についての話をしてるの好きなんですよ。この作品のテーマは自分探しじゃないですか。それをさりげなく仕込んでてなるほどなーってなります。この青春の一ページみたいな会話で入れちゃう。走り去るターニアを見つめながら本当の自分なんて誰にもわからないと呟くランドのこの発言、ある意味本質を突いてるなって思います。何が本当かなんて誰にもわからないもんね。

ここでルビスの神託を聞いた村長から、レイドックの通行許可証を貰って正式に旅立つことになるわけなんですけど、この調子でデスタムーア戦まで書き連ねてたらマジでとんでもない文量書くのでここからは仲間にフューチャーする形で、シナリオに関してのコメントはちょっと端折ります。

 

というわけでまずハッサンなんですけど、やっぱレイドックで出会って仲間になってくれるの、めちゃくちゃ安心しますよね。敵強くてぼっち旅しんどい中、戦士系かつ武闘家系の高HPキャラが仲間になる心強さったらないですよ。

最初期に仲間になり、かつ強いのもあってかドラクエを代表する相棒キャラとして名前を出されがちですよね。てか相棒って言われるとカミュかハッサンかみたいなところある。ヤンガスは相棒っていうより子分になりたがってる感じだし、キーファは相棒感クソ強いのにいなくなるし。

そんなハッサンといえば忘れちゃいけないのがファルシオンですね。名付け親だからね。4コマでハッサンの口からファルシオンなんてお洒落な名前が出てくるの信じられないみたいなネタにされてましたけど、ほんとなんかあの風貌からこの名前出て来るんだ!?みたいなところあります。でもなんかリメイクの仲間会話とかいたストとか見てると、どうも気のいい兄貴肌って感じで脳筋バカって感じじゃないので、あのネーミングもさもありなんって感じはしますね。

そういえばファルシオンさん、シリーズ唯一の雄なんですよね。パトリシアたちは牝馬だし、ミーティアそもそもは人間の女の子だし。あ、リタリフォンだけは性別不詳ですね。リタさんどっちだろう。どうでもいい話でした。

主人公、ミレーユと同じく現実世界の人間だった彼もまた、ムドーに敗れ夢と現実の両世界に精神が分裂してしまっていたわけですけど、ハッサンめっちゃ素直に石になってますよね。ふふってなる。ムドーが「石となり永遠の時を悔やむがよい」って言ったらほんとにその通りに石になって城にいるからね。ただこの石化って、後々見つかる主人公の分身と彼との合体の結果を考えた時、とても幸せというか、最適解だよなあと思ったりしました。だって石になってたら動かないから、分裂した自分が自我を持ち思い出を作ってなんてないんですよ。ムドーに敗退してから後の自分は全て夢の中にいた自分が見てきたこと、してきたことで全てなんです。上書き保存をしたって消えてしまう記憶も自我もないの。空白が過不足なく綺麗に埋められるだけ。夢から覚めても現実は書き換わらない。すごく最適解。

しかもハッサンに関しては夢と現実のギャップ自体、とても少ないよなと思うんですよ。夢のハッサンは旅の武闘家。大工の後継になんてなりたくねえ、武闘家になるんだと家を飛び出したのが現実のハッサン。確かに夢の世界で願いを叶えてるようにも見えるんですけど、別に現実のままでも旅の武闘家であったことには間違いないというか。レイドック王子のムドー討伐に力を貸していた辺り、腕に自信はあったと見えるので。だから彼の見たかった夢って現実とそう大きく乖離してないんですよね。大工の息子ってことを忘れていても、体が大工仕事を覚えてたりもしてますし。ただまあ一つ違いがあるとすれば、両親の存在がまるごと消えていることじゃないかなと思います。親とか家業とか、そういういつかは直視しなきゃいけないしがらみのない自分として、今みたいな旅をしてみたいという願いの表れだったんですかね、あれって。意外とハッサンのそういうところに共感を覚えたりします。

ところで某ゲームに呪腕とか百貌とか静謐とかじぃじとか出てきますけど、あの人たち見るたびにハッサンが脳裏をよぎっていくんですよね。促音ないけど……。

てかハッサンのあの衝撃的なビジュアルなんなんですかね。褐色マッチョの紫モヒカンにふんどし。何をどうしたらそんなキャラデザ思いつくんだろうな……。

 

