お友達と黒歴史の話

昨日はお友達のしらたまと飲んできました。

これ

男の裸体で気が狂った話 - ウサギ小屋

に出てくる私のアホに付き合ってくれるよいお友達です。来月から社会人になり、泊まり込みの研修がある彼女とはしばらく会えなくなるので、それならシャバにいる間に会おうや!と誘いました。

お互い酒も入っており、特に私は酒が入るといつもの倍くらい元気になってしまうので大変に意味不明な発言を繰り返してキャッキャするなどしてきて楽しかったです。

楽しくなりすぎて話の方向性が意味わからん方向にぶっ飛び、最終的に互いの黒歴史を抉りあって討ち死にしてぎゃーぎゃー騒ぎながら帰宅の途についたので、今日はなんとなくその話をしようと思います。そんなん記事にしてどうすんだって話なんですけど、なんか

友達っていいなあ

って思ったのでつらつら書きたいと思います。楽しいよね。

 

コメ◯珈琲でメンズダンスショーについての予備知識をつけ対策を練る、といった愚か極まりない私たちなので、まあ当然会話の内容も知能指数ゼロになりがちでして。

カラオケで明日のナージャのOPを歌ったらバックの映像を懐かしみ、そして「絵の描けるオタクならラストのドレスに着替えて舞踏会シーンをトレースしてMADを作る」とか言い出す私、それに対して「見たい……」しか言わなくなるしらたまなどのよくある構造に陥ったりしました。

この前FGOの冬祭りに行った時、フォトスポットでギルのレイヤーさんが写真撮ってくれた際もしらたまの語彙力が消失、私は興奮で普段より饒舌になるというイベントが起きました。

私たちは大体いつもこんな感じです。

 

あとはあらゆる面で全く合わないのに受け攻めだけはクソ合うというよくわからない関係性なので、大体お互いの趣味の投げつけあいとかになります。酷え時はじゅーとは?受け!!!!とか言いながらハイタッチします。受け攻めは合うので。

ちなみにしらたまは高校の頃、白髪+赤目がいいと言い、私は黒髪赤目こそ正義と言い、両者一歩も引かずの議論をしたことがあります。至極どうでもいいなと思います。思うんですけどこういうしょうもない会話が楽しいので友達っていいですよね。

ただまあ基本的には「わかるわ〜〜」しか言わねえ私たち。の中でCV櫻井孝宏は「誰にでも優しいが故に女を勘違いさせて不幸にするタイプの男」なのでマーリンよりはプーサーなどという発言にも、神田ユウという一部の世代の女が全員死ぬ単語で同意してくれ、最終的に「男性声優とのファーストコンタクトにおけるイメージ固着の危険性」みたいな話に落ち着いたりもします。仲のいいフォロワーと話す時もそうなんですけど、なんか分析方面に話が落ち着くのなんなんですかね。オタクってみんなそうなの?それとも私の周辺にそういうオタクが集まってるの?なに?

あとお互い下ネタレベルが似たようなもんなので、某猫型ロボットの歌の「みんなみんなみんな いかせてくれる」という歌詞に対し、ほぼ同時にとってもテクニシャンなんだねという最低の感想を吐き出したりもします。小学生男児ですね。

全然関係ないんですけど、小学生男児といえば、小学校六年生の時の私のクラスではま◯こが気さくな挨拶だった時期があります。某ペンギンのストップモーションアニメに某ビデオの音声を当てがったものにも似たようなやつが出てきますが、今にして思うと私の同級生たちは時代を先取りしていたんですね。ちなみに男子たちは後ほど呼び出され先生に叱られてました。当然ですわ。

 

そんな私たちの青春と切っても切り離せないもの、それは黒歴史ではないかと思います。

今でこそソシャゲ文化が根付き、誰しもがゲームをすることがある種当たり前な時代になりましたが、私の幼い頃はまだまだそんなことはありませんでした。まして女の子がゲーム大好きなどと分かると引かれがちな時代。ちょっとした手違いで幼稚園の時にドラクエをやった私などは、中学の時男子の間で9がめちゃくちゃ流行った時など結構デカめのショックを受けたものでした。なんやねん、お前ら私のこと引いた目で見たくせに!!!!今更手のひら返してくるなや!!!!やめろ布教してくんな!!!!ドラクエが面白いのは私が一番知ってるわ!!!!そもそもなんやすれ違いって!!!!一人で!!!!遊べ!!!!ゲームは!!!!一人で!!!!画面と向き合え!!!!と思ったものでした。ナスビナーラにタコ殴りにされ、以降10年放置をキメた7でさえ今少しずつ和解できているというのに、おかげで9とは今も和解できずにいます。いつか和解したい。