次はミレーユ。この人はまあ……、あまりにも過去が闇深いですよね。シリーズ全部通してもぶっちぎりの闇深さなんじゃないでしょうか。元々は弟共々孤児で、養父母に拾われ育ててもらったものの、年頃になり美しさが際立つようになると国を牛耳るマフィアに目をつけられて連れ去られ、王の妾として売り飛ばされ、かと思ったら王妃に美しさを嫉妬されて奴隷として地下牢送りですからね……。そしてなにがおかしいってこの設定ガンディーノに行って街の人に話しかけてようやくなんとなくわかるとかいう扱いなことですよ。まあ確かに真正面から扱えない設定ではありますけど。

っていうかガンディーノ自体がなんかもうどうして?ってくらい設定が重たい。なんで?しかもこんなに重たいし仲間キャラにも接点のある土地なのにぶっちゃけ別に行かなくてもクリアできるとかいう仕様なのおかしいでしょ……。ここ来ないとスフィーダの盾ある洞窟攻略できないからスルーできないといえばできないんだけどさ……。でも知ってたらスルー余裕だからね……?現に私は再プレイ時にガンディーノをスルーしかけました。6ってムドー戦後に行く場所はわりとこういうところ多いからさあ。モンストルとかその筆頭ですし。

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公式ガイドブックのチャート図からしてこれですからね。

いやガンディーノのなにがヤバいって風呂、風呂がね……、風呂がダメだよね……。子供はわからないけど大人になると一発でその意味がわかるという最悪のさじ加減の元にぶち込まれた生々しすぎる描写と、奴隷として地下牢に入れられた子達たちは大多数がその場で死んだというコンボがもうだめ。ここ別に来るの必須じゃないのになんでそんな作り込んでるの?ほんとなんで?

地下牢からオカリナ持たされて逃げのび、グランマーズに拾われるまでの過去が一切不明っていうところも、またなんとも言えない理由がありそうだなって思わせてくるんですよね。ァア……。なんかもうミレーユの過去はどう考えてもモンスターズのほうが幸せなのでモンスターズのことを考えたいです。モンスターズはいいぞ、楽しいぞ。

そんな彼女は、一体夢の世界でどんな自分を思い描いていたんでしょうね。弟がいて、両親がいて、何も起こらなかった幸せな日々を夢見ていたら私が死にます。それこそ在りし日の幸せと叶わなかった幸福な未来を見せられる11のロウ追加エピで泣き叫んだので。

過去は不明ですけど、ハッサンや主人公と比べても遥かに早い段階で自分との合体を済ませているあたり、主人公のように動き回る自分を捕まえて合体したとしても傷が浅そうですよね。そっかあ……。

 

次はヒロインの流れでバーバラの話をしましょうか。私ずっと思ってるんですけど、彼女一人だけ現実世界の肉体が滅んでるっていうのしんどすぎるんですよね……。カルベローナを滅ぼされたその時に精神だけを夢の飛ばしてるじゃないですか。だから、夢の世界の住人期間のあるメンバーの中で、彼女だけが唯一最後まで本当の自分と融合するイベントが発生しないという。自分探しがテーマの一つになっている作品で、本当の自分を取り戻せないあたり存在がもう悲しいところある。取り戻そうにも体が現実にはないからね……。

確かにバーバラは生きているけれど、一般的な生の定義から大幅に外れてるじゃないですか。そのこと考えるとめちゃくちゃ辛くなりません?  ウゥ……、もう嫌だ……。

そういえば、ビルダーズ2のシドーくんは彼女と似た立ち位置だなあと思うんですよ。現実世界の肉体は滅んでいて、幻の世界に精神だけが残っているっていうところとか。ただ、創造と破壊が互いの力を合わせて世界をビルドした結果、本来であれば消えてもおかしくなかったシドーくんとあの世界が実在を得たので、バーバラと幻の大地の結末とは違いますけどね……。シドーくんそもそも神だしね……。まあ幻の大地は、人の夢を見る力の集合体みたいなそういうものなわけだから、一概に同じと言えないけどさ。だけどビルダーズ2のあの終わり方、6ヤクザ的にはめっっっっっちゃ救いがあってすげー羨ましかったんですよね。羨ましい……、戻ろうと思えば元の世界に別に帰れるビルダーの自由さ羨ましい……。

話が逸れた。

バーバラってルイーダに預けられないですけど、あれって結局何を意図してたんでしょうね。やりたいことがある、とだけ語られてるけど詳細は考察に委ねられてるじゃないですか。私はテリーさんがエスタークみたいなよくわかんない説は全く信じてないんで、従ってこの辺詳しいこと調べておらず、よってとても適当なこと言うんですけど、みんなと旅したかったからかなあとか思ってます。だって、世界を救って夢と現実の世界が正しい距離感を取り戻した時、自分だけがみんなと会えなくなるんですもん。他のみんなは現実世界に体があるからすぐに会えるけど、バーバラだけは肉体を持たないから簡単に会いに行けなくなるじゃないですか。だから、少しでも長く旅がしたいと思っててルイーダ送りにできないとかだったら泣きます。私が。

それにしても彼女の故郷カルベローナのBGMまじで天才ですよね……。用もないのにあれを聞くためだけに何回も足を運んだなあ……。御察しの通り私は用もないのにムウレアに行く女です。

 

次はチャモロの話をしましょう。

ドラクエ史上三番の指に入るチョロい船入手イベント

でおなじみのチャモロさんですね。仲間会話のないSFC版では、ルビスから「船貸してあげて」と言われ「貸します」と態度を一変させたところ以外に見せ場が皆無というあんまりにあんまりなキャラです。まだアモスのほうが喋ってるっしょ……。流石に色々と可哀想すぎる。

それにしても、パーティーメンバーの所有物という驚きのチョロさで手に入る11の船も、ダーハルーネでのホメロスおじさん大活躍イベントを終わらせないと手に入らないですけど、6はゲントの村行ってチャモロと話したらそれで手続き終わりですからね。まじでチョロすぎる。ルビスの力すごいね。

チャモロといえばゲントの杖ですよね。正真正銘の無限ベホイミ。これがなければムドー戦はお話にならないという超便利アイテムですよ。まあムドー戦終わったら使うところないんですけど……。本当に不遇だな君は。

謎にスライム用の鎧とか装備できたりする辺りが意味わかんないし意味わかんないですよね。地味な上にキャラ設定がよくわからないことになっている。まじで何を思ってチャモロをこんな扱いにしたんですか。ねえ。ねえ答えて。そのあまりの性格描写のなさからか、コミカライズではクッソ生意気なキャラにされてたし、背表紙に一人だけいないし、もうなんか本当に……。私はチャモロのそういうところ、好きだよ……。

てか次にリメイクするときはどうにかしてあげてくれ……。テリーはどうでもいいから……。あいつは弱くてもいいの……、弱くても推しだから使う……。だからチャモロを助けてやってくれ……、頼むよ……。

ちなみにチャモロは主人公とはなんの因果もない上に、船の所有権をお持ちの一族というあたりがほんのりとシルビアちゃんと似たような立ち位置だったりします。ほんとになんだろうね、この差……。

 

次はアモスですね!

任意加入キャラです。FF7で言うところのヴィンセントやユフィですね。彼らと違ってこの人の扱いめっちゃアレですけど。そのへんのNPCとグラ同じだからね……。リメイクでは流石にグラ変えてもらえたけど。よかったよかった。この人、何気にユフィと同じく選択肢を間違うと仲間にならないというすげえ初見殺しキャラですね。まあユフィよりマシですけど。

アモスの住んでいるモンストルという街自体が立ち寄り必須ではないという、一体全体何のために存在してるのかちょっとよくわからないキャラです。ちょっとよくわからないんですが、この時代のドラクエってそういう感じのキャラ多かったんでまあ……。

私は初見プレイ時からアモスを仲間にし続けているので、何度やり直しても必ず彼は仲間に加えます。あんまり使わんのですけどね……。同じく任意加入の鬼神ドランゴさんと、超頼れる兄貴のハッサン、そして万能タイプの主人公と推しのテリーという編成が我が家のスタメンなので……。回復?回復はテリーさんがハッスルダンスします。

そういえばアモスは唯一の固有とくぎ持ちなんですよね。怪物に変身する体質を利用してるんですけど、それ簡単に使ってええんか?と思わなくはないです。だって……、この人真実を告げたら無自覚に街を破壊していた自分を責めていなくなっちゃうんだもん……。あとモンストルの人々が怪物を殺さないでくれと懇願してくるじゃないですか。こんなになっても街の英雄なんだ、あの人に真実を教えないでやってくれって街の人たちが頼んでくるの、すごい好きです。アモスの人柄がめちゃくちゃわかるので。アモスって地味だけどひっそりと良エピソード持ってるんですよね。