そういう時代を生きてきた私たちなので、オタクというアイデンティティとの程よい付き合い方を模索するあまり、珍妙な行動を取ってしまったことが結構数え切れないほどあり、それらが見事黒歴史になってしまったわけです。

例えばしらたまはあけっぴろげにしすぎてヤバい感じのことをし、私は私で周囲の無理解により大声で好きなキャラ名叫ばれたりとかしました。思い出すと胃がキリキリしますね。てかオタクって幼い頃から行動が常人とずれてたり、周囲の無配慮のあまりに拗らせたりしない?

 

そんな我らの黒歴史ですが、中にはパンチの効いたものもあります。

例えば

自分の父親と同年代の男性がはだけたシャツと下着だけを身につけたどすけべ抱き枕カバーを人に買ってきてもらったというしらたま随一のエピソードとか。ちなみにその抱き枕カバーを買ってきたのは私です。東京で買いました。あれは高校生の時でした。高校時代にもなると流石にオタクアイデンティティと自分の距離感は掴めているわけなんですが、こう、オタクとオタクが集まると一番爆発する時期でもあるので結局真っ黒なものから逃れられないという運命(さだめ)を背負わされているわけです。この頃しらたまは腐っていないのに腐ったコンテンツに興味を示していたため、よく私がお買い物代行をしていました。彼女にとっては代行を頼んでいたことがもう黒歴史らしいんですが、私は特段それがおかしいとは思ってないので安心してくれ。まあ私は知らなかったとはいえ母親にBLモノの本を買わせたことで死にたくなってるけど。

なおこの頃の私は、すでに腐って7年目とかだったのもあり、ほんのり単体すけべ程度では動じないというすけべ大明神モードに突入しており無敵でした。18歳未満が18禁を買うことは禁じられているが生産することは禁じられていない!とか言ってました。アホですね。

そういえばタダノドウテイというクソふざけた裏名義を何故か知ってしまったり、童貞の意味を知らないしらたまにこれをここにこう!(右手の指で作った輪に左手の人差し指を突き刺すゼスチャー)したことがないことよ!と説明してしまったのが懐かしいです。ちなみに学校の体育館の隅での出来事です。死にてえ。

ちなみにしらたまと私は小学校から高校までずっと同じ学校に通っていたので付き合いめちゃくちゃ長いです。なので昨晩も、高校の頃、腐らせようとまずはマイルドにセイントビーストから……としらたまに与えてみた思い出などが蘇り、二人して悶えて死にました。

まあセイントビーストは私のほうがヤバい思い出多いんですけどね、ええ、あの……、うん……。小学生の時に出会ったんだけど……、はは……、私は麒麟鳳凰の組み合わせが好きすぎて公式のお膳立てを無視しマイナー方向に走り出す悪癖を身につけたよね……。まあこれに限らず大体いつもお膳立て無視して暴走してるけど……。

なお、セイントビーストは四大私のCV櫻井孝宏感を植え付けてきた作品なのでよろしくお願いします。玄武のあの人ですね。残りの三人は渋谷有利、島村ジョー、クラウド・ストライフです。列挙してて死にたくなりました。おかげで近年の裏切りそうな櫻井というイメージが今も吸着できません。あとお誕生日に重たいブログ記事を書いた某声優と初めて出会った作品もこれです。もう助けてくれ。

 

もう文章の端々から私と彼女がどれだけおかしい青春を送ったのか見えてくると思いますが、まあ実際とってもおかしかったのです。

ちなみに私は小学校の頃からずっとオタクで、周囲から変な扱われ方をされて拗らせたり、脱痛いオタクを試みたら三次元のオタクになってしまったり、今こんなに丸くなっているのが不思議なくらい尖り切ったオタクでした。お前今もそんなにマイルドじゃないだろ、というツッコミはいりません。状態異常じゃないのでツッコミでは治せないんだ。息をするようにドラクエの話するのやめな?

まあそういうわけなので友達死ぬほど少ないし、できても変な人ばっかりで縁切ることが多く、ここまでちゃんと関係性が築けてる友達というものが相当珍しいわけです。ありがたいことだなあ。ネットに染まって以降はようやくほぼ友達だなこれっていうフォロワーができて交友関係広がったりもしましたが。

 

とりとめのない文章になりましたが、皆さんも黒歴史を肴に酒を飲むのも楽しいかもしれませんよ、とそれっぽいこと書いて締めくくろうと思います。

以上です。