なのに仲間加入は任意ってどういうことなんですかねほんと。なら同じくらいチャモロの掘り下げもしてくれ……。

さっきから頻繁に11の話をして申し訳ないんですが、私はホメロスとマヤちゃんが追加で仲間になるとしたらアモスやドランゴ枠かなあと思っていた時期がありました。黄金化の力が暴走したマヤちゃんにタネを飲ませたり、地下牢にいるホメロスのところにグレイグ連れて行ったりしたら任意で仲間にできたりしねえかなと思ってたんですね。特にホメロスピサロの前例あるので、半強制的な加入はないだろうとは思ってたんですけど、S発売前の露出を見て私はアモスになってくれることを期待してしまってました。ダメでしたけど。

 

さて次はお待ちかね私の推しテリーさんです。

闇堕ち経験者でありながらパーティーに正式加入したという圧倒的な前例です。

後の闇堕ち男であるマルチェロホメロスも成し得なかったことをしてのけたツラのいい男です。ドラクエで唯一闇堕ちした上に敵として戦闘までしたのに仲間になった男なのです。時代とシナリオに許されている……。

そのツラの良さとクールなキャラクター、そして妙ないじりやすさのコンボでやけに人気で、ドラクエではトルネコに次いで二人目のスピンオフ作品が与えられたキャラでもあり、さらにいたストやヒーローズ、ライバルズなどの外部作品にもほぼ100%の出席率を誇っているという、全体的に不人気の6のなかで破格の扱いを受けている男です。

ただし身長は低い。ヒーローズでマーニャに素敵だけどまだちょっとちっちゃいみたいなこと言われてて笑いました。成長期だと信じたい。何歳か知らんけど。ただ成長期の栄養状態が悪くて身長が伸びなかったという裏設定持ちの男がシリーズにいるのと、姉のためにさっさと故郷捨てて一人旅をしている設定なのとを考えると……、やめましょっかこの話。

自称世界最強の剣士でありながら、SFC版では経歴詐称をしていたり、人間キャラの中では性能が下から数えた方が早かったり、そもそも仲間に加入した時のレベルが大変残念だったりしますが、先に書いた通り私は愛だけで彼を使います。まあ何だかんだ言って重装備できるのはね、正義ですからね。私は脳筋です。

アークボルトで棺桶を引きずって登場、マウントスノーでは錆びた伝説の剣を完全スルー、デュランに闇堕ちさせられてノベライズでやたらいかがわしく描写されたテリーさん。加入が遅いせいか、キャラの掘り下げが少ない6においては珍しくかなり出番が多目になっています。加えてスピンオフのモンスターズで主人公をしたり、外部作品で活躍したり、どう考えても6で一番人となりの描写が多いキャラです。次がハッサンですね。ハッサンもわりと近年の外部作品にお呼ばれされてるので。

そういえばテリーはミレーユが実の姉なんですけど、ドラクエって姉と弟が極端に少なくて、逆に兄と妹がすごい多いんですよ。姉がいることがわかってる男キャラって他に思いつくのグレイグだけなんですよね。ほかに誰かいましたっけ。

兄妹は6なら主人公とターニア、11ならカミュとマヤ、2のサマルや7のキーファも妹がいるお兄ちゃん、8のゼシカは兄を待つ妹キャラでかなり多いんですよ。姉妹はマーニャとミネア、デボラとフローラ、ベロニカとセーニャでこっちも意外といますね。あ、兄弟も少ないな……、今思いついたのマルチェロククールくらいだわ……。うーん、そう考えるとミレーユとテリーってとても貴重な姉弟ですね。

出番多いしセリフも多いですけど、この人そういえばチャモロと同じく特に自分探してる感じは見受けられないんですよねぇ。まあ一応、我を忘れて闇堕ちしたこともあるので、全く何もないとも言い切れないんですけども。でも最初から現実側の人間で、夢を見てる描写はないですしね。あーいや、テリーに関しては姉共々、現実が大変過酷だったキャラでもあるので、夢なんかに頼っていては待つのは死だけだっていう物凄く冷めたリアリスト的な側面があるのかもしれないですね。そうだとしたらつらいなあ。

 

最後はドランゴですね。

テリーさんを見せるだけで仲間になる強キャラです。

任意加入のキャラです。ドランゴさん、めちゃめちゃ強いのに、自分を倒した辛いテリーに惚れているから旅に付いてきてるっていうとこが可愛いですよね。行動派のリアコ。DS版以降の仲間会話で話しかけるとわりと乙女なところがあってすごい可愛いです。おススメです。ようやくまともに仲間会話の話を持ち出してきたな私。

魔物に愛されてる辺りにかつてモンスターマスターとしてタイジュの国を救ったテリーの片鱗が感じられてとても好きです。いや順序逆なんだけどさ……、こっちがあってのスピンオフだけどさ……。でもなんか、いいなあってなる。

しかし彼女が強すぎるが故にテリーさんが引換券などと揶揄されることになったのでそれはそれでどうなんだと思わなくはないのですが、強いは正義なので気にしない方針で行こうと思います。

アモスの時にも書いたんですけど、死んだと思われて地下牢に入れられていたドランゴにテリーを見せると仲間になるやつのオマージュで、死んだと思われて地下牢に入れられていたホメロスにグレイグを見せたら仲間になって欲しかったなと思わなくはないです。

ドランゴはうちのスタメンなんですが、流石にあんま書くことがないですね……。ない、ですね……。

 

さて締めに主人公の話をしたいと思います。

最初にちょこっと書いたんですけど、世界のために立ち上がった勇敢な王子が見た夢が、山奥の村でひっそり妹と幸せに暮らす生活だったっていう事実がめちゃくちゃキツくないですか。地位も名誉もいらなくて、ただひたすら穏やかな日常を願ってたところがウゥってなるんですよね。あの下ライフコッドのイベントがさ……、もうさ……、っていう話なんですけどね。

穏やかな日常の中で過ごした記憶を持つ主人公と、城で過ごした王子としての記憶を持つ主人公っていう、他の皆にはなかった分裂した自分の不一致、めちゃくちゃキツくないですか。ムドーに敗れて傷ついた自分を、受け入れ介抱してくれたターニアとの優しく穏やかな日々がずっと続いて欲しいという王子サイドの願いと、その願い通りにライフコッドの村人として生きてきた主人公っていうのがもう……。王子が見たかった夢の平凡さもしんどいし、そうやって分裂してそれぞれに人格を持ち思い出を作ってしまったが故の、合体で「どちらにもなれなかった」という悲劇が生まれるのがきつすぎるんですよね……。

ハッサンの石化が羨ましいのはここなんですよ。石になってるから分裂した自分が自我を持って動き回ることがなく、主人公のような悲劇には絶対に見舞われないんですよね。いいなあ……。城にも馴染めず、ライフコッドの妹にも変わったと言われてしまう苦しさがあまりにもつらくないですか。世界のどこからも自分の居場所が消えるような喪失感がある。

てかこれ、11の時渡り後に仲間たちから「なにかが変わった」と指摘された時の辛さに似てるんですよね。11は皆が知らないことを知っている後ろめたさ、6は皆が知っていることがわからないもどかしさで、それぞれに性質は少しずつ違ってはきますけど。しかも11のほうは主人公じゃなくて仲間が全員この「どちらにもなれなかった」に近い状態になるのも辛い。やめようこの話、つらい。

11の話を引き合いに出したついでにするんですけど、カミュと6主が似てるやつあれほんとなんなんですかね。私は発売前に彼を見た時わりとまじで「なんで似せた!?!?!?」って思ってました。公式でネタにしてるんで似てるという自覚あるみたいだし。てかそれなら下レイドックで王子のふりをするカミュみたいな愉快な地獄イベントあっても良かったんですよ????????

っていうか11のライフコッド、ターニアちゃんの冠買いに行ってる発言を聞くに上のほうだと思うんですけど、グレイグが下ライフコッドの住人ネタを喋るのでオァァァァってなります。だって11に出てくる6のマップ全部上の世界じゃん……。ご丁寧に全部上なんだよ……。それなのにこう、ちゃんと出てないだけで下もあんのか……みたいな気持ちになる、そういうお気持ちになるってことを私はスイッチ版をやって初めて知った。11時空でも優しい夢だけでは成り立たない6ほんとな……。はなぜ11をやって6鬱になるのか。

ちなみに仲間のいない1、キャラメイクのある3と9と10を除いたナンバリングで唯一パーティーメンバーが出てこないんですよね6ね。なんでだよ。安直にテリーさんとか出してくれてよかったんだぞ。でもテリーさん出されたら多分私の脳がバグって死ぬ。6関係あるのかないのかわからない話になってきたのでそろそろやめます。

 

そういえばさっきちょっと「優しい夢だけでは終わらない」みたいなこと言いましたけど、ドラクエ6ってわりと誰かの人生に介入することが多い気がするんです。例えばアモールのイリヤジーナのエピソード。ジーナの見続けていた悪夢に介入したとこで結果現実が書き換わり、ジーナはイリヤと再会することができた。フォーン城では、長年囚われていたカガミ姫を助け出したことで王は恋い焦がれていた姫を伴侶として迎え入れた。下のレイドックでは、主人公の行動一つで兵士長がその立場を失ってしまう。良きにつけ悪しきにつけ、主人公の行動が誰かの人生に物凄く大きな影響を与えてる場面が多いんですよね、6って。

そうして様々な人の人生に触れていく中で、物事は必ずしもハッピーエンドにはならないってことを見せつけられるんですよね。例えば初っ端のサンマリーノのエピソード、あれ最高に後味悪い感じで終わりますからね。あとは幸せのもそう。行くだけで幸せになれる夢の国なんてどこにも存在しないという強めの現実を突きつけられますからね。無条件なハッピーエンドの否定。

そんな中で、主人公自身の人生にも大きな影響があって、結果どうなったかっていうと……。っていう感じじゃないですか。よくドラクエ5は人生みたいな扱われ方をするんですけど、必ずしもハッピーエンドにはならないままならなさという点では、6のほうがある意味では身近でリアルな人生なのかなあと思ったりします。5はフィクションみたいなどん底からのフィクションみたいなサクセスストーリーですからね。もちろんそっちのほうがドラマチックで楽しいのは間違いないですが。

人生を描いてるから時間の経過の描写も結構ぽつぽつありますよね。例えばシエーナのバザーはいつのまにか終わるし、イリヤジーナは旅の途中に立ち寄ると天に召されているし。逆にマウントスノーは50年という長きに渡って時が止まってしまっていた街だったり。さっき例に出したサンマリーノも、後々行くとあの毒エサ濡れ衣事件が地味に進展してることがわかるんですよ。普通にシナリオ追っかけてるだけだと全然気付かないんですけど、我々の見えないところで誰かの人生には相変わらず変化が起きてることを匂わせてくるんですよ。そういうある種の「当たり前さ」が私はめっちゃくちゃ好きなんですよね。ただ淡々と誰かの人生が過ぎていくような雰囲気というか、全体的にずっと無常観が付きまとってる気がするんですよ。

あと、上の世界は夢で成り立つ世界だけあって、願えば叶うようなある意味での王道な物語っぽさを備えてるじゃないですか。誰かの夢で成り立っている場所が示唆されることもありますし。

だけど一方下の世界はそうじゃない。病の息子は死ぬし、伝説の盗賊コンビも老いには叶わない。城にニセ王子を入れたら左遷される。非常にリアルなんですよ。なんていうか、誰に対しても優しくなく、また誰に対しても残酷でないっていうところがあるのがリアルっぽいよなあと思うんです。世界はただ淡々と時を進めるだけで、世界単位で誰かに肩入れするような、強い幸運の雨を降り注がせたりはしないっていうところとか。

だから主人公は完全な一つの人格にはなれず、バーバラに奇跡は起きず、ミレーユやテリーの過去は辛いまま。夢と現実は違うんですよね。夢を見る力は偉大だけど、その夢に溺れるだけじゃ現実は良くならないですもんね。ある意味では愛情あふれる突き放しを感じます。崖から我が子を落とすライオンのそれ。そういうところがあの妙な暗さに繋がるんじゃないかなと思うんですよね。

あとは6はね!!!!グラと音がめっっっっっっっっっちゃくちゃいい!!!!同じSFCの5、1&2と6ではグラも音もぜんっぜん違うんですよ、6のほうが格段に技術力上がってる。グラは見れば即わかるんですけどね、立体感があるんですよ。5まではベタ塗りだったグラに影がついて凹凸が感じられるようになった。あとね、アニメーション。私はライフコッドの自宅で寝て起きた朝、光が差し込み鳥たちが飛び立つあのアニメーションがマジで狂おしいほどに好きです。

そして音、音はすごい。DSリメイク版で音が残念になったとまで言われてた。私もそう思う。電子音なのにオケっぽい表現してるのマジで凄いと思うんですよね。6じゃねーけどSFC版3のおおぞらをとぶなんてわりとまじでPS2の8と遜色ないですからね。どういうことなの。

あと6って複数の曲で繰り返し同じモチーフを使ってたり、一つの曲をアレンジし回して使ってるのが多いんですよ。悪のモチーフデーデッデデーがめちゃくちゃ出てくるから。聞いてもわかるんですけど、作曲者であるすぎやま御大自らが語っている小学生の調べ学習向け書籍とかもあります。参考までにどうぞ。小学生の時にたまたま学校の図書室に置いてあり、泣きながら20回くらい借りた本です。今一番買いたい本でもある。

あとアレンジでいうとフォークダンス!私に不吉の前触れ扱いされてるフォークダンス!これも木漏れ日の中でのアレンジなんですよね。あとハッピーハミングもアレンジ……。あれシンセ音の使い方がすげードラクエっぽくないと思いません?人間のハミングみたいなシンセの音、まじでドラクエっぽさがない。そしてこの三曲ぼーっと聞いてたら全然別の曲に聞こえるからすごい、ほんとすごい特にハッピーハミング。あと教会の曲とグランマーズの館とかで流れる曲なんて音程違うだけであとは同じですからね。印象結構変わる。

そういえば6の戦闘曲である勇気ある戦い、エンカウントジングルなんかが特に電子音で鳴らすことだけを前提にしてるので、オケ音源で再現しようとすると何故?みたいなことになるのも、SFC版の音が至高論者を生み出した原因だと思ってます。あれはどうやってもオーケストラ音源じゃ再現できないからな……。私これと4のジプシーの旅だけはどうしても原曲厨になっちゃう……。

あ、あと塔の曲まじでおかしくないですか。迷いの塔。オーケストラで演奏することを前提としてる曲が多いドラクエの楽曲にあって、この曲はすごいバンドサウンドっぽいというか、ヘヴィなギターの音とゴリッゴリに低音効かせたベースとで演奏されたほうがしっくりくるところあるんですよ。クセが強すぎてだ〜いすきです。なんでこんな変態アレンジしたんだろう。それ言うと勇気ある戦いもベースとドラムの印象がめちゃくちゃ強いんですよね。ロックっぽい。

かと思ったらどっちゃくそオーケストラでの演奏向けなエーゲの海に船出してとか、精霊の冠とかペガサスが流れるのでもう意味わかんないですよね。オーケストラでの再現性が極端に高い曲と極端に低い曲が出てくるドラクエ6をよろしくお願いします。それにしても精霊の冠、旋律の美しいこと美しいこと。何回でも言いますけど、私はこれを聞くためだけにカルベローナに通ったし、これを聞くためだけにムウレアに行きますからね。綺麗なのに物悲しさをたたえた曲調がま〜あシナリオにあってるんですよ。エンディングの時の子守唄も、とてもじゃないがめでたしめでたしで終わらなさそうな曲で大好きです。この道我が道とか見習ってほしい。ロト特有のファンファーレとか見習ってくれ。

あとみんな大好き、敢然と立ち向かう!みんな大好きですよね!私は本家6より11で死ぬほど聞きました。諸般の事情で死ぬほど聞いた。いやほら、お前は俺の光を見ようとすると絶対これ聞かされるから……。あと6の曲の使用頻度が何かの間違いくらい高いビルダーズ2でもやっぱり採用されてた。ビルダーズ2はさすらいのテーマとかエーゲとかぬくもりの里にとか採用してるからおかしい……。曲のチョイスが絶妙すぎる……。11でも採用されてる敢然と〜とかフォークダンスはわかるけどさすらいのテーマは……。

 

 

なんかよくわからなくなってきたのでやめます。いや本音を言うとやめたくないんですけど、一生書いてたいんですけど、一生書いてたら発売日終わっちゃうのでやめます。もうすでに残り30分切ってるからな。

とりあえず私は6がめっちゃ好き、好きなんです。好きなんですけど好きを言語化できる力がない……、もどかしい……。

などと言いながらCDシアターを流しています。

情緒が死にました。以上です